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2015年9月6日日曜日

白内障手術を検討中の方は必読


右眼白内障手術

7/6 左眼の後発白内障のレーザー手術を受けた。

7/27 後発白内障のレーザー手術後3週間のチェック。問題は何もなく快調。

「もうそろそろ右眼の白内障の手術を受けようかと思ってるんですけど」と切り出したら、「そんなに悪いようには見えないけど、『そろそろやりたい』と思ってるんならやりましょうか」と先生の一言で決定。8/18に手術の説明会、8/31に手術と決定。

8/18 家族同伴で説明を受けた。再診料・各種検査料が3割負担で2,360円。

手術日の3日前から指定目薬をさすように、と処方された。外の薬局へ行って購入。2本で460円。

8/31 手術当日

 1320 指定された時刻は1330。クリニックには既にたくさんの手術を受ける患者が待っていた。行くとすぐに目薬をさす。何分かの間隔をおいて5~6回。

 1425 「手術準備室にどうぞ」と案内された。準備室には既に順番を待って待機している人が3人。靴にカバーをし、手術着を着て、頭にキャップし、右眼の周りにもカバーを付けた。右胸には「手術はこちらの方の眼ですよ」と確認のための札をペタッと貼った。待つこと30分余り。

 1500 いよいよ手術室に。中には手術する先生と男性助手(?)1人と女性看護師3~4人。歯医者さんにあるような後ろに倒れるイスに座り、ほぼ水平になるまで後ろに倒れて行った。先生は僕の頭の後ろに座っている。

 まず、眼だけを出して周りを覆って手術の準備。「ハイ、始めます」の一言で手術が始まった。

 医者と看護師が何やら数字の確認をたくさんしていて、様子からするとレンズの選択をしている感じ。でも特注メガネのように、当然僕専用の特注眼内レンズを発注していて用意していると思うのでそんなわけはないと思うんだけど。

 「よし、それでいこう」で開始。洗眼、麻酔剤(?)などの薬液を眼にかけた。「下を見て!」「緊張しないで力を抜いて!」と指示が出る。手術を受けているのにリラックスするなんてのは余程の人でないと出来ない芸当だ。時々「痛くない?」なんて言う問いかけもあったかな?水晶体を砕く超音波の音。水晶体を吸引する感じの音。眼内レンズを挿入する感覚。

 手術中は痛みは全くないが、心地よいという訳にはいかない。左眼の白内障手術は別のクリニックで1年半ほど前に受けた。その時には手術ライトがまぶしくて拷問のように感じたが、今回のライトはそれ程ではなく、楽だった。

 僕もさすがに手術中は、平常心ではおられず、先生の言った一言一言、手術の進行状況を冷静に覚えてはいない。眼球を触っている時間はせいぜい3分前後だったろうか。「ハイ、終わりました。うまく入りましたよ」で「ホッ」。

 1510 手術室から退室。左眼には大きなガーゼを当てサージカルテープで大きく×印で固定してある。眼を開けるとガーゼを通して光が入ってくる。

今日のこのクリニックの手術は11人。すべてが白内障の手術だったかどうかは分からないが・・・。かかった時間はだいたい皆10分くらい。

かかった費用は、3割負担で49,980円。そのほかに保護メガネ代が3,000円(保険適用外)。

外の薬局で内服薬3日分、痛み止め頓服1個、点眼薬3本を購入。3割負担で1,090円。この眼薬は手術後1ヵ月間毎日さすことになる。

片眼では運転が出来ないし自転車も危ないので、タクシーで帰る人もいるが、僕は妻につきそってもらっていて妻の運転で帰宅。

 

9/1 手術翌日のチェック。先生がガーゼを取って僕の眼をチェック。

「どう?」
---「異常ありません」
「痛みは?」
---「全くありません」
「じゃ、2日後に再検査に来てください。いつも保護メガネをかけておいてくださいね」、で終了。

夜は保護メガネでは外れるのが心配なので、左眼白内障手術の時に使った片眼眼帯をテープで張って就寝。

9/2 朝起きて気がついた。



右眼手術

左眼: 前回手術済み

右眼

色味

クリア

相当黄味かかっていた

明るさ

明るい

暗い

コントラスト

クリア

ぼやっとした感じ

右眼手術

左眼: 前回手術済み

右眼: 今回手術

色味

クリア

クリア(左眼よりごくわずかに青っぽく見える)

明るさ

明るい

明るい(左眼と同等)

コントラスト

クリア

クリア(左眼と同等)

