2014年8月8日金曜日

ポルトガルからの巡礼者


8月7日(木) 第2週目 受講9日目 

夕方、家の周りを散歩していたら何か大きな掛け声と歌声がする。何かしら、と思って声のする方に行ってみると、若い巡礼者らしい。15人ほどが一団となっている。



近くの公園に着くと先着陣と思われる大勢が拍手で迎えた。



今日のスペイン語のクラスでは巡礼者の事がテーマの一つだったので、若者の一人に声を掛けてみた。もちろん、一言話しかけたら2倍も3倍も帰ってくるので、ちょっとした「勇気」も必要だ。頭の中で言う事を作文してから声に出す、と言う外国語の超初心者のやり方から抜け出せない。

「ちょっと話をさせて欲しいんですが」「巡礼者ですか」「どこから来たのですか?」
反応がどうも思わしくない。「スペイン人ですか」という問いで、ついにわかった。僕のスペイン語が分かっていなかったのだ。ポルトガル人の一団だった。

ボーイスカウト、ガールスカウトの一団、
18歳から22歳で、引率者を含め計163人
ポルトガルの ESCUTEIROS と言うところから来た
123kmを5日間かけて歩いてきた
達成感一杯


という情報を、筆談もしながら何とか引き出せた。これから最終地点のカテドラルに全員で一緒に向かうという。数人に聞くと、歩いてくるのは初めて、と言っていた。

中に英語を若干話せる子もいて、来年には日本でボーイスカウト・ガールスカウトの世界大会(ジャンボリーと言っていた)があって、この中からも誰かが行くだろう、という事だった。日本はとてもいい国だからぜひ楽しみにね、と言って別れた。

オブリガード(ポルトガル語)・ありがとう・グラシアス(スペイン語)、チャウ(ポルトガル語)・さよなら・アディオス(スペイン語)、を繰り返し交わし、小さな国際交流を終えた。

帰りに家の前にある果物屋さんに入った。ばら売りで、サクランボが10個とイチゴを5個買った。0.70ユーロ(100円)。今日の僕の夕食後のフルーツだ。



さて今日はどこで夕食を食べようか。家の窓の下に「BARRACHINO」という店があるのが見える。「――CHINO」とあるから中国系の店なのかな? ----- 入ってみたけど、中国とは全然関係なかった。サンドイッチやボカディージョの店だった。


日本ではハムサンドとか野菜サンドとかいうが、
これも同じように○○○入りボカディージョという。
3.5ユーロ(490円)。食べきれないほど大きくて残した。 


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今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容:
宿題の「スペイン語で誰かに葉書を書きなさい」の各自の発表と講評
関接目的代名詞、直接目的代名詞。

会話授業 (12:45から13:30の30分)の内容:
巡礼者が着たり持って行くものの名前を考えてみる。

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