2018年4月24日火曜日

太陽の塔、内部観覧

48年前の1970年、大阪。日本で初めての「日本万国博覧会」が開催された。その時の目玉の一つ、岡本太郎作「太陽の塔」。
 
内部リニューアル公開が先月、3月から始まった。その圧倒的な人気のため、入場予約が取れ無かったが、入場時間枠が増えて、その枠の申し込みがネット上で4月9日朝10時にスタートした。
 
僕も時計を見ながら10時の時報と同時に申し込み。しかし、申し込みが殺到しているのか、つながらない。それでも1時間、何度もトライしてやっとつながり、申し込み成功。
 
そして予約できたのが今日24日11時からの枠。

モノレール「万博記念公園」駅を出たところ

駅から庭園に向かって橋を渡る



 
 
内部の写真撮影は禁止のため、ここには無い。

上にあげた写真はすべて太陽の塔に入場しなくても(いつでも好きな時に、休園日以外は)250円(大人)の入園料を払えばここまで近づいて写真を撮れる。

美術館、博物館などで日本の場合「写真撮影禁止」が多い。肖像権や著作権などの問題なのだろうか。館内が混雑しすぎて写真撮影が迷惑行為になるからなのだろうか。

混雑が原因なら「太陽の塔」の場合、当たらない。入場者数が制限されており、混雑は全くない。写真撮影のフラッシュが迷惑行為になるからだろうか。それならわからないでもない。

ほとんどの展示物が当時のもので、色もそのまま。塗り替えなどもしていない、という。48年間も良くぞ残っていた、と思うが、反対に半世紀もの間なぜ何もしないで放置していたのか、とも思う。
 
日本万国博覧会
 
大阪府吹田市。
3月15日から9月13日までの183日間。
テーマは「人類の進歩と調和」。
77ヵ国と4国際機関が参加。
総入場者数、6,400万人。1日最高84万人、最低16万人。
 
アメリカ館の月の石、ソ連館、三菱未来館、・・・・・そして太陽の塔。
 
想い出が一杯。会期183日のうち3日間の夏休み連休を除いた180日間、会場で朝早くから夜遅くまでアルバイトに精を出した。売店の店員と、「スタンプブック」という各パビリオンのスタンプを押印した本の販売が仕事。
 
仕事、仕事、仕事の毎日だったから日本館に入ったこともなければ太陽の塔に入ったこともない。
 
1970年の大卒初任給が4万円。その時代に、6か月のアルバイトで80万円の貯金をした。それを元手に翌年、1年間の世界一周バックパック旅行を目指して日本出発。僕の今持っている「世界観」の源(みなもと)だ。
 

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