2014年8月23日土曜日

セニョールのいたずら broma

8月22日(金) 第4週目 受講19日目

いよいよ今日で勉強の5週間の内の4週間が終わった。

家では昼食、こちらではcomida と言い一日のうちで一番大事な食事。早速セニョールのからかい broma から始まった。「ヒロシ、毎日料理日記付けてるんだろな、今日の日付はちゃんと8月28日と間違えずに書いたろうな?」などと。

オードブル: チーズとソーセージ



サラダとスープに代わって: 海の幸の赤唐辛子の包み煮 pimientos de piquillo de rellenos de mariscos
ここガリシアではなく、ナバナ(ナバラ?google地図を見たがそんなのはなかった)地方の料理と言う。中身は海老とチーズと??? 今日はサラダが無しでこれがメインかなと思った。でもこれを取り分ける皿の下にもう一つ大きい皿があったのでそうでもなさそうだ。

それぞれの取り皿は別にある。この写真の上方に写っている
のがそれ。

メイン: ローマ風メルルーサ(タラの一種)merlusa a la romana
メルルーサに何をしたらローマ風と言うのか? 卵を表面につけ小麦粉をまぶしオリーブ油で揚げる事のようだ。これにレモンをかけて食べた。メルルーサの程よい塩加減とレモンの風味がとても良い。



ジャガイモとパドロン産唐辛子が添えてある。唐辛子を口に放り込むと最初の一つが当たりだった。珍しく辛かった。辛さは大したものではない。「ちょっと辛いのに当ったよ」とセニョールに言うと、「その時はまずパンをひとかけら口に入れ、それから水を飲むんだよ」という。僕がそうするのを見てそして一呼吸置いてから「そうすれば辛さがずっと増すんだよ」などと言う。セニョーラがあわてて僕に「また冗談 broma を、あなたは」などとフォローする。

デザート: オレンジにシナモンふりかけて松の実を乗せてある。もう一つがトリュフtrufaチョコレート。僕がトリュフのスペイン語を知らないのをいいことに、セニョールがまたからかう。「これは『giji』かな『fifu』と言うんだったかな?ほら先がとんがってて山形になってるだろ?」  「それはFuji山だろう」と僕。 固有名詞や知らない単語が出て来ると僕の頭の中は大混乱してるのに、セニョールはお構いなしだ。


夜9時、昼食を食べてから6時間ほどたったのでお腹が空いて夕食を取りに外へ出た。遠く(と言っても10分ほどだが)へ行くのも面倒なので3分ほどのところにあるバールへ入った。前にも入ったことのあるバールで、さかなのスープがおいしかった。

今回は別のを注文した。食べている途中に何がきっかけか忘れたが、僕と同じくらいの歳の夫婦連れの男性が話しかけてきた。例によって、「どこから来た?」だの、「どれくらいいる?」だの、「俺は日本に行ったことがある」なんて話をした。

住んでいる場所の話になって、
「ぼく、ここのすぐ近く」――『俺も』
「あそこの信号を渡ったところにあるアパート」――『ビルの番号は?』
「○○のB」――『エエ~?一緒のビルだ。俺は1階
「ワオ! 偶然!!」――『それじゃ君は3階だろう』
「そう!そう!」――『セニョーラ□□の家にいるんだろう』

サンティアゴ・デ・コンポステーラは小さいなぁ、とお互い驚きながらさよならした。

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今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容:
すごろく juego de la oca。止まったところに書いてある課題をクリアしなければならない。たとえば、「スペインにあって日本にはないものは?例を挙げて説明しなさい」とか「simpático(感じの良い)の反対語は?」など。

会話授業 (12:45から13:30の45分)の内容: 2人だけの授業だが45分やっている。
午前中の続き。
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