大阪府高齢者大学校・似顔絵とマンガ風イラストをたのしむ科。今日(1月21日)の講義の課題は、マンガで怒り、嬉しい、悲しい、恥ずかしい、・・・・・を表現しなさい、だ。
この日、僕は何も描かなかった。顔だけを描くのさえ四苦八苦している、全身の絵など描けない。僕の隣の女性は?と見ると見事な絵を描いている。こんなにバランスの良い、そしてうまく課題を表現している絵を描いているのはクラスメートの中でもそんなに多くはいない。
そして先生の講評がまたすごい。絵の中の、お母さんの指差す先が、
① 彼女の絵のように上を指すとき (クラスメートの彼女のオリジナル)
② 子供を指すとき (僕が彼女の絵にちょっと手を入れた)
③ 散らかったおもちゃを指すとき (同上)
それぞれ、少しづつ意味合いが違う、と先生は言う。プロの漫画家はそこまで考えてわかった上で絵を描くんですよ、と解説してくれた。
なるほど、音楽には音の強弱、高低、長短、、音色、リズムなどがあって千変万化する。言葉だって、音の並び方、単語の並び方、母音・子音の種類、いろんな要素が組み合わさって日本語になり英語になったりする。絵もマンガも、その気になって鑑賞すると色んな楽しさが隠れているようだ。
天を指差しているクラスメートの絵 |
子供を指差すとこんな感じになる (僕が手の方向を修正) |
おもちゃを指差すとこんな感じになる (同じく僕が修正) |
なるほど、音楽には音の強弱、高低、長短、、音色、リズムなどがあって千変万化する。言葉だって、音の並び方、単語の並び方、母音・子音の種類、いろんな要素が組み合わさって日本語になり英語になったりする。絵もマンガも、その気になって鑑賞すると色んな楽しさが隠れているようだ。
しかし、しかしです、実は、もう何ヶ月も前から、というか4月に1年のコースが始まったのだが始まって早々に、絵を描くのは僕に向いていない事がすぐにわかってしまっていた。
他にする事が一杯あったのも原因の一つかもしれないが、絵を描くのにゆっくり時間を割ける事が出来ない。描いていても一向に面白くならない。楽器を吹いたり、語学をやったり、おもちゃを修理したり、映画を見たり、家庭菜園をやったり、などは時間を忘れる位出来るが、絵を描くのは10分と続かない。絵が好きなクラスメートなどは、3時間も4時間も絵を描くらしい。えらい違いだ。
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