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2022年3月16日水曜日

アーモンドも開花

ここ数日、最高気温が17℃、18℃、19℃と温かくなって暖地サクランボに続いてアーモンドも咲き始めた。3輪ほど開花すれば「開花日」ということなら開花日は昨日3月15日。


この写真は今日のもの。



2021年3月15日月曜日

アーモンドが満開

アーモンド

  2017年  開花 3月16日  満開 4月  1日

  2018年     3月 ? 日     4月  ?日

  2021年(今年) 3月  4日               3月15日


暖地サクランボやアーモンドだけでなく他の花も咲くのが異常に早い。真っ黄色のラッパスイセン、小型スイセン「ティタティタ」、パンジー、ムスカリ、ヒヤシンス、オキザリス、ボケなどはもうだいぶ前から咲いているが、スイートピーもつぼみが膨らみだした。




2021年3月6日土曜日

アーモンドの開花

暖地サクランボの開花が今年は例年より2週間ほど早かったのだが、アーモンドの開花はなんと1ヶ月半近くも早い。


暖地サクランボ

  2017年  開花 3月 7日  満開 3月16日

  2018年     3月 4日     3月  7日

  2021年(今年)2月22日               2月28日 

昨夜の雨で花びらが落ちている。

花も俊を過ぎ、花の中心にサクランボの
赤ちゃんが生まれている。写真をタップ
して拡大すると花の中心に緑色の赤ん坊
が見える。

アーモンド

  2017年  開花 4月16日  満開 4月 1日

  2018年     4月 ? 日     4月 ?日

  2021年(今年) 3月  4日                   ???

3月4日、5輪咲いたので我が家の開花宣言。

3月6日、あまり暖かくないので花の数は
そんなに増えていない。

アーモンドの花のアップ。

2020年7月16日木曜日

アーモンドの枝、更新

我が家のアーモンドの樹、樹齢満30年の昨年、太い主枝と言うか本体が完全に枯れてしまって、地面から50㎝ほどのところから出てきた新枝が元気に育っている。

今年の春には花がたくさん咲き、実もたくさんあったが、生理落果や風などで大半が落ちて、まだ元気に育っているのはわずか20個ほど。

太くて黒いのが枯れた主枝。
左の方に出てきたのが側枝。

2018年に出てきた側枝がここまで大きくなった。

アーモンドが樹に成っている状態

樹に成っているのを一個取って半分にカット
断面の白いところはやわらかいのでカットできるが
中の殻はのこぎりかペンチでないとカットできない。

ペンチで固い部分を割った

中心の白いのが食べる部分のアーモンド

左: 樹になっているのを取って半分にカット
中央: 殻。この中に食べる部分が入っている
右: 食べる部分のアーモンド。取り出すのが
一苦労。ペンチか金づちが必要。

2018年3月20日火曜日

アーモンド開花

暖地サクランボの開花が3月4日、暖かかったので3日ほどで満開になった。

アーモンドの開花は3月15日。その後寒さがぶり返し、今日20日現在 “5分咲き” と言ったところか。

 
 
(我が家の)アーモンドの木は枝が枯れやすく、太い茎から出ているのが下の方からどんどん枯れていく。心配していたらなんと地上50cmくらいの所から新枝が出て、今年花をつけた。
 
これを大事に育てたら、万一太い茎の方が全滅しても木は助かるかな?
 
 
 
暖地サクランボの花はほとんど全て散ってしまった。咲き遅れた花が数個、「遅刻してしまったよ」と言いながらもしっかり自己主張しながら咲いている。
 
 
 

 


2017年7月9日日曜日

実をつけている木 その1

残念ながら実を結ばない木がたくさんある。その原因はほとんどが手入れ不足だと思う。

 水やり不足
 肥料不足
 病害・虫害があっても薬剤を散布しないで放置
 鉢植えの場合は植え替えをせず根詰まりを起こしている

こんなところだろう。

そんな持ち主(僕のこと)に反乱も起こさず、気丈に実を結んで秋の収穫まで楽しませてくれる木もたくさんある。

アーモンド(品種不明): 樹齢28年、地植え。幹径15cm x 4.5m。

過去に300~400個の実を収穫したこともあるが、一昨年・昨年と100個余りの不作が続いている。枝の枯れ込みが進み、今年はさらに数は減るかもしれない。


赤丸が枯れ込んでいる枝、黄丸が過去に枯れ込んで
カットしてしまった枝。白丸は元気に育っているゴーヤ。

ただ、幹の下の方から新しい枝が出てきて、枝の数が補充されてくる様子なので、数年後には元の数に戻る可能性もある。下の写真で太い幹の途中から細いのが出ているが、これが今年春先から突然芽を出して成長しつつある新枝。

