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2013年8月13日火曜日

ルーブル美術館の素晴らしい対応

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

このブログで、先日8月5日(月)に「正しい日本語」と題してルーブル美術館の「スリにご用心」と言う注意書きについて書いた。

  日本語としてちょっと変な言い回しであること。
  正しい表現を教えてあげるのが、大げさに言えば文化交流の助けになる。
  ルーブル美術館にもメールで教えてあげようかな?

早速その日のうちに、「ルーブル美術館」をネットで検索してみた。さすがルーブル!!日本語の立派なページがあった。

こんな立派な日本語ページがあるし、その中に日本女性の担当者名があったのだが、僕の些細な意見メールを見てくれるような担当部署の人ではないようだったので、別の部署宛につたない英語でメールした。

  美術館の中にすりにご用心して下さい。 はちょっと変な日本語ですよ。
  正しい日本語は、例えば 美術館の中ではスリに充分ご注意ください。 ですよ、と。

そしたら、なんと今日、上に書いた日本女性から日本語でメールの回答があった。僕のメールを読んだ部署からその日本女性の所に回ってきて、僕の意見の内容を確認したうえルーブル美術館として、次のように変更する、という事だった。

パネルの配置場所が、館周囲、館内、どちらでもいいように、
  「美術館の内外では、スリにご注意下さい。」
このような表現にすることに致しました。

まさか、あの天下の “ルーブル美術館” がこんなに早く、しかもすんなりと僕の意見を取り上げてくれるなんて、とびっくり! 一所懸命文案を練って書いたのが良かったのかな? ありがとう、ルーブル美術館さん、日本人担当者さん。

これがいつ実行されるのかはわからない。僕も近々にパリに行く予定はないので、今後ルーブル美術館に行ってこの注意書きを見て、上のように文章が変わっているのを見た方がおられましたらこのブログまでご一報いただければ大変うれしく思います。

2013年8月5日月曜日

正しい日本語

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

美術館の中にすりにご用心して下さい。
 

 

フランス・パリ、ルーブル美術館の入り口前に掲示されていた注意書きだ。

もちろん、言いたいことは十分わかる。でも日本人なら、こうは書かない。

パリには年間50万人の日本人観光客が訪れるという。それに、フランス全土では3万人ほどの日本人が住んでいるという。この看板を読んだ日本人みんなが、「変な日本語!」と思ったに違いない。

今日の毎日新聞朝刊4面に、「中国での日本語表記」と題して1面の半分ほどを割いて中国での「変な日本語」の現状や例が紹介されていた。この中で除一平(じょいっぺい)・北京外国語大 日本学研究センター長が「ただ笑うのではなく指摘し、正しい表現を伝えてほしい」と言っている。

お互いの国の政府レベルでも必要なことだが、民間レベル、僕たち個人でも出来ることはある。これから何かを実践してみようかな? 国と国同士の正しい理解も、ひとりひとりの理解・行動・友好が大きな助けになるに違いないと信じて。

早速、「正しい日本語は 美術館の中ではスリに充分ご注意ください。 ですよ」と、ルーブル美術館にメールしてみようかしら。世界の中でも言葉を非常に大事にしているというフランスの事だから、目に留まったら訂正してくれるかもしれない。

2013年7月17日水曜日

16日間の「暮らすように旅するパリ」 旅行費用まとめ

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・
 
2013/5/29 ~ 6/13  16日間の「暮らすように旅するパリ」 旅行費用まとめ

  特別に書いていない限り、1ユーロ = 130円 で計算。 
  全て2人分。

¥242,920   大阪 ⇔ パリ 航空券 燃費・諸経費込 HISで1/13に購入
                      (¥121,460 x 2人)               

 ¥41,839  5/29 ~ 6/1 ホテル 4泊 予約サイトAGODAで予約  

¥117,000 6/2 ~ 6/11 アパルトマン 10泊
          (¥13,000x10泊x10泊以上の為10%割引)
  ¥1,000 日曜日入居の為特別追加料金          
  ¥6,000 シーツ代                        
  ¥6,000 退去日の掃除代                   
  ¥4,000 フェイスタオル・バスタオル借り賃         

 ¥58,676 モン・サン・ミッシェル、1泊2日 バス観光旅行
          (230ユーロ x 2人 x 5%割引 x @134.27)  

