2019年5月15日水曜日

スペインから帰って2週間

5月2日(水)に日本に帰って2週間たった。今回は、帰国後の疲れがひどかった。

ある人によると、ヨーロッパの方向から帰国(西方から帰国)する方がアメリカから帰国(東方から帰国)するほうが疲れがひどい、と。

5月2日(水)~5日(日) 今まではあまり気にもならなかったが、歳のせいか丸3日余り休んでも体のだるさが取れない。

5月6日(月) 松坂屋でおもちゃ病院の特別開院。91件ものおもちゃ修理依頼があり大々々盛況。そのあと夕方、毎年恒例の我が家の「暖地サクランボ」のサクランボ狩りを近所の子供たちに楽しんでもらった。

写真提供は近所のご主人。
 
サクランボのころから少し遅れてバラも綺麗に。
写真提供は近所のご主人。
 
2大イベントの忙しさに紛れて、疲れを忘れてしまっていた。ところがその夕方に、喉に違和感が生じわずか30分ほどの短い間にしわがれ声に変わり発声しにくくなった。せきはない、熱もない、痛みもない。

5月7日(火) 丸1日様子を見ていたが良くならないのでかかりつけの医院へ。風邪ですね、のお達し。そこから1週間、ガラガラ声が治らない。

5月10日(金) 枚方。カルチャースクールのスペイン語クラス出席。

5月12日(日) 枚方。5月26日(日)にボランティア演奏会があるので、バンドで久しぶりにトランペットの合奏練習。

5月13日(月) 枚方パークでバラがきれいに咲いていて、専門家が説明会を開いてくれるというので行ってきた。気温30度の中、風邪も残っていて、かなりぐったり。





5月14日(火) 奈良から天理までハイキング。大阪高齢者大学校の似顔絵クラスのメンバーが適当に集まって定期的にハイキングをやっている。今回の出席は7人。

イノシシ除けフェンス

他の人は皆おにぎり
僕ひとり幕の内弁当





天理教本部

予定では16km4時間半の行程だったが、結局22kmを昼食を含んでの約5時間半のスピードハイキング。旅行帰り疲れと風邪の症状がまだ少し残っていた体ではきつかった。手元の万歩計は32,000歩を指していた。

2019年5月1日水曜日

アビラからマドリッド空港へ


430日(火)アビラを離れてスペイン最後の地マドリッド空港へ

観光客が集中するのは旧市街でも東側3分の1だけ。人のいない街路を散歩した。あまりにも静かなのと、硬い石の道路と家に囲まれているので、反響して30m先で話をしている女性たちの声や鳥のさえずりが聞こえる。

ほんの時々自動車が通るが、そのエンジン音がうるさい。半分くらいはディーゼル車かもしれない。何しろガソリンが高いから、ディーゼル車が売れるんだろう。

1リットルの単価は、以前別のところで見たのは、
  軽油    1.26€ (164円)
  レギュラー 1.32€ (172円)
 ハイオク  1.45€ (189円)

静かな一角にパラドール(国営ホテル)があった。お茶を飲みに入った。多分パレス(宮殿)か何かがあった後だろう。この時間(13:00ごろ)だからだろう、客は僕ひとり。飲料チョコレートとスポンジケーキで4.4€(572円)。ゆったりとした気分になる。雀が残り物のパンを目当てに近づいてきた。

支払いの時にカマレーロ(店員)の勘違いがひとつ。4.4€の支払いだったので10€札を出したのだが持ってきたおつりが4.4€。単なる勘違いという事で円満解決。さすが国営ホテルのカマレーロ、笑顔で丁重なお詫びが返ってきた。

アビラ発のRENFE電車は15:00丁度。マドリッド行きは110本ほどしかない。乗り遅れたら1時間ほど先。ホームに待機している電車に15分ほど前に乗った。数分して突然開いていたドアが閉まって、電車が少し動いた。「15:00発なのになぜ?」「乗る電車を間違えた?」一瞬動転。1mほど動いただけですぐに止まった。ほかの乗客に聞くと「大丈夫!マドリッド行きよ!」 そして改めて定時に電車は発車。途中車掌が検札に来て「電車を間違えてるよ!」なんてことは言わなかったので一安心。

電車を乗り変えて空港に到着。明日のマドリッド出発が12:00のため、ゆっくり行動できるように空港近くにホテルを取った。

空港に行ったらホテルの送迎車が迎えて来てくれることになっている。ここが問題。電話で頼まねばならない。昔同じ事をやったことを思い出したが、電話のスペイン語はハードルが高い。

観光案内所へ行ったらやってくれないかな、と期待していったら、番号の押し方を言ってくれただけで、「さあ、自分でして!」と言う感じで放ったらかし。仕方がないのでシドロモドロでホテルの係員に言った。

丁度、パンプローナの学校で3日間ほど電話会話の仕方をならったところだった。役に立った?……わからない!

なんとか通じた感じ。「ホテルバスの乗り場で待ってください」と言うので、「???」と言う顔をして観光案内所のおばさんの方を見ると、「わかったわかった、あとは教えたげる」という。

「ホテルバス乗り場」はあそこ、と教えてくれた。そうだ、前もあそこから乗った。別のホテルだったけど。思い出した。