この木の寿命が怪しいので、すぐそばにこの木の種から育った苗を植えた。昨年、今年と花は咲いたのだが実を結ばなかった。実生で発芽した年から数えて樹齢4年になる。

右端のヒョロとしたのが若いアーモンドの木。
幹径15mm x 樹高100cm。


イチジク「久留米バサロ」: 樹齢2年、鉢植え。幹径25mm x 樹高90cm。

先月6月30日に書いた時は小さい実が3つついていたのだが、今日見ると2つ増えて5つになっていた。まだ増えるのかな? 落果の心配もあるが、引き続き観察。

3つ。夕方の雨の中で撮影。
大きい方はビー玉より少し大きい位。




柿「百目柿」「禅寺丸柿」: 
  「百目柿」:   鉢植え。樹齢5年、幹径22mm x 樹高100cm。 
  「禅寺丸柿」: 鉢植え。樹齢3年、幹径20mm x 樹高 90cm。

「百目柿」は2年目に2個収穫、3年目と4年目はゼロ。今年は今のところ5個のゴルフボール大の実がまだ枝に残っている。屋上の強風で落果しないように網で包んでいるのだが。

百目柿

「禅寺丸柿」は今のところ9個のゴルフボール大の実が落ちずに枝にぶら下がっている。

禅寺丸柿




2017年4月10日月曜日

今年のアーモンド

3月16日(木)に我が家のアーモンドが開花した。

3月17日のアーモンド

そして今日4月10日(月)、ここ2日ばかりの雨でアーモンドの花はほとんどが散ってしまった。


夜の道路上に "咲いた" アーモンドの花。一昨夜の様子。
花が散ると同時に、鮮やかな緑の葉が見え始めた。

2017年3月18日土曜日

アーモンドの殻割り器

サラマンカで買ったアーモンドの殻割り器を試してみた。


一番奥まで入れる

グッと力をかけるとパカッと割れた。
握力50kgの僕でも結構な力が必要だったので女性では
ちょっと無理かもしれない。

10分ほど頑張って残っていた殻付きアーモンドをすべて割った。これで10分ほどかかったかな?結構な労力だ。

春がやってきた

我が家の小さな庭にも春がやってきた。

昨年秋に植えた球根が、まだ葉だけのものもあるが花が咲いているのもある。シクラメンだけは花が咲いたのを買って、まだ咲き続けている。

春先の木のハイライトはサクランボとアーモンドとハクモクレン。アーモンドは昨秋からの狂い咲きが続いていて、例年ならこんなにたくさん咲いていないのに、今年は結構咲いている。サクランボは3月7日くらいに咲き始め、今がちょうど満開。


上2枚は狂い咲のアーモンド
 

 
上3枚は暖地サクランボ、満開
 
スイセン(ティタティタ)
 
シクラメン

ヒヤシンス

オキザリス

シンビジウム
 
スイセン

スイセン

スイセン
 
 

2017年2月21日火曜日

ア―モンドの殻割り器

ついに見つけた、アーモンドの殻割り器。

中央広場のすぐ近くにある金物屋さん。いつもの通学路の途中にある店なのだが金物屋さんがあることに気が付かなかった。昨日気が付いて、今日の昼前の30分の休憩時間に店に入って、アーモンドの殻を割る用具がないかと聞いた。



すると、あったのだ。店のディスプレーにもアーモンドの写真があった。5.90ユーロ(740円)、Made in PRC と書いてあるので中国製だ。




ちなみに Made in ROK は韓国製。ネットを見ると、日本では中国製 China や韓国製 Korea を嫌うのでこのように表示する製品が多くなっている由。という事はスペインでもそうなのか?

