2017年2月4日土曜日

サラマンカの1週間が終わった

2017年2月3日(金)記

ここサラマンカに到着したのが先週の木曜日、そして学校が始まったのが月曜日で学校の1週間も月~金で第一週目が終わった。

街の感じはなんとなくわかってきたが、勉強のほうも「まあまあ」だ。

いろんな情報を、上手にまとめて構成しなおしてブログにアップするとなると、なかなか時間もかかり大変なので、気づいたことを出来るだけその時に書くようにすることにした。

というわけで、昼食での今日のセニョーラの話題を2つ。

スポーツの話題でイタリア人3人が「スポーツの人気一番はイタリアでは(僕たちの中では?)バスケットボーでしょ」という。サッカーかなと当然思っていたんだが。そして話がオートバイレースに移った。

イタリアには「ドゥカティ」ともう一銘柄を言っていたが聞き取れず、あとは日本の「ヤマハ」「ホンダ」「スズキ」「カワサキ」だけ。「BMW」「ハーレー」も名前は聞き取れなかった。

とにかくこのセニョーラ、バイクレース好きで3月から始まるシーズンにはテレビにくぎ付け。ヨーロッパ、アブダビ、シンガポール、日本とレースの放送があったら夜中でも起きて見るという。賭けもあるのかな?

そして、セニョーラが受け入れた下宿生の数。こちらが驚く。この10年間で2,000人を下らない、といった。さもありなん。最大受け入れ能力10人くらいだから、入れ代わり立ち代わり来たら1年に200人くらいにはなるだろう。

日本の男の子と女の子の受け入れはしたことがあるがシニアは初めて、という事だった。

学校の課外行事予定表を初日にもらっている。カレンダー式になっていて、こちらでは珍しく左端が日曜日になっている。


今週の予定は1月31日(火)の市内徒歩無料観光案内と明日2月4日(土)のセゴビア Segovia  遠足だ。もちろんセゴビア行きは申し込んである。41ユーロ(5,100円)。近くへの遠足にしては高い。セゴビアまでの往復バス代は20ユーロくらいと思うんだけど。
 
セゴビアといえばローマ時代の水道橋。テレビの旅番組でよく放映されている。今日サラマンは朝雨で気温9度、セゴビアはもっと寒いので暖かくしていくようにと何度も注意があった。
 
以下はスペイン語を勉強中の方専用のお話です・・・・・・・・・・・・・
 
勉強といえば、僕のB1クラスの1か月の予定が決まっているようで、今週は現在完了、点過去の復習、来週は線過去、未来、過去未来の復習と新規学習。2月の最終週には接続法まで進むという。
 
みんな接続法と聞いて一瞬「わぁ」という感じだったが、先生は「接続法は簡単です。何も心配いりません」と宣言。
 
同じクラスの5人のアメリカ人、大学ではスペイン語を専攻している学生ばかり。勉強歴8年、5年、2年、7年、10年と僕の7年と比べて大差ない。自己紹介の時に「2年」 といった学生の時には「わお!」と歓声が上がっていた。「2年でそこまで上達したの?」という意味だ。
 
みんなの学習歴にしては、僕を含めて今日の点過去の不規則動詞の変化に結構四苦八苦している。
 
当然、規則動詞の
  canté cantaste cantó cantamos cantasteis cantaron
なんてのはすぐ出てくるが、例えば不規則動詞の
  huí huiste huyó huimos huisteis huyeron 
などというのはすぐには出てこない。そんなに使う動詞ではないし、変化も難しい。
 
蛇足ながら、一瞬にして答えられる生徒は僕たち6人の中には一人もいない。
 
「すぐに口から出てくる」というのは、 ell とか vosotros とランダムに言われて変化形が一瞬に、少なくとも1秒以内に出てくるかだ。そうでないととても会話で使えない。「ゆっくり、だんだんと覚えていきなさい。」と先生は言うが気が遠くなるほど先が長い。
 
今日やった点過去不規則変化の動詞の例の一部を列記しておく。これを、yo  nosotros  ellos などとやられるわけだ。ただ、先生は常に優しい。一瞬詰まっても、出てこなっくても、間違っても、最後には perfecto! の一言で助けてくれる。
 
参考までに、今日変化形を勉強した不規則動詞の一部を下に列記しておく。
 
traer
dormir
jugar
mentir
leer
conducir
pedir
saber
seguir
decir
caerse
despedir
andar
ir
creer
construir
sentir
traducir
destruir
competir
vestirse
elegir
ver
freir
divertirse
poner
fregar
dar
hacer
morir
ponerse
haber
estar
 
スペイン語を勉強している皆さん、B1の僕たちはまだこんなところでうろうろしています。
 
先生がそんな僕たちを見て、こんな表現を教えてくれました。
 
Tengo cacao (chocolate) en cabeza.
 
頭の中が混乱していてぐちゃぐちゃだ、という意味らしい。簡単な単語ばかりだが、こんな意味になる。電子辞書を探してみると確かに Tengo un cacao en la cabeza. で同じ訳が書いてあった。
 

1 件のコメント:

  1. A mi también tengo cacao en la cabeza! いやー本当に動詞の変化には苦労させられます。不規則もうーーーんと不規則だと案外覚えられるんですが、中途半端に不規則だとねえ。点過去,先過去、未来、命令、接続法に過去未来に・・・本当に覚えられません。覚えたそばから忘れるし、スパニッシモの先生と会話していても、ほんとーーーに簡単な単語も咄嗟に出てこなくていやになります。
     絶対に否が応でも喋らざるを得ない環境に身を置いたほうがいいですね。 これから、書いてある動詞を復習します。 学校情報詳しくありがとうございます。ご健闘を祈ります。続編を待っています。  それにしても楽しいセニョーラですね。

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