2016年7月4日月曜日

サン・セバスティアンを離れてビルバオへ

7/2(土)サン・セバスティアンを離れてビルバオへ
 
いかにもサン・セバスティアンらしい小雨の降る中の出発だ。セニョーラにタクシーを2台呼んでもらった。一台はアメリカ人ファミリー用で市中心のアパートを借りたらしくそこへ、そしてもう一台は僕用でバスターミナルへ。
 
バスターミナルはバカンスに加えて土曜日だから移動客でいっぱい。ビルバオ行きも一台では足りずもう一台増発。1時間15分で到着。往路ビルバオ空港からサン・セバスティアンに来た時には17.10ユーロ(2,140円)だったのに距離的には数キロ長いサン・セバスティアン→ビルバオ市内は12ユーロ(1,500円)と安かった。
 
ホテルで一悶着。
 
バスターミナルからホテル Moon Hostel Bio へは地下鉄1駅でホテルは駅からも近く位置的には問題はなかったのだが、問題はそれから。ホテルには2時半に着いたのだが、受付嬢は10:30-13:00、16:30-22:00しかいないと書いてある。2時間も待たねばチェックインできないのだ。
 
受付嬢は10分遅れてカウンターのシャッターをガラガラと開け、やおら受付開始。カード鍵をもらい部屋に入るとなんとこのありさま。



 
 
早速受付嬢にクレーム。「AGODAで予約した時の写真はこんなのではなかった。きちんとした大きなベッドで、ドーミトリーの部屋じゃなかった」「いや、あなたの予約は・・・・・でこの部屋です」「大きなベッドの部屋があるはずだ」「そちらはほかの人でもう埋っています」「それなら値引きしろ」「・・・・・」で結局交渉力不足(語学力不足!!)で泣き寝入り。ただ向こうの言い分も「その通り」と思うところもあり、パソコンでの予約時の僕の確認不足もあったのかもしれない。
 
この2段ベッド2台の部屋を僕一人で使用。若干ギシギシともいうし、下で寝るときちんとベッドの上で起き上がれないし、かといって上で寝て落ちるのも怖いし。
 
シーツは自分でセット。バスタオルはあるがハンドタオル・フェイスタオルはなし。バスソープ以外一切のアメニティなし。いくら一泊US$56.30の安宿と言っても、こんなにひどいのは今までで初めて。US$56と言えばスペインにしては結構高いと思うんだけど。シャワーコーナーのタイルに前泊者の髪の毛がたくさん付着、物置棚は埃だらけ。
 
夕方、世界遺産のビスカヤ橋を見学に出かけた。地下鉄で10駅ほど、20分ほどで到着。駅から坂道を10分ほど下るのだが、途中に相当の急坂があり、そこに動く歩道が設置されている。「下り」はなく「登り」だけ。年配の観光客にはちょっときついので設置したのだろう。

 
坂を見上げたらこんな感じ

 
降りていくと川岸に着きそこにテレビで見た橋があった。川にはレガッタの練習をするチームがいくつか。コーチが川岸から大声で指示をしている。
 
早速、ロープでぶら下がった「橋」に乗ってみる。
人          0.40€(50円)
自転車      0.70€(90円)     
オートバイ    0.80€(100円)
乗用車      1.55€(190円)
大型乗用車   2.60€(330円)
と、安い。
 
向こう岸にわたって、おなかもすいたのでBarで一服。ちょうど夜の8時。太陽はまだ高く、沈みかけていると言うほどでもなく非常に明るい。

 
 
さて、帰りはゆっくりとエレベーターに乗って上に上がって眺めを楽しみながら橋をゆっくり歩いて渡ろう、ともってよく見ると、エレベーターが動いていない。先ほどまでいた人もだれ一人いない。あれれ?? みやげもの屋さんの閉店の戸閉まりをしている店員さんに聞くと、上を歩くのは8時まで、とのこと。そんなの、わかりやすい所に大きく書いてくれていたら良いのに!

高く見上げるだけに終わったエレベーターとそれに続く遊歩道
 
仕方なく「ロープウェイ」に乗って元の向こう岸に。そして、「動く坂歩道」に乗って地下鉄駅に向かった。
 
夜、ホテル食堂では、ユーロサッカーのドイツ・イタリア戦をやっていてみんな見ながら缶ビールを飲んでいるので僕も参加。ドイツが「PK戦9人」の激戦の末勝利。食堂にはイタリア人は居ず、ドイツ人そのほか。大いに盛り上がって散会。部屋での飲食禁止、と書いてあってまるでユースホステル。食堂でのビールはOK?と聞いたら「ダメ、隣にBarがあるからそこで飲みなさい」と昼間聞いたんだけど、夜何のクレームもなし。
 
今度からパソコンで予約するときは、もう少しきちんと調べて、ウェブページをコピーして置こう、と思ったものだ。
 
≪この項(7/2の項)、ここまでシャルル・ド・ゴール空港での4時間余の待ち時間に書いていて、パソコンのバッテリーも充電しておいたほうが良いかな、電源のある所に移動しようかな、とふと見ると待合所のベンチの横に皆電源が備わっている。Wifiも往路この空港で接続していてその記録が残っているのですぐ接続できた。これって、日本よりだいぶ進んでいるのではないかな?≫

 
シャルル・ド・ゴール空港待合室のコンセント
 

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