2014年7月30日水曜日

いよいよ語学学校の初日

7月28日(月)
 
クラスメートは4人。60歳くらいのカナダ人男性、30歳くらいのブラジル人男性、30歳くらいのイギリス人女性、と66歳の僕。

スペイン語の語学学校のクラスは6段階に分かれている。下から、A1 A2 B1 B2 C1 C2 になっていてA1はちょっとかじった事のある人、最上級のC2は映画や本の翻訳を難なくこなせる人、と言う設定(だったかな?)。僕は今回はB1に入れてもらった。

ところがこのクラス、相当難しい。このクラスを終えると、確か「日常生活では自由にお話が出来る」と言うレベルだったかと思うが、とんでもない。クラスメート3人はそこそこ先生と会話しているのだが、僕ひとり取り残されている。

日本ではカルチャースクールでスペイン人先生の「中級クラス」で楽しんでいるが、とてもそんなレベルではない。話すスピードは2倍、話す量は4倍も5倍も。機関銃のように単語と文章が流れていき、ため息の連続。それでも、文法上の知識は他のクラスメート以上に持っている。文法の説明の時だけは、知っている内容だから先生の説明を先回りして考えているのでついて行ける。

授業内容:
現在完了の形と使い方
単語のアクセントのある位置の規則性
ファミリーに言い方: 親とか孫とか娘婿とか

授業の休憩時間にみんなで言ったカフェでカフェコンレチェ
(ミルクコーヒー)と頼んだら、お願いしていないのにこんな
綺麗なのが出て来た。


90分 x 2 のレッスンが終わって、先生が僕にそっと言ってくれた。「クラスのグレードを一つ落とす? いつでも好きな時に帰ってきたいなら出来ますよ」。僕が余りにもわからなさそうにしているので見かねて言ってくれたのだ。有難く「そうします」と答えて、2日目からは1階級やさしいA2クラスに変更することにした。

続く45分は会話集中のレッスン。こちらの生徒は、僕と上に書いたイギリス人の女性と計2人。人数が少ないので45分から30分に短縮された。何とかこなして初日は終了。

夕方には、語学学校によくある「Actividades」(放課後課外学習)。新入生歓迎の「一杯飲み」を含む市内案内。先生2人が9人の生徒をガイドしてくれる。歴史・宗教に極めて疎い僕には説明はさっぱりわからない。

  歴史知識のバックグラウンドがない
  歴史・宗教を語る上での必要な専門用語を知らない、関心がない
  世紀や年代を聞いてもすぐに数字になって頭に浮かんでこない
  加えて、一般的な話の進行上の語彙不足

ナイナイ尽くしでは話にならない。話をうわの空で写真を撮っていたら、皆を見失ってしまった。このツアーの最後に「新入生歓迎の乾杯とタパス試食」が付いていたのに、一番おいしいところを外してしまった。残念。

寂しくひとり、バールに入って個食。観光中心地のバールに入って、ちょっと「やけくそ気味」になって、ビール3杯(250cc x 3)とタパス3個平らげたら20ユーロ(2,800円)も取られた。ビール1杯が2ユーロ(280円)は高いし、タコが6.5ユーロ(900円)がだったのが高かった。




2 件のコメント:

  1. おおー一気にアップですね! きれいな写真付きで嬉しいです!ステイ先も街も学校も当たり前ですが所変われば違いますね。小規模な学校なんでしょうか?
     まだ始まったばかりでわかりませんが、一つだけ!ビールが高い!!セビージャでは1E出せば飲めたのに!!ユーロもまだまだ高いし、食生活は厳しいですね。

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    1. Iria Flaviaと言う学校です。検索すると出てきます。スペイン語サイトですが。ここサンティアゴにしかなく、「家庭的な雰囲気の学校」と言う売り(らしい)です。小さい学校ですね。CLICほど大きくはありません。
      ぼちぼちと安いところを探すつもりです。
      ブログにも書きましたように、1.3ユーロおつまみ付き、WiFi付きが今ベストです。
      学校近くのカフェ・コン・レッチェが1.3ユーロです。

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