          <滞在期間中の諸費用
¥136,729 食費 (酒類を含む)
 ¥46,710 交通費 (地下鉄、郊外行き電車など)
 ¥47,109 入場券、セーヌ河クルーズ、エッフェル塔、シャンソン鑑賞など
  ¥2,450 日用品など

¥53,295 みやげ (自分たちへの記念品を含む)

総合計  ¥763,728

2013年7月16日火曜日

「大」「小」どうでもよい話


16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・
 
こんなデザインのは日本では見たことがない。きっとどこかにはあるんだろうけど、僕としては初めて見たので、写真に撮った。大した「発見」じゃないんだけど。
 


 
 
トイレの「大」「小」を流すときの区別。

2013年7月10日水曜日

パリ・メトロのマナーキャンペーン 6題

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

パリのメトロの通路、大きなでディスプレーでマナー向上の推進キャンペーン中か。背丈よりも少し低い縦長のディスプレーで、10秒間隔くらいに次々と絵が出てくる。面白かったので、紹介する。

1.牛: 電車内での飲食、ゴミは散らかし放題。隣の席まで占領してる。

 2.ニワトリ: 電車の中で携帯のしゃべり放題。男の子が耳をふさいでる。

3.カメ: 甲羅のように背中に大きなリュックを背負って、他の乗客の迷惑だ。

4.これは水牛?:発車間際の突進乗車はダメだよ。

 5.カエル: 自動改札口の飛び越えは無賃乗車だよ。

 6.オーム: 仲睦まじいのはいいけどエスカレーターの途中はダメだよ。
    もっとも、エスカレーターなんてのはメトロにはほとんどなかったな。
    それに「道をふさいだら駄目だよ」と言う意味だと思うんだけど、エスカレーターでは
    歩くのがマナーなのかな?

2013年7月9日火曜日

写真挿入、やっと完了


 『6月6日(木): 16日間の「暮らすように旅するパリ」---第9日目  優香さんと浜口京子さんに遭遇』 に写真を挿入しました。 この一行 ↑ をクリックすると移動します。

★ 6月7日(金): 16日間の「暮らすように旅するパリ」---第10日目 モンマルトル、サクレクール寺院に写真を挿入しました。 この一行 ↑ をクリックすると移動します。

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・
もうすこし思いだしながら書く予定です。帰ってきてもう1ヶ月近くになって、記憶がやや不鮮明になりつつありますが。まっ、さっきの事もすっかり忘れてることもあるので、それは当然のこと。お許しを。

2013年7月8日月曜日

肖像権・著作権・なんとか権


16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・
 

むずかしい世の中になってきた。モン・サン・ミッシェルで、優香さんと浜口京子さんのテレビ番組撮影の場面に遭遇したことは前に書いた。

居合わせてカメラを向ける観光客に「撮影はやめてください」、とテレビクルーの一員らしい女性から注意があった。

有名人の事だし、テレビで公開予定の撮影現場で、その場所も公の路上だ。何が悪いのかわからない。これが印刷物にして出版するとかネット上に大きく公開する、という事ならわからないでもない。そんな事も有り得る、と言う想定で撮影中止をお願いされたんだろうか。

今日あさ大阪・弁天町で、僕が所属するバンドの演奏会があった。ORC(オーク)200と言うエリアの中にあるキッズスクールの要請だった。幼稚園生くらいの子供たちの前で子供向けの曲を10曲ほど演奏。

僕自体の演奏は、1ミリほどでも前進したのかな? “ミリ” という事だから1,000分の1。微々たるものだから大したことはないが、これも経験。楽しくトランペットを吹かせていただいた。

その帰り、ORC200エリアの中心にある広場に寄った。上を見上げてみるとピラミッド型のガラス屋根が広場全体を覆っている。ついこの間パリのルーブル美術館で見た「ルーブル・ピラミッド」(そんな言い方をするのかわからないけど)そっくり。

ルーブルのピラミッド
「面白い!話のネタにしよう」と思って携帯電話のカメラをピラミッドに向けて撮影アングルを考えていた。すると、いつ近づいたのかガードマンが僕の肩をトントンとたたき、「撮影は取材許可を取ってしてください」と言う。

