2017年2月11日土曜日

行きつけのバルBarを作る

2017年2月10日(金)記
  
ここスペインではどんな店に行っても、例えばバルでもスーパーでも文房具屋さんでも百貨店でも、店に入って店員と目があったら直ぐに必ず挨拶する。
 
初めてのところでも同じだ。「ちょっと見るだけですよ」「ちょっとコーヒーを飲みに来たんですよ」「欲しいものがあるんです」の意を込めて、そして「不審者じゃないですよ」いう訴えもある気がする。眼をそらすなんてのはもってのほかだ。
 
最低限のやり取りはーーー入ったとき: Hola! そして昼ならBuenas tardesまたは単にBuenas(こんにちは)が加わる。そして出るとき: (Gracias) Hasta luego. Adiós. という。
 
去るときにHasta luegoというのは「また今度」という意味だが、つぎに来る予定が全くなくっても双方がそう言う。「勘定を済ませましたよ」とか「何も買いませんでしたが見せていただいてありがとう」とか果ては「何も悪いことをせずに店を出ますよ」と言うような意味あいもあるだろう。
 
この挨拶になれて、日本のコンビニなどでのやり取りを考えてみると、何も声をかけない日本方式がちょっと味気ないような気がしないでもない。日本の場合は「いらっしゃいませ」だけはあるのだが。
 
さて、学校では09:00から13:00までの間に2度の休憩がある。ひとつは10分、もう一つは30分。30分の休憩では先生も生徒も何か飲み物と軽いものを食べる。
 

なじみの店
授業の合間にはビールは飲まないので、これは別の店・別の時





 



下のベーコンを小さく切って電子レンジでチン。カリカリ。

 
Tocino de Soria ソリア(地名)のベーコン

大きなキノコを皿にして小さなキノコやベーコンが乗っている

上の写真のを割ったらこの通り

 
 
僕もこの30分の間にバルへ行くが、ほぼ毎日同じ店に通うことにしている。最初の3回は上記の決まり切った挨拶だけだったが、4回目で店の若い店員がニコッと笑顔を返してくれ、5回目で別の年配の店員(マスター?)が挨拶に加えて¿Qué tal?(調子はどうだい)(これも単なる挨拶で本当に調子を聞いているわけではない)と言ってくれた。
 
そして次は何かさらに一言(残念ながら聞き取れなかった)が加わり、なんと今日はさらに一言どころか3“言”も4“言”も加わった。(これも完ぺきに聞き取れなかった)、が「なじみ」になったという証拠だろう。
 
ここでは毎日違うピンチョ(またはタパとも言う)を食べている。飲み物と食べ物一皿とパンが付いて(なぜかパンが付かないこともある)2ユーロ(250円)だ。その写真が上のもの。ほかの店のもあるあるし値段も若干高かったり安かったりもある。
 

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