2014年7月3日木曜日

「クロマチックハーモニカ」ってなに? 名演奏をどうぞ!

竹内海人君という大阪出身、今17歳の天才の演奏。これは2年前の2012年当時15歳、第32回FIHジャパンハーモニカコンテストジャズ、­ポップス部門で優勝した時に演奏した曲。(コンテスト時の演奏ではない)。たぶん「世界一」目前だろう。



(ネットの大阪日日新聞の記事から転載)

エル・クンバンチェロ。4分32秒。

もう1曲。クロマチックハーモニカによる熊蜂の飛行のデュエットです。4分13秒。

ハーモニカで普通よく知られているのは、穴が上下に2つづつ並んでいる。僕が小・中学生の頃はこれしかないと思っていた。曲を吹いていくと、その曲にならないことがよくあった。つまり半音が出ないからだ。つまり、♯や♭が付いた曲だとこのハーモニカでは吹けない。そこで出て来たのが「クロマチックハーモニカ」。楽器の右の方に付いているレバーを押すと半音高い音がでる。

当然僕が生まれるころにはもうクロマチックハーモニカは存在していた。高校生の頃だったか、大学生の頃だったか忘れたが、日本製のこれを1本買った。5,000円くらいだったと思う。練習方法も分からず、そのうち物入れの片隅に忘れ去られ、今やそれがどこにあるかもわからない。もう50年も前のものだから、出て来たとしても錆で使えないだろう。

いま練習しているのは、もちろん新しく買ったもので、ドイツの有名メーカー製。この分野では一流のもので、3万円くらいのもの。もっとも、品質管理は結構いい加減らしい。当たりはずれがある(そうだ)。メーカーの言い訳は、「マイスターが一つ一つ手作りで作っているんでね」という事らしい。

この言い方、良し悪しどちらとも取れるが、「言い訳」だからこの場合は、悪い方。「ハンドメイドなんだから、ちょっとくらいの手元の狂いなんかはあるよ。品質のばらつきは我慢してね」という事。こんなのは多分日本では許されない。日本のメーカー、頑張れ!

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