ここは結構公共的なエリアで、話題にしてもらえたら宣伝にもなるし悪いことなないだろうに、と思った。

40年ほど前の事を思い出した。梅田の地下鉄の写真を撮ろうとカメラを持って出かけた。ホームへ降りていく大きな広い階段の所で駅全体の様子を撮ろうとファインダーを覗いていた。するとどこからかガードマンが来て、「撮影はしないでください」と言われた。「取材許可を取ってください」という事だったんだろう。

ルーブルとこっちのどちらが先かは知らない。調べてない。こんなのは何権と言うんだろうか。

2013年7月7日日曜日

レストラン 「Le Pré Salé」 (ル・プレ・サレ)--- モン・サン・ミッシェルで


16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

パリに15日間滞在中「レストラン」と言ってもよい様な所に入ったのはここ1ヶ所だけだったかもしれない。

モン・サン・ミッシェルの本土側のホテル「Mercure」のレストラン「Le Pré  Salé」 (ル・プレ・サレ)。

モン・サン・ミッシェル1泊2日のツアーのバスの中でガイドさんが、「ここの子羊の料理はおいしいですよ」の一言で行くことにしたのだ。モン・サン・ミッシェルのおいしい塩を含んだ牧草で育った子羊の料理で、「イチオシ、間違いありません。たぶんこの時期だから予約は必要ないと思いますが、しておいたほうが良いのはもちろんです」。

という事で、予約をすることにした。電話で予約するほどの語学力はないので、夕方直接店に行った。店は夜の営業前の休憩中で、小太りのおじさんウェイターが「予約しなくても大丈夫だよ」と一言。

それでも心配だったから、ひと休みした後、夜の営業開始時間19時(だったかな?)に合わせて入店した。

込み具合は? 込み具合、なんていうものじゃない。広いレストランの中に数組の客だけ。この時間が込まないのか、この日が込まないのか、このシーズンが込まないのか、わからない。

店の入り口には日本語のメニューもあった。それにミシュランのマークも。日本でもミシュランで紹介されたレストランなど行ったことがない。このマークが何を意味するのか分からないが、どうも2011年にガイドブックに載ったことがある、というような事は想像できた。
 
 

日本語のメニューには、

ムニュ・グルメ           59ユーロ (7,700円)
                                             ≪39ユーロだったかもしれない≫
ムニュ・トラディション   29ユーロ (3,800円)
・・・・・            21ユーロ (2,700円)
プティ・グルマン     11ユーロ (1,400円)

 

 
とあった。

「ムニュ・グルメ」はフルコースの定食らしく、とても食べ切れないと思ったので、29ユーロの「ムニュ・トラディション」を注文した。

飲み物は、2人で地ビールを2本、赤ワインを2杯。


 
僕の料理は、次のように選んだ。3種類選べた。

 オードブルのサーモン
 
 メインの子羊のステーキ
 
 デザート
フルーツやマカロンやアイスクリームや・・・いっぱい。
 

そして、妻の料理も同じく3種類で、

 メインの子羊のステーキ (これは僕のと同じもの)
 
 チーズとサラダ(なぜか、メインが来た後にサラダが来た。)
 
3種類(だったかな?)のいろんなチーズと野菜。
 デザート

クリーム・ブリュレ(焼きプリン)
パンは何も言わなくても料理についてくる。1種類の事もあれば2種類の事もある。今までのカフェもこのレストランも、パン入れにパンがなくなっても、「もう少し召し上がりますか?」なんて感じの言葉はない。追加のパンをほしいな、と思ったことがほとんどなかったので頼まなかった。

日本では、こんな感じのところでは当然、「もう少しいかがですか?」とくる。フランスでは、こんな時「もうちょっと頂戴」と言ったら追加料金を取られたんだろうか。試してみるべきだった。

そして、最後に紅茶。紅茶は別料金。
紅茶はティーバッグだが、高級なDAMMANN。

ビール、ワイン、紅茶はどれも安くはなかったが、29ユーロの定食は値打ちがあった。

 

子羊のステーキはガイドさんが言っていたように大変おいしかった。今回のフランス滞在中のベストだった。

勘定を頼んだ。全部で94.80ユーロ(12,300円ほど)。19.60%や7.00%と書いてあるのは付加価値税で日本でいう消費税のようなもの。すべて含まれた額がメニューには表示したある。計算書を見てもサービス料らしきものは書いていない。

