2014年8月5日火曜日

物乞い


8月3日(日) 学校は休み。歩行数8,400歩。

きのうは歩き過ぎたので、今日は休息のはずだったが8,400歩も歩いてしまった。

ところで、セビージャやカディスやバルセロナと同じで、店や教会の出入り口の前には物乞いが結構いる。前にお金を入れる容器を置いて、ただじっと座っている。「私には家族がいます」とか「生きていくために私を助けてください」とか書いた札を置いている人もいる。若い人もお年寄りも男も女も。中には携帯電話を持っていて堂々と触りながら座っている人もいる。

日本と同じように、携帯が無くては職も探せないんだろうか。

今日初めて、「めぐんで頂戴」という声を掛けられた。結構きちんとした服装で、初めはスペイン語で、こちらが難しそうなをすると英語で「エジプト人です。妻子がいて食べ物がありません。助けてくれませんか?」とパスポートを見せてまで迫ってきた。もちろん即座に「No」と言って、僕は彼に背を向けて歩き去った。

今では日本ではほとんど見ない光景だが、日本にホームレスや職のない人が沢山いるわけで、現実は似たようなものだ。

「似たようなもの」という事をついでにもう一つ。スペインは日本と同様で高齢者化が進んでいて、年金の支払い財源に苦しんでいる。平均寿命は日本が世界トップクラスを維持しているが、スペインもかなり上位で日本と1歳も違わないかもしれない。と言う事を聞いたことがある。

街中には上にか書いた他の街と違って、パトカーや警官を見かける事が少ない。それだけ安全だという事なのだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