9/3 手術後2回目のチェックの日。先生には何の異常もないことを報告。

テニス: ボールが目に当たったりするのは非常に危険なので1ヶ月は禁止。
ボーリング: OK.
トランペットを吹く: OK。今回とは別のクリニックで左眼の手術をした時には1ヶ月くらいはやめておいた方が良いと言われたのだが、こちらの先生は「いいですよ」の判断。
 
手術した右眼の視力検査の結果
  裸眼:  1.2
  矯正:  1.5
 
次のチェックは9/11

2015年7月8日水曜日

後発白内障の手術を受けた

左眼の白内障の手術を受けたのが、ちょうど2年半前だった。

1年経った頃から、水平線から下の景色にうすいモヤがかかったように見えるようになってきた。眼医者に行って調べてもらったが、後発白内障だという。白内障の手術をした時には、後発白内障は白内障の手術をした人の多くが経験することだと知らされていた。「後発白内障は簡単なレーザー手術ですぐに治るけどこの程度ならまだしなくてもいいんじゃない?」との診断。

そしてさらに1年半経ったおととい。「モヤ」がさらにうっとうしく感じられるようになってきたので眼医者に相談に行った。裸眼視力は後発白内障でうっとうしい左が1.5、白内障が進行してもうそろそろ手術をしてもいいかなと思っている右が0.9。

検査では「そんなに悪くないけどなあ。視力も悪くないし」と。それに、「下半分が見えにくいという事だけど、検査した限りでは上半分の方が見えにくいはずなんだけどなあ」とも言う。

「そんなに気になるなら今日これから手術しましょうか?」と思わぬ眼医者の言葉。えらく簡単そうに言うのでこちらもつい「じゃ、お願いします」と言ってしまった。フトコロが心配だったので「万札一枚しか持って来てないけど、それで足りますかね?」と心配しながら聞いたら「大丈夫!」との返事。

一般診察が終わるまでしばらく待って手術開始。まずは瞳を広げる目薬をさす。瞳が広がったのを確認して、少しうす暗い部屋に移動。眼圧を測る機械と同じような感じの機械の前の丸椅子に座るように言われた。

「上を向いて」「正面を向いて」「下を向いて」という指示に従い視線を移す。その間、レーザーのスイッチを入り切りする音が何十回か聞こえた。時間にして2分くらいか。痛みは全くない。眼球を見る照明が少しまぶしかったくらい。

「数日間は飛蚊症と同じような症状が出る事がありますがすぐなくなりますので心配はいりません」との事。幸い、レーザー手術後丸2日経った先ほど「これが飛蚊症かな」という症状に気がついたが、それも数分間でなくなってしまった。パソコンの画面を見ていて、「。」のようなのが1つ正面に見えた。大きさもこの読点(。)くらいだった。

肝心の「モヤ」も晴れて今のところすこぶる快調。術後のチェックは3週間後。それまで処方された目薬を日に3回さすだけ。

手術費用は3割負担で¥6,910、目薬代が同じく3割負担で¥640

つぎは、右目の白内障の手術だ。いつにしようか思案中。

2013年2月8日金曜日

白内障手術 術後1ヶ月

白内障の手術をしたのが1月7日だったので、1ヵ月が過ぎた。

眼医者さんによると外科的な経過は順調で、眼医者的には問題なし、と言う。が、本人サイドから言うと前にも書いたように視野に違和感があるのは否めない。医師によると、完全に落ち着くのには2、3ヶ月かかるという事で、今は待つしかないのか。

眼鏡を作るのも、もうそろそろ良いのか、もう少し待った方が良いのか、考えあぐねている。

手術直後に処方された3種類の点眼薬はちょうど1か月でほぼなくなった。今日から、もう少し穏やかな点眼薬2種類に変更になった。定期検診も1週間に1回から2週間に1回になった。

トランペットの練習も、全くしていなかったのでいよいよ明日から再開だ。

2013年2月2日土曜日

視野検査

白内障の手術をしてからほぼ4週間たった昨日、2月1日に視野検査を受けた。

このブログの1月15日に書いたように、手術をした方の左眼の左の方の視野が丸く欠けているようで、うっとうしい。先生にお願いして視野検査をしてもらう事になったのが今日。

視野検査器はごく簡単な機械だった。額と顎を検査機にくっつけて眼が動かないようにする。まず手術をしていない右眼の方から。

光が見えたら右手に持ったスイッチを押す。明るい光や暗い光、小さな光やちょっと大きな光、全体が明るくなったり暗くなったり。1秒に1回くらいの速さで連続で出てきたり、少し間をおいて出てきたり。

始めてからおよそ4分半で右眼が終わった。スイッチを押した回数は102回。

次は、手術をした眼。同じく4分半ほどで終わった。こちらもスイッチを押した回数は、ほぼ同数の103回。

検査結果はすぐに出て「右左とも、全く異常なし」。

そうは言われても、左眼の視野が異常に感じるのは変わらない。先生に訴えて、レンズがきちんと正面に入っているか、もう一度見てもらったが、これも「異常なし」とのこと。

もう少し落ち着くのを待つしかないのか?