基本的にはカフェなどではチップは必要ないらしいが、ここは白い布のかかったテーブルのレストラン! 「こんな場合はチップが必要なんだろうか?」と、慣れない習慣に頭を痛める。

アメリカなんかだと合計金額の15%くらい、などという事らしいが、フランスではきちんとしたレストランでもそんな高額のチップは必要ないらしい。計算書通りの金額をカードで支払い、現金で10ユーロ(1,300円)テーブルに置いて席を立った。

もう一度書くが、本当においしかった。料理の見た目もきれいだし、ウェイターの愛想もいい。店の雰囲気も良い。当たり前かもしれないが、料理が済んでデザートに移る前には、テーブルにこぼれ散ったパンの粉をきれいに掃除してくれる。それとも、パン粉を散らしながら食べるのは行儀が悪かったのかなあ。

満足、満足。 

2013年7月4日木曜日

フランスの「MENU」

英語だと「MENU」は メニュー だけどフランス語では ムニュ と読むらしい。

意味も少し違うのかな? 日本で言ったら「MENU」は 献立リスト と言ったところだと思うがフランスでは 定食 と言った感じだろうか。

1.サラダ または スープ オードブルなどから一つ選ぶ
2.メインの魚または肉料理を選ぶ
3.デザートも何種類かから選べることもある

これが一つのコースになっていて、日本で「メニュー頂戴!」と言った時に持ってくる表にはいろんな料理名や飲み物のリストと並んでMENUとしてこの定食が載っている。

日本で言う「メニュー」はフランスでは「Carte(カルトゥ)」(カード、トランプ、名刺、葉書などの意味のほかに献立表と言う意味がある)、と言うらしい。

以下は、店先のメニュー看板、いろいろ。
手書きのはとにかく読みにくい。たいていはフランス語だけ、という事もある。店に入って座ったら印刷したのを出してくれるから大丈夫!







 

フルコースのMENU では 1+2+3 全てがセットになっている。

  こちらの方は、当然安上がりMENUよりは高い料金(たとえば)32ユーロ などと
  書いてある。あちらの人はたくさん食べる。普通の日本人はフルコースのMENUは
  とても食べきれない量が出て来る。

安上がりMENU では 1+2 または 2+3 のコース のどちらかを選ぶ。

  料金表には「どちらかを選んでください。どちらを選んでも(たとえば)25ユーです」
  と言うようなことが書いてある。

  安上がりMENUは腹が減った日本人向けだ。二人で入ったら、一人は 「1+2」
  もう一人は 「2+3」 を頼むのがお勧め。

  「1」のスープ(またはサラダなど)を二人で食べる。
  「2」のメインはそれぞれが好きなのを頼む。一人は肉、他方は魚、などと。
  「3」のデザートは二人で仲良く半分ずつ食べる。

  これで十分。これ以上食べたら普通は食べ過ぎだ。もちろんパンは代金の中に
  入っていて 「無料で(?)」 付いてくる。

メインの料理だけ れでも量が多いと思う時はメイン料理だけを頼む。

  「メインだけ頼んで、サラダもデザートも注文しなくってもいいの?」。
  いいんです、全く問題なし。
  メインだけ注文した時もパンは無料で付いてきた。もちろん、いつも(昼も夜も )
  ビールを注文してたけど。

これだけの事がわかるまで、パリに来てから1週間はかかったなぁ。

メニューの言語だが、たいていのカフェ(ビストロやレストランもそうだと思うが)では英語のものがある。数は多くないが日本語のメニューがあるところもある。日本のように料理見本があるのは見たことがないが写真付きのメニューを用意している店もあった。
 
次回は、いよいよ「モン・サン・ミッシェルのミシュラン・レストラン」だ。

2013年7月2日火曜日

フランスのビール

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

昨日「モンサンミッシェルのレストランの話は明日に・・・・」なんてことを書いたが、都合で今日の話題が変わってしまった。モンサンミッシェルのレストランはまた後日、という事で。


フランスの飲み物と言えばやはりワイン、という事になるのだろう。僕ももちろんワインが好きで、一昔前に「赤ワインのポリフェノールが体に良い」なんてことが話題になった時前後に、赤はもちろん白も色々飲み、試した。夕食の友をビールからワインに切り替えようと思ったこともあったが、結構飲み代が高くつくのと、グッグイッとのむあの泡を頂いた飲み物――ビールがやはりベストだと思い至った。

