2016年7月17日日曜日

ピンチョ・ポテ Pintxo-Pote

ピンチョ・ポテと言うのは割と最近にはやりだした事らしい。ピンチョ1皿と飲み物1杯がセットになっていて、料金は2ユーロ(250円)がほとんどだったと記憶している。
料理見本の現物があったり、このような写真があったりしたら
旅行客にはおお助かりなんだが。

現実はこのように字ばかりのメニュー。
とにかく分かりにくい。

3年前にここサン・セバスティアンからイギリスに留学して久しぶりに故郷に帰ってきた若い学生が、「ピンチョ・ポテ Pintxo-pote なんてのがおお流行りしていて驚いた。こんなのはちょっと前はなかったよ」などと言っていた。スペイン語学校Lacunzaの課外学習Actividadesの担当者に聞くと、それを裏付けるように「3、4年前からだんだん流行り出したようだ」と言っていた。

ピンチョ・ポテの一例

これだけ現物のピンチョがカウンターに並んでいると選ぶの
も楽しい。

日・地域・店ごと・時間とかを決めてこの「お得セール」を実施している。通常、ピンチョは一皿(1個)1.50~2.50ユーロ(190~210円)、ワインとか生ビールは1杯1.20~2.00ユーロ(150~250円)程度だからお得だ。もちろんもっと値段の張るピンチョはいくらでもある。

このピンチョ・ポテという「お得セット」は選べるピンチョの種類は限られるし、ビールなどは「生ビールはダメで、200mlの瓶ビールだけ」とか「生ビールはOKでも量は普通より少なめ」とか、色々制限のようなものもあり、店によりいろいろ。



まるまる1ヶ月もここにいたのに、ピンチョの事やら飲み物の事をきちんと覚えてない。ピンチョ・ポテの注文経験はたぶん10回未満。「ピンチョ研究」にここの来たのではないから、それも当然と言えば当然。滞在2、3日の特急旅行者なら、「ピンチョ・ポテ」経験は難しいかも。

「ピンチョ・ポテ」にこだわらず、色んな店の色んなピンチョに挑戦するのも楽しい。値段も色々。5ユーロ位するのもある。流行っている店のピンチョを見ると、見た目が楽しく、美しく、若干派手めのものが多いような気がする。もちろん味もそこそこ。



皿をもらて好きなピンチョをとっている客

ピンチョ: 多くはフランスパン(じゃなくって“スペインパン”なんだろうけど)を、厚さ15mm程の斜め輪切りにした物の上に色んなものを乗っけて、食べやすいように上から串を刺したもの。この串=爪楊枝の事をピンチョと言う。ここから食べ物自体をピンチョと言うようになった。パンに乗っけていないのもたくさんある。「ピンチョ」は単数形、「ピンチョス」は複数形。

Pintxo: バスク語でピンチョのこと。Pintxosは複数形。スペイン語=カスティジャーノではPincho(複数形はPinchos)。

インターネットで≪ピンチョ ピンチョス Pintxo Pintxos Pincho Pinchos≫のどれかで画像検索すると、おいしそうなのがいっぱい出てくるのでご覧ください。




クラッカーに乗ったピンチョ


ポテ: 飲み物1杯のこと。

Pote: 飲み物1杯のことだが、動詞でpotearと言うのがある。口語で「酒を一杯引っかける」と言う意味。
向こうの店は日本のように食品サンプルはないから、ピンチョのリストを見ても何か分からない。「ピーマン」「豚肉」「鶏肉」「チーズ」などと書いてあって、たとえそれが分かったとしても調理の仕方とか、味付け・盛り付け・組み合わせなどが「現地風」なので、実際のところ何が出てくるかわからない事がほとんど。その点、バルのカウンターにピンチョがいっぱいあって取り放題と言うのは旅行者には分かりやすく嬉しい。


安心してください、日本人の皆さん。スペインのバルやレストランで文字ばかりのメニューを見て、「はてさて、これは何?」とまごまごしているのは日本人ばかりではありません。スペイン語の分からないフランス人もイギリス人もアメリカ人も中国人も首をかしげています。


とある店の
金曜日だけのスペシャル ピンチョ・ポテ
 ワインボトル1本
 ピンチョ5皿
でたったの7ユーロ(880円)
ただ、最下段に「おひとり様だけの個人客は
2ユーロアップ」と書いてあるような気もする。
この写真では読み取れない。

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