そういえば昨夜、こんなことが笑い話であった。夕食にキノコ料理が出た。

「さすがセニョーラ!味付けがいいですね。おいしいキノコSeta料理です。なんというキノコですか?」
  「マッシュルームChampiñonよ」
自然 natural に生えたものではなく栽培したものであることを確認したかったのだが単語が出てこなかったので「自然」の反意語の artificial (人工の、人為的な、模造の)?と聞いたら、
  「cultivados(栽培・養殖された)よ、artificial じゃない」
と返ってきた。さらにセニョーラがいう事がいい。
  「artificial と言えば、中国にはプラスチック製米 arroz plásticos もあるけどね」
  という。一同大笑い。

スペインでは(たぶん、ヨーロッパでは、と言い換えてもよいのかもしれないが)一般的には中国に対してあまり良い感情を持っていないと聞いているが、その感覚が垣間見えた。

さて、授業に戻ってアーモンドの殻割り器を買っと事を先生に話すと、「う~ん、アーモンドの殻はすごく固いからこれでは無理かもね」の返事。持って帰って家で試すのが楽しみだ。

ここで、スペイン語の授業の話をちょっと。

スペインにはミドリ十字のサインの薬局が街角の至る所にあり、なぜそんなに多いのかをいつか先生に聞きたいと思っていた。それを朝一番にしたら、結論的にはスペインではスーパーやほかの店では薬が買えないから沢山ないと不便でしょ?というようなちょっと理解不能の回答だった。

それから話はどんどん広がり、

  薬
  健康保険制度
  ONG(「オー・エネ・ヘー」と発音、非政府組織、英語ではNGO)
  オバマケア
  貧困層
  市民権
  グリーンカード
  パスポートとそれを得るための言語能力
  憲法
  国家に対する忠誠心・感情・認識

など、どんどん難しい話になっていく。ここまでくると僕の語彙力ではとてもついていけない。クラスメートは全員アメリカ人大学生。たぶんスペイン語も英語も似た単語なのだろう。みんな理解している様子。

「ちょっと待って!その単語、意味わからない!」と言って会話を止めるわけにいかないので放置。アメリカ人は有利だなあ、といつものことながら思ってしまう。


  

2017年1月30日月曜日

いよいよ明日から学校が始まる

1月29日(日)記

ポルトガル 1月17日~24日 8日間・クラブツーリズムツアーに妻と2人で参加
スペイン   1月23日~3月3日 ツアーから別れて単独行動でスペインに行く
         (1月30日~2月24日〈月~金、4週間〉サラマンカで語学学校に入る)

全部で46日間。

1.ツアー参加を決める
2.スペインのアーモンド満開の時期を調べる
3.サラマンカ行きを決めて学校を探し、申し込む
4.帰りの飛行機の便をどうしよう
5.ツアーにさよならをして、ひとりスペインへ

というようなことを、すこしずつ書いていこうと思う。

こんなことを前に書いて、「1.ツアー参加を決める」 だけを書いてほったらかしになっていた。実は文だけは書いて適当なところに挟もうと思っていたが、その適当なところが見つからずそのままになっていた。

文だけになってしまったが、学校スタートを節目にしたいのでここに一気に載せてしまう。

●● 薬

今回の旅行はポルトガルが8日、そのあとのスペインが38日の計46日。持っていく常用薬は医者から処方されたのが4種類550錠、健食錠剤(血管をしなやかに強くする、眼に良いブルーベリー、ひどい花粉アレルギー用に甜茶)3種類600錠、合わせて7種類1,150錠、それに胃薬や風邪薬が加わる。これだけ多量になると入国の際の検査が心配になってきた。

もちろん心配の理由は「怪しい薬じゃないか」と疑われること。そこで薬の英文説明を持っていくことを考えた。

ネットはありがたい。「くすりのしおり」というページがあって、ここに薬の英文の説明がある。医者処方薬4種類のうち3種類はここに載っていて、あとの1種類は薬局で相談したらその場で簡単な英文を考えてくれて作ってくれた。

実際の入国の際はどうだったか・・・・・

フランクフルトではEC圏入域でパスポートの審査は結構厳しかったが、薬を入れた荷物は大阪から直接ポルトガル・ポルトに行ってしまったのでどういう検査をフランクフルトでしたかわからない。X線検査をやっていて、怪しいとスーツケースを開けさせられる、とも聞いたが僕の場合は何もなく済んだ。最終地のポルトでも荷物検査など全くやっていないようだった。

●● スペインのアーモンド満開の時期を調べる

日本のアーモンド、特に僕の家のアーモンドは桜の時期とほぼ同じで4月初めころ。スペインも同じころだと思っていた。そこで、日本よりも少し気温が高いセビリアでは2~3月に見られるだろうと思って7年前に行ったのだが当て外れで、時期はとっくに終わっていた。

何とか日本の桜のように、アーモンド畑が満開の様子を見たい、とずっと思っている。ネットの情報はあまり多くない。スペインにはアーモンドの「花見」をする習慣はない、とのことだった。