今回の旅でも、もちろんワインも飲みたかったが、まずはビール。「フランスのビールはどんなんだろう」が旅のテーマの一つ。

さっそく、成田を飛び立ったパリ行きANA便の中で「フランスのビールを頂戴」と頼んだんだが、「日本のビールしか積んでおりません」と裏切られた。

それでは、とパリに着いたその日、一番に入ったカフェで「フランスのビールを頂戴」と言ったらまたもやこんな答えが返ってきた。「オランダのビール、ハイネケンしかありません」と意外な答え。
 
パリで最初に入った Hotel du Nord のカフェ。フランスビールはなかった。
サイズは忘れたが「ハイネケン」250m(?)lが4ユーロ(520円)

 
その後あちこちのカフェで同じ答えを聞いた。スーパーでもオランダやデンマークのビールが幅を利かせていた。
 
初めてフランスのビールに出会ったのがこれ。「1664」。
 
どこかに、フランスで一番売れているビール、と書いてあったような気がする。


ボトルのどこかに「テキーラ」と書いてあるので、これはビールカクテル?
これは僕の口には合わなかった。まずかった。メキシコ製?

このビールにはデンマーク、コペンハーゲン」と書いてある。


これは、グラスのマークの右下に「ブリュッセル」と書いてあるからベルギー
ブランドのようだ。

Amstel と言うのはアムステルダムの事? なら、オランダだな。
これはフランス製? 250ml 5ユーロ(520円)
向こうの人は「白ビール」と言ってたなあ。濁りビールだ。おいしい。
近くのスーパーで買って、「家」で飲んだ。500ml缶 1.70ユーロ(220円)

右端と左端は地ビール。どちらも250ml 6.5ユーロ(850円)。
中の二つは赤ワイン。150ml (1,100円)。



1664 250ml(?) 4ユーロ(520円)
いくつかのメーカーのビールが飲めるビールサーバーがあるカフェ。


250ml 4.5ユーロ(590円)

Grolsch ビール250ml 5ユーロ(520円)
Corona ビール250ml 6ユーロ(780円)



 
総じて、ビールは美味しかった。外国ブランドのも、フランスでライセンス生産しているのかもしれない。
 

2013年7月1日月曜日

パリの生活費 カフェ ビストロ レストラン

 『6月5日(水): 16日間の「暮らすように旅するパリ」---第8日目  モンサンミッシェル、1泊2日のバス旅行』に写真を挿入しました。    この一行 ↑ をクリックすると移動します。

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

パリの最初の4泊は日本でネットで予約していったホテル、あとの10泊は同じく日本で予約したアパルトマン。

ホテルの4泊の時は食事はすべて外食。

朝食: ホテルの朝食は7.50ユーロ(980円)でそんなに高くはなかったが、カフェなんかで摂ると15ユーロ(2,000円)くらいする。

昼食・夕食: カフェやビストロなんかで摂ったがビールやワインを飲んだりしたので、安く上げても一人一食20ユーロ(2,600円)で済ますのは難しかった。

と言うわけで、一日二人で食費が15,000円くらいもかかってしまった。この調子で2週間もやっていたら「破産してしまうよ!」と感じたものだ。

アパルトマンに入る日、アパルトマンの使い方の説明に日本人が来てくれた。パリに来て7年、陶芸を勉強している女子学生で、アパルトマンの管理のアルバイトをしているという。

「パリの物価(ここで物価と言うのは主に食費の事なんだが)は高いねえ! 生活するのは大変でしょ?」と聞いてみた。すると「食費は月に15,000円ほどです」と言ったものだ。僕たちの1日分の食事代で1ヶ月暮らせるというのだ。もちろん外食などは計算に入っていないが、それにしても上手に暮らせば何とかなるものらしい。

カフェ・ビストロ・レストランにしても、観光客向けと地元の人しか知らない隠れたおいしいそして安い店があるようだ。

アパルトマンに移ってからは、朝は「家で」パン、コーヒー、ジュース、ハムエッグ、ヨーグルト、フルーツ。こう書くと結構豪華だが・・・・。昼は、サンドイッチをかじったりカフェに入ったり。夜はスーパーで惣菜を買って家で食べたりカフェで食べたり。だいぶ生活費(食費)は抑えられるようになった。
 
