2017年2月14日火曜日

バレンタインデー San Valentín

2017年2月14日(火)記

当地、こちらは本場。課外行事予定表に Premio de San Valentín と書いてあったのだが「セント・バレンタイン」と気が付くのに結構時間がかかった。

今日がその日。いつも10時20分になるとその日最初の10分間の休憩に入るのだが、この日は先生が「さて、みんな Chicos 下の部屋に集合!」。何事かといぶかりながら行った。

大きな部屋には僕たちのクラスだけでなく学校の生徒全員と先生・職員が全員集まっている。そして黒板にはハートのマークがいっぱい。そして机の上にはチョコレートとチューロスがおかれて居た。




「二人の人が当たりました!」と男性と女性各1人づつの名前を呼び何やらプレゼント。そしてここでさらにわかった。最初に書いた Premio とはこの事だったのだ。商品の事だったのだ。残念ながら男性は僕ではなく、午後の会話クラスで一緒のイタリア人クラスメートだった。



拍手喝さいの “授与式” のあと全員にチョコレートとチューロスが配られ、楽しんだ。

 
学校のFacebookより転載
学校のFacebookより転載

右のチューロスを左のドロッとしたチョコレートに浸して食べる。

 
学校のFacebookより転載

 


そういえば今日朝一番に「先生が今日はみんな朝ご飯を一杯食べてきましたか?」と、いつもにない話題を出してきた。あれ?おかしいな、とちょっと思ったのだが、この事があるからだったのだ。

午後の会話クラスで賞品が当たった彼に「おめでとう」と声をかけたら、「これが賞品だった、一つどうぞ」と板チョコをくれた。賞品はチョコレートとスペイン語の詩集だった。

チョコレートの下は詩集ではなくて授業に使う問題集。


ここスペインでももちろんバレンタインデーには贈り物をするそうだが、多くは男性から女性へ、花束であったりチョコレートだったり・・・・(多くは知らない)。そういえば通りを花束を持った男性を何人か通るのを見た。チョコレートはここスペインは本場。スペインを通じてヨーロッパ全土へそして世界へ広まったのだから。もっとも、チョコレートはバレンタインデーに限らず冬の定番売り筋商品という事だ。

2 件のコメント:

  1. 楽しそうですね!!ここ数週間の日本のバレンタイン商戦は異常でしたよ。菓子屋の陰謀に踊らされまいと思いつつ毎年買ってしまいます。 セビージャにいた時、バレンタインデーに先生のご主人から授業中に花束が届いたのには驚きました。 日本では、授業中に届くのは子供の忘れ物位なものですが。

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    1. 僕の世代は狂ったようなバレンタインデーなどはなかったので助かりました。

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