2013年1月18日金曜日

100円均一の眼鏡

白内障の手術をして、眼鏡に都合の悪いことが起きた。眼鏡なしで遠くとか中間はよく見えるが、新聞を読むのに困るようになった。

今までの眼鏡では、手術をしなかった右眼は良いのだが、手術をした左眼は焦点が合わなくなってしまった。先生によると「新しい眼鏡を作るのは2、3か月経ってからにした方が良いよ。視力が落ち着くのにそれくらいの時間がかかるから」と言う事だ。

仕事をしている時代には、胸ポケットに入れた眼鏡をうつむいたときに落としたりしてよく傷つけたりしたものだから、勿体ないので使い捨ての100均眼鏡をよく買ったものだ。その習慣で、今も100均眼鏡を愛用している。デザインはともかく、そんなに悪いものではないと思っている。だいぶ前の、出初めの頃のはレンズがすぐ傷ついたりしたものだが、最近のはハードコーティングをしていて丈夫になっている。

今日100均に行って、同じデザインのを2個買ってきた。計200円。その店は税込みで100円均一だ。右眼用に3.5、左眼用に2.5。帰ってすぐに、2個のメガネのレンズを入れ替えて、右眼を3.5に左眼を2.5にしたのを作った。
 
右が完成したメガネ、左が余ったフレームとレンズ。

さっそく新聞や辞書を見てみる。見える、見える、よく見える。


2013年1月17日木曜日

夢のダブルハイb(ベー)

バンドの練習で、ほとんど休符ばかりで吹くところのない曲の合奏練習をした後、ド・レ・ミ・ファ・・・・と低い音から順に高い音を吹いていった。今日はえらく調子が良い。高い音が際限なく出る。どんどん高くなっていき、ダブルハイb(ドイツ式で「ベー」と読むらしい)(トランペットでの音ではダブルハイ「ド」の音)が何の苦労もなく出る。

普通、下の写真の中央の「ド」(ハイ「ド」)が出ればたいていの曲はOKだ。プロのオーケストラの演奏者でも、ここまで楽々と演奏できればほとんど問題ないらしい。ジャズとなると、その上の「ソ」あたりまで出せるらしい。


僕の場合、今までハイ「ド」がやっとこさ時々出る、と言う程度でまだまだだった。ところがだ、今日はジャズトランぺッターどころかまだその上のダブルハイb(上の写真の右端の赤丸の音)が楽々と出せる。どうなってるんだ?

10日前に左眼白内障の手術を受けて、医者から1か月ほどの間はトランペットを吹くのは控えておいた方が良い、と言われていたのに。実は、昨日まで全く吹かず、その分高音を出す口の訓練だけは、日中でも思い出すたびにやっていたのだが。

その成果が出たんだなぁ。と、大いに喜んで ……~……~~むにゃむにゃ~~~  と、体を動かした途端に目が覚めた。
 
『夢ダブルハイb(ベー)』は 『夢ダブルハイb(ベー)』 に終わってしまった。

2013年1月15日火曜日

白内障手術後の8日目

眼医者さんでチェック。

手術した方の眼の視野が少しおかしいと感じ訴えてみたが、簡単なチェックでは「異常はありません。もう少し、様子を見て見ましょう」いう事だった。左端のほうが丸く見えていない感じがする。大した不便はないが、正常な右眼と比べると、少し違う感じだ。

レンズの端が見えているという感じがしてそう言ってみたが、レンズはきちんと真ん中に入っているという事だ。


大げさに言うと、こんな風に見える感じ。

1日3回の点眼薬3種は当分(2-3ヶ月?)続けるよう言われた。

 
眼帯は、もうする必要がないとのこと。先生は不要だというが、当分就寝中だけはしておこうと思う。

2013年1月9日水曜日

白内障手術 3/3 (手術後)