食費をけちってばかりでは面白くないので、帰るまでに一度くらいは一人50ユーロ(6,500円)くらいのちょっとましなレストランに行こうね、と話をしていた。結局50ユーロのレストランの話は実現しなかった。モンサンミッシェルのおいしいレストランを一度経験したので、「もうおいしい料理にそんなにこだわる事もないね」という事になったので。

***** モンサンミッシェルのレストランの話は明日に・・・・ *****

2013年6月28日金曜日

0.01ユーロ

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

昨日の夜のニュースで、アメリカでは1セント硬貨を廃止することが論議されているという。1セントと言うと約1円だ。あまりにも価値が小さくて、実際に使う事が少ないらしい。

日本で1円硬貨を廃止する、などという事は聞いたことがない。小さな事まできっちりしている日本らしい。

ヨーロッパの通貨はユーロだが、0.01ユーロはやはり1セントと言う。これも約1円の値打ちだ。

Wikipedia から画像を拝借
 
パリの、あるスーパーで買い物をしたときに、カードではなく現金を出した。代金は9.81ユーロだった。ポケットには2セントや5セントや10セントなど一杯あって、全部合わせて9.80ユーあった。1セント足らなかったのだ。

「仕方ない、10ユーロ札を出して釣りをもらおう」と財布に手を掛けようとしたら、レジのお兄さんが「いいよ、1セント負けとくよ」と言う感じのジェスチャーをした。

釣りをもらったら、また小さな硬貨が増えるなあ、と一瞬思ったのだが助かった。前もどこかの国で同じ経験をしたことがあったが、日本では1円負けてくれるなんて事は余りないのでは? 
 
そんなことを考えていたら、日本のどこかのコンビニかスーパーのレジの横に「小銭が足りない時にどうぞお使いください」などと言って1円玉何十個かが小さな容器に入って置いてあったなあ、などという事を思い出した。

2013年6月27日木曜日

チップの習慣は悩みの種

★ 『6月2日(日): 16日間の暮らすように旅するパリ」---第5日目    パリの「アパルトマン」に引っ越し』 に写真を挿入しました。    この一行 ↑ をクリックすると移動します。

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・


外国旅行へ行って一番気を使うのが「チップ」。これがあるから海外旅行は嫌だなぁ、と思う事もある。もちろん、日本でもその習慣が全くない、という事はない。

芝居や歌謡ショーなどで「おひねり」なんて言うのもあるらしい。その経験は一度もない。

その昔、旅館に泊まった時には、部屋担当の女中さんに「よろしく」などと言って、紙に包んで差し上げることもあった。こちらの経験は何十年も前にはあった。

冠婚葬祭でタクシーの運転手や係りの人に差し上げることもあるにはあったが、するべきことをしないで痛い目に会ったこともあった。

ホント、面倒だ。

40年ほど前にインドに行った。僕はまだ学生だった。バックパックで貧乏旅行だったし、「チップ」などと言うものに疎かった。あるとき、おなじ安食堂で何回か食事をしたあと、おつりがバラバラと全部コインで帰ってきた。その時初めてハッと気が付いた。今まで全くチップを置いていなかったので、これは「少しはチップを置いて行けよ!」と言う意思表示だと。

今回のパリ旅行でも、「チップ」は頭痛の種だった。パリに着いて日本人にさっそく聞いたのは「チップ」についてだった。答えはこういう事だった。「フランスでは今では基本的にチップで生活をしている人はいない。だから普通は、チップは必要ない。」

ガイドブックにも書いてあるが、あげるとしても釣りにもらった小銭程度かレストランでも白い布がかかっている中・高級レストランで3~5%くらいという事だった。街中のカフェなどでは全くあげる必要はない、という事だった。

そんなことを知った後でも、カフェやバーに行ったときは、隣の客がどんな風に支払いをしてチップをどうしたか、などと言うのをしっかりと見ていた。「郷に入ったら郷に従え」を実行しないといけない、と言う半ば強迫観念みたいなものを感じながら・・・

まあ、自分のキモの小さいこと!
まあ、神経が細やかなこと!
まあ、他人に対して思いやりが行き届いていること!

ああ、しんど!
あげるべき時にあげないのは、まずいし・・・・。
沢山あげすぎても、後々の観光客のいい迷惑になるし・・・・