ファーロの様子についてはすでに書いた。

●● サラマンカ行きを決めて学校を探し、申し込む

今まで、スペイン語学留学はスペインの南海岸に近いセビリアとカディス、北海岸に近いサンティアゴ・デ・コンポステーラとサン・セバスティアンに行った。毎回違うところに行くのが楽しみだが、今回はスペインの内陸部、マドリッドから少し西に行った所にあるサラマンカに決めた。

決めたのには大きな理由はない。日本でのスペイン語会話カルチャースクールメートの女性が昨秋2週間の語学留学にサラマンカに行ってきて「街も人も良かったですよ。学校も先生もお勧めです」の一言があったからだ。

今度は学校をさがさねばならない。

ネットで検索してみると、日本でのスペイン語会話カルチャースクールメートの女性お勧めの学校を始めとしてい
くつか出て来る。が、ネットの情報、しかもスペイン語の情報では善し悪しがわかる筈もない。

ここは「お勧め」に乗っかろうと、その学校に決めた。それがColegio de España だ。

この学校の学費やホームステイ価格を見ると結構安い。この時期、学校は閑散期なのだろう、2週間の学費395ユーロで3週間勉強できます、というキャンペーンをやっている。5時間授業コースを4週間行くことにしたので395ユーロプラス追加の1週間分150ユーロの計545ユーロが学費の合計。


つまり、キャンペーン利用の結果、5時間授業を1週間で136ユーロ(17,000円)という事になる。
  初回と2回目のセビリアでは4時間授業1週間で160ユーロ
  3回目のサンティアゴ・デ・コンポステーラでは5時間授業1週間で180ユーロ

そしてホームステイの価格がこれまた安い。1泊3食付きで21ユーロ(1ユーロ = 約125円で換算すると2,625円)。激安といってもいい。


今日30日に過去の記録を見てみたら、
  初回セビリアでは2食付きで1泊27ユーロ(専用バス付)
  2回目セビリア・カディスでは3食付きで33ユーロ(専用バス付)
  3回目サンティアゴ・デ・コンポステーラでは2食付きで21ユーロ(共用バス)
こうしてみると、サンティアゴ・デ・コンポステーラの料理スキのセニョーラのところこそ激安で天国だった。

今までのホームステイでは30ユーロ以上(3,750円以上)だった。だから「食事がいくらなんでもひどいんじゃない?」などと文句も言っていたが、今回のサラマンカの価格じゃ贅沢は言えないな、と思う。

そして、日本のスペイン大使館やサラマンカの観光局にe-mailを送り、サラマンカかその近郊でアーモンドの花が満開になるのはいつ頃ですか、と聞いたところ確たる回答はなかった。少し寒い地方だから、アーモンドの花が咲くのは1月から2月ごろと踏んでいた。

想像通りで、Colegio de España に聞くと、2月末から3月初めころで、しかもサラマンカからすぐ近く、車で1時間ぐらいのところの村(街?)ラ・フレネラダで「アーモンド祭り」があるあるとの情報をいただいた。これは「大当たり」だ。

そして最後に「いつ行くか」という事だ。ポルトガルツアーは1月17日から24日。Colegio de Españaの学費キャンペーン1月20日までに申し込む事と2月の受講が条件。という事で、勉強するのは2月という事に自動的に決定。

24日に日本に帰ってきて、すぐにスペインに行く? それは体力的にちょっときつい。どうしよう!

●● 帰りの飛行機の便をどうしよう

団体旅行のツアーからひとり離れてあとは自分で勝手に旅行できるの?

ここでもネット情報などは自己責任だし、再合流できなかった場合も自己責任。誓約書を書いて実現できたとのこと。

できるという事ならと旅行会社に相談した。結果はOK。帰りの飛行機の搭乗の権利を放棄する、という事だ。ツアー費用の一部払い戻しはないし、またペナルティなどの追加費用もない。

このことを、僕の結婚の仲人役を引き受けてくれた知人であり友人でもある海外旅行会社の社長に話したところ、こんな話をしてくれた。

格安航空券にはPEXとITというのがあってPEXのほうは1回限りで変更が可能、ITのほうは全く変更が効かない。ポルトガル行きの団体ツアーがPEX航空券を使っているならツアーの帰りのフライトを後日に変更することができる、という。旅行会社や航空会社によって違うが変更が無料のこともあればなにがしかの変更料を取ることもあるらしい。