手術後の何日かを、時々追加記入していくことにする。

1月7日(月) 手術した日の夕方以降

ちょっとクリクリする違和感があるが、ほとんど気にならない。痛みは全くない。

テレビを見たり、新聞を読んだりはしない方が良い、とのことでパソコンで時間をつぶすことにした。パソコンを読むのではなく、youtubeで何かを聞く、という事だ。普段めったに聞くことがないものを、と思い広沢虎造の浪曲を聞くことにした。「石松三十石船」「石松と身受山鎌太郎」そのほか色々。結構、はまる。時々、知らない言い回しが出てくるが、構わない。2時間も3時間も、こんなことに時間を使うのはめったにない。

聞いている途中、ノートパソコンがフリーズ。僕のパソコンの再起動には顔認証が必要だ。さて、困ったぞ、眼帯をはずさないと顔認識してくれないだろうな、と思いながらパソコンのカメラに向かった。なんと、眼帯をしたままで認識した。こんな事でいいのかなあ? 顔認証がいい加減なのか、眼帯も考慮に入ってるのかな?

当日は、アルコール、入浴、洗髪、洗顔、は禁止。早々に寝た。

1月8日(火) 手術の翌日

朝一番に眼医者さんに行き、チェックしてもらう。眼帯をはずし、昨日の手術の具合をチェックしてもらった。「外見は異常ありません。順調です」と。金属の眼帯の下のガーゼをはずし、金属だけにして帰宅。

この保護具は、何かが眼にあたって眼に圧迫がかからないようにするためで、眼鏡やサングラスでもいいそうだ。

眼帯をはずし街の景色を見て見ると、結構よく見える。

夜になって家のテレビを見ているときに気が付いた。手術をした左眼としなかった右眼で色の見え方が違う。左の方が色が鮮やかでくっきりと美しく見える。右の方は黄味かかり少し濁って見えコントラストに欠け、色あせた古いカラー写真を見ているような感じだ。5、6年前に、25インチくらいのブラウン管テレビから、大画面で美しい発色で繊細な描画のハイビジョン・デジタル薄型テレビに買い替えたが、その時に感じた感激にも似ている。




手術後の左眼で見たイメージ
 
手術をしていない右眼で見たイメージ

1日3回の点眼薬3種、就寝前1回点眼約1種、1日3回の錠剤2種。

この日は、アルコールは避けて、洗髪、洗顔、は禁止。入浴はOK。

1月9日(水) 手術2日目

午前中に眼医者さんに行きチェック。手術をした左眼の視力検査をした。1.0、上々だろう。手術直後はよくても後で悪くなる人もあれば、その反対の人もあるという。

色に見え方が違う件については、ほかの人もそのように言う人がたくさんいるが、日が経つにつれて脳の中で慣れてきて、気にならなくなります、という事だ。

1日3回の点眼薬3種、就寝前1回点眼約1種、1日3回の錠剤2種。

日中は眼帯、または眼鏡・サングラスが必要。就寝中は目に思わぬ圧力がかからないように眼帯が必要。
 
この日は、洗髪のみ禁止。アルコールは解禁。さあ、今晩は、お祝いの一杯だ!

1月10日(木) 手術3日目

今日も午前中に眼医者さんに行った。「順調のようです。明日は休んで、次は土曜日に来てください」と言われた。

眼の中に入れたレンズの端が光の具合によって薄く白く見えることがあり、先生に尋ねると「そう言う事もあります。そのうちに慣れます」とのご託宣。あまり気にならないので様子を見ることにしよう。

眼帯または眼鏡・サングラスはまだ必要なようだ。

1日3回の点眼薬3種、就寝前1回点眼約1種。1日3回の錠剤は朝でなくなったので、これからはない。

今晩からは、風呂で洗髪も洗顔もOK。

1月11日(金) 手術4日目

今日は、眼医者さんに行くのは、お休み

このページの1月10日のところで書いたが、手術した眼の方だけ時々丸い白いリングが見える。強い光が眼に入ってくる時だと思うが、レンズの端が光って見えるようだ。イメージとしては下の写真のようだ。過去に同じ手術をした人に聞くと、その人も同じだという。これは、時間がたっても治らないし、慣れるしかないようだ。


1日3回の点眼薬3種、就寝前1回点眼約1種。
 

2013年1月8日火曜日

白内障手術 2/3 (手術の様子)

2013年1月7日

13:40――昼食抜き。言われた時刻の5分前に眼医者さんに着いた。5分程してから待合室で何やらの薬の点眼。

14:10――この眼医者さんでは、日に二人の手術をするのが普通らしい。一人目の手術が終わって僕が呼ばれた。手術室横の小さな部屋でまずは血圧測定、138/85。看護婦さんから手術前の簡単な説明のあと、薄い不織布の手術着とキャップを身に着けた。

