7月1日(火)
スペインを離れる日は大体空港近くのホテルをとることにしていたが、今回は少し離れたところ、グアダラハラになった。グアダラハラに2日、空港近くに1日でも良かったがバタバタと動くのもシンドイかなと思ってこうした。
2日の飛行機はマドリード空港 T1 を13:10発。3時間前には空港に着きたいので最低10:00着目標。グアダラハラから空港までは50㎞足らずだが、GoogleMapで時刻表を見てみると大体2時間かかる。それも鉄道1本では行けない。鉄道とバスを3、4回乗り換えてスムーズに行っての話だ。初めてのところで、乗り遅れて次は1時間あと、などとなると2回乗り遅れるとアウトだ。
日本でGoogleMapで旅行計画を立てたことだ無いが、こちらでは鉄道とバスの時刻表の情報が沢山あって、計画を立てることが出来る。乗り換える駅の候補がありすぎて、調べるのが大変。とりあえず、1回乗り換え位で出来るだけ空港に近づければ、あとは最悪そこからタクシーと言う手もある。グアダラハラから空港まで全てをタクシーにすると 50km、150ユーロ(25,500円)くらいかかる。ちょっともったいないし、手持ちは130ユーロ。ちょっと不足です。
昨日、両替のためにここからマドリードの中心街の一つのアメリカ通りまでをバスで往復したが、片道3.78ユーロ(643円)だった。50km運んでもらってこの運賃だから安いですよね。
とりあえず、明日朝は6時にホテルを出ようと思っています。目標10時に2時間の余裕をもって。空港近くのホテルだとこんな余裕は必要なかったんですけどね。
今日はとりあえずホテルから鉄道駅までのルートを押さえておきたい。徒歩5分(290m)でバス停、バスを13分乗りバス停6個目で降り、降りたところから3分(150m)で鉄道駅・・・・・などと時刻表と一緒に詳しく出る。
ここのバスはALSAが運営していて1乗車1.05ゆーろ(179円)。L4ラインで行って、確かに鉄道駅に着くことを確認。目視しただけでバスの終着まで行くことにした。観光名所も古い町だから色々あるのだろうけど、今回は疲れたので全てパス。終着には何があったかと言うと町はずれの住宅街。
小腹が空いたのでバルに入った。客は男性3人、一人は大ジョッキのビール、二人は白ワインを飲んでいる。昼の12時半ごろ。私はCafé con lecheミルクコーヒー とつまみを一つ。イカリング揚げのようなのがあったので聞いてみたら残念!玉ねぎのリング揚げだった。それとギョーザの小型版のを各2つ頼んだ。しめて2ユーロ(340円)。ワインを飲んでるおじさんが話しかけてきた。「あんた、コーヒーにそのアテはないやろ。それはアルコールと一緒に飲むもんや」
さらに 「コーヒーには、パンにスライストマトを乗せそれにオリーブオイルをかけ、最後に塩をパラパラとふるのが最高!」 などと軽いお教え。
住宅の周りを一周していたら、公園で小さな子供たちがキャーキャーいいながら遊んでいた。こんな時間は学校のはずなのにと引率らしき女性に声をかけると
「お騒がせしてすみません、Campamento キャンピング なんです」 と説明があった。
その場をはなれて、しばらく散歩しているとその子たちに会い、ちょっとカメラを向けたら、なかの一人の男の子が No se puede だめだよ と言う。カメラを向けられていう言葉だから No se
puede sacar una foto 写真はダメだよ の事だろう。 しっかり教育されてるなと思いビックリ。
しばらくして再びL4ラインのバスに乗り、もう片方の終着点に行った。そこはグアダラハラ大学病院だった。その向こうには広々とした丘があるだけ(写真を撮るのを忘れた)。病院内で自販機で飲み物を買いトイレを借りた。
帰りのバスに乗ろうとして運転手に1.05ユーロがなかったので10ユーロ札を出したら札は5ユーロまででだめ、バスに乗せない、と言われた。「どうにかして小銭を作れ」とも。ええ??帰れない!とちょっとパ二くった。
病院入口前にいた3人の女性に声をかけて、小銭に両替して貰えないかと聞いたがみんなNo。一人が病院の中にカフェテリアがあるのでそこで何か買ってくずしたら?と教えてくれた。この病院の自販機は札はダメなのがわかっていたのでカフェテリアへ。軽食を食べて5ユーロ札をゲット。小銭はいつも少しは持っておくものだ。ただ、多分クレカがあったら乗れたんだと思う。無事バスで帰宅。