ツアー旅行会社に僕のツアーの航空券を確認したところITで、変更は不可能、と回答があった。

という事は、帰りの航空券を別途手配しなければならない。上記の社長に「安い航空券を探してよ!」と頼んだ。直ぐに探してくれ、取れたのがキャセイパシフィック航空のマドリッド-香港ー大阪ルートの便で78,000円+空港税8,、円の計86,000円の券。片道の航空券は結構高く、往復航空券を買うよりも高いこともある。

ツアーで一緒になった人に聞くと中の3日だけツアーを抜けて自分一人で行動したことがありますよとか、1週間余分に滞在して切符もいくらか追加金を払って1週間先に変更してもらいましたよ、というような話も聞いた。

こんな具合で日本を出発して今に至り、明日の学校開始を待つ夜を迎えている。

2017年1月24日火曜日

7年ぶりに再びファーロに

1月23日(月)

ポルトガル・リスボンのホテルの朝9時、僕を除くツアーの33人とガイドの女性がバスに乗り込み帰国のために空港に向かうのを見送った。いよいよ僕の一人旅が始まった。

ホテルのコンシェルジュにファーロFaro行きの列車の時刻と駅を教えてもらい、タクシーでセテ・リオスSete Rios駅に向かった。

初めの予定では前夜教えてもらっていたリスボンのターミナル駅のサンタ・アポローニャSanta Apolónia駅から出発する予定だったが、朝に教えてもらったセテ・リオス駅のほうがホテルに近く、時刻的にも都合の良いのがあったのでこちらを選んだ。

切符売り場でファーロまで片道切符を購入。クレジットカードは使えなかった。現金で21.20ユーロ(2,700円)。6%の消費税IVAが含まれている。2等車、指定席。


10:14 セテ・リオス駅を4両編成の電車が発車。20分ほどして検札があり、自由席だと思っていた僕は指定席に座るように指示された。検札された切符には直径3mmほどの丸い穴が開いた。


この列車、前2両は1等車、後ろ2両は2等車。車内はそこそこきれいだが窓ガラスの外側が汚く、景色を撮るには都合が悪い。最後尾の後ろには車掌室がなく電車の後ろの景色が見える。なかなか良い眺めだ。2等車だからサロンカーのようなものではないのでソファはもちろんない。



途中の停車駅は10程だっただろうか、僕の乗った車両は座席定員100人余のところ、ガラ空きの40人足らず。終着駅のファーロに着く少し前から時々アーモンドの花が咲いているのを見た。農園ではなく、1、2本ところどころに「散在する」という感じだ。景色を見たり、スペイン語の本を出してみたり、このブログを書いたりの電車の旅は3時間16分だった。

宿舎は前日ネットで予約しておいた。税込み35ユーロ(4,400円)の、こちらでホスタルHostalというカテゴリーの宿泊施設。簡易ホテルという感じ。

玄関ドアのベルを押して開けてもらう。入るとすぐに階段がある。エレベーターはないので20㎏以上あるスーツケースを持って上がるのはちょっとしんどい。

2階はキッチンと食堂。調理器具・食器類と簡単な調味料は揃っている。自由に使ってください、というが料理などしている時間はない。食堂から外に出ると大きなテラス。




宿泊用の部屋は3階にあり、6室しかない。この日の宿泊者はどうも僕一人の様だ。

 


全体にきれいで、作って間もないようだ。アメニティはシャワーシャンプーと洗面台の固形石鹸のみ。タオル無し。無料品で、1.5Lの水のペットボトルと小さなリンゴと西洋ナシが各1個。

ファーロに来たのはアーモンドの花で有名だったから。7年前の3月にも花を求めて来たことがあったがすでに終わっていた。今回もインフォメーションに聞きに行ったが、良い情報は聞けなかった。7年前と同じ場所、かつてアーモンドの木の公園だったところを教えてくれただけ。近くにアーモンド農園はないのか、とかアーモンド祭りをやる街はないのかとかいろいろ聞いたが、ないないないの一点張り。


遠くは日本からアーモンドの花を見に来てくれた、という熱意に応えようとする心意気は微塵とも感じなかった。特別なツアーを組んでくれる業者があるのでそこで相談してください、電話かネットでできますよ、と放り投げられた。

取りあえず、7年前には歩いて行ったアーモンド公園に今回はタクシーで行った。少し咲いてはいたが、日本の桜のような見事な開花はなかった。