14:20――手術室に入室、歯医者さんにあるような椅子に座った。後ろに倒れるとすぐに、手術する左眼以外を覆う布を顔全体にかぶせて、さらに左身周辺に何やらを貼ったり、眼を閉じないようにする小さな器具か何かを付けたり。

14:25――いよいよ手術開始。「ちょっとチクッとしたり、沁みたりすることがありますが・・・・」などと言いながら、水洗い、消毒、麻酔液点眼。明るいライトで照らされていて、光が眼に入ってくるので、まぶしい。まぶしいですが、我慢してくださいね」と眼医者さん。たしかに非常にまぶしい。そして、しばらくして点眼麻酔が効き始めた頃に、「ちょっとチクッとする」注射麻酔。

14:30――「さらにまぶしくなりますが、麻酔で(と言ったかな?)だんだん慣れてきますよ」と言うが、まぶしさは結構苦痛だ。映画なんかの拷問の場面で、無理やり眼を開けて光を当てるようなのがあったように思うが、わかるような気がする。 

・・・・・ 「キーン・キーン・キーン」濁っている水晶体を砕く超音波の音が2、3分。体が緊張のため硬直する。濁りをきれいに取り出して掃除をするのが1、2分。そしてレンズを挿入。「ハイ、終わりましたよ。お疲れ様」と、先生。まぶしいライトを消して「見えますか?」と先生が手を振る。ぼんやりと見えるだけだが「ハイ」と僕。眼にガーゼを当て金属の眼帯を付けて完了。

手術室横の小さな部屋に戻り、手術着を取り血圧測定。168/115。だいぶ緊張していたせいだ。手術中、いらぬところに力が入り、手術後の数日間肩こりや筋肉痛を訴える患者さんもいるそうだ。

14:40――待合室へ。手術代、42,250円を支払い、タクシーで帰宅。

当日は、アルコール、入浴、洗髪、洗顔、は禁止。

2013年1月7日月曜日

白内障手術 1/3 (手術前)

55歳くらいまでは視力が1.5くらいはあった。

その後徐々に近くが見づらくなり、新聞や辞書の字が見えにくくなって行った。遠近や中近の眼鏡を何点か作った。100均の眼鏡もたくさん買った。

数年前から、老眼に加え、景色が霞がかかったように見え、夜の運転時に赤信号が二つ見えるようになってきた。1年半ほど前に眼医者で見てもらうと、白内障と診断された。両眼とも大したことはないが、左眼の方が若干進んでいて、「見るときに『いやだなぁ』と思うようになって手術で治したいな、と思ったらいつでも来なさい」といわれた。

2年前のスペイン語留学(スペイン・セビリア)の時も、1年前の英語留学(フィリピン・ケソン)の時も、勉強中に辞書を見るのがつらかった。今年もどこかに「遊び半分のスペイン語留学」をしたいと思っている。だが、辞書を見るのがつらいのでは、少々心がめげる。

そこで、ついに白内障の手術を受けることを決心した。それが昨年末。今や白内障の手術は日帰りでも出来て、人気の眼医者は予約で6か月待ちとか3か月待ちとか。

知り合いにいろいろ聞いて評判の良い眼医者に行ったのが昨年の11月26日。「早い方がいいですか? では、12月11日にしましょう」。 どうしてこんなに早い? たまたま予定が空いていた?

ところが、たまたまその日にツアーの日帰り旅行を申し込んでいた。「別の日を」とお願いしたら年始早々の1月7日に決定。それが今日。手術前、今この時間に至るまでの準備は・・・・・

昨年12月に―――糖尿病予備軍の僕。 かかりつけのお医者さんに「白内障の手術をしてもOKですよ」という内容の手紙を書いてもらってください、と言われていたので、内科病院へ。血液検査、心電図、胸のレントゲン写真、手紙をもらって眼医者さんに提出。胸のレントゲン写真は必要なかったような感じ。

1月4日―――処方された細菌の感染による炎症に用いる点眼剤を、一日3回点眼。

1月5日―――同上。

1月6日―――同上。前日の夜はアルコール禁止(が望ましい)という事で、何か月ぶりか忘れるくらいのノンアルコールデイを実施。
 
1月7日(今日)―――昨日までの点眼剤を朝だけ点眼。炎症治療の内服薬を各1錠朝食後に服用。手術2時間前の12時と1時間前の午後1時に瞳孔を開く点眼剤を点眼。いよいよ手術に臨む。