とりあえず、スペイン番長時代の写真をアップします。説明などできれば後日加えます。
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「赤シャツ」が私です。 左端のが牧野君、 今でもお付き合いがあります。 |
ハッピー(に)(な)リタイアメントなんて、オヤジギャグで!!
仕事を辞めて、する事がなくなって・・・・・・・ なんていう人がいるなんて信じられないョ
バンドでトランペット演奏・ハーモニカの習い事・スペインへスペイン語留学・フィリピンへ英語留学・TOEIC受験・おもちゃ病院の先生・プランターで野菜と果樹の栽培・DIY、などなど。
あぁ、忙しい、忙しい!!
http://homepage2.nifty.com/hirobon/ HP「堀内さんちのあれこれ」は、現在公開休止中。
1972年「海外の旅」5月号 マスレジャー研究所発行
足の向くまま 第9回 灯火管制、空港閉鎖、脱出
下の画像をクリックすると新しいウィンドウで、この旅行誌に掲載された私の旅行記が読めます。私が今読み返すと、ところどころ意味不明のところがあったりしますが、ご容赦ください。
写真をたくさん撮りましたが旅行誌紙面に限りがあり、掲載されたものはほんの少しです。それらの写真は順次アップしたいと思っていますが整理が間に合わず時間がかかっています。
1972年「海外の旅」4月号 マスレジャー研究所発行
足の向くまま 第8回 スペイン番長 蚤の市に出店
マドリッドのユースホステルで番長を務め、そのあとアフリカへ
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写真をたくさん撮りましたが旅行誌紙面に限りがあり、掲載されたものはほんの少しです。それらの写真は順次アップしたいと思っていますが整理が間に合わず時間がかかっています。
1972年「海外の旅」3月号 マスレジャー研究所発行
足の向くまま 第7回 パリにパリジェンヌに・・・そしてボク
オーストリア・スイス・パリ・ベルリン
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写真をたくさん撮りましたが旅行誌紙面に限りがあり、掲載されたものはほんの少しです。それらの写真は順次アップしたいと思っていますが整理が間に合わず時間がかかっています。
1972年「海外の旅」2月号 マスレジャー研究所発行
足の向くまま 第6回 闘牛場のファンファーレ
スペイン・オランダ・ドイツ
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1972年「海外の旅」1月号 マスレジャー研究所発行
足の向くまま 第5回 わがイタリア万歳!
イタリアあちこち、ナポリ・リミニ・トリエステ・ベネチア・・・・
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1971年「海外の旅」12月号 マスレジャー研究所発行
足の向くまま 第4回 北国から暖かい南の国へ
ヨーロッパ最北端の島~(ユーレイルパスを使って鉄道で)~スペイン
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写真をたくさん撮りましたが雑誌紙面の限りがあり掲載されたものはほんの少しです。それらの写真は順次アップしたいと思っていますが整理が間に合わず時間がかかっています。
最近、スペインのマドリードのユースホステルに1970年代に滞在した方からコメントをいただくことが多くなってきました。
懐かしむ方や、当時の記憶を探している方や、もう一度ユースに行ってみたい方などから色々コメントをいただいており、私のブログを通して連絡を頂いております。
私のこのブログにコメント書くのも読むのも結構面倒なので、hirobon の名でLINEのグループチャットを始めました。ぜひご利用いただければ嬉しいです。
下のQRコードをスマホで読み込むか、その下のアドレスをタップしてスマホのLINEを開いてください。
オープンチャット「Madridカサ・デ・カンポ ユース・ホステル」
https://line.me/ti/g2/LJWWcrdgIG7XsD3YKDlhWbE7bHej_xe9yP0pqw?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
「新しいプロフィールで参加」をタップして「ニックネームを入力」の欄にお好きな自分のニックネームを入れてください。そして右上の「参加」をタップしてください。
注意事項が出ますので、読んだ後「確認しました」をタップ。下の方の枠に文章が入力できるようになります。ご利用をお待ちしております。
7月2日(水)
スペイン最後の日。
昨夜は夜10時に寝た。あまり寝られず、朝5時過ぎに起きてしまった。
06:00 ホテル→バス⇒電車⇒バス⇒バス
07:40 空港到着
10:10 チェックイン開始
13:10 飛行機出発
こんな予定。乗り継ぎ(⇒マーク)が3回あり、プラットホームから別のプラットホームへ、と言うような単純なものではない。道を間違えたり、停留所を間違えたり、時間がかかりすぎて予定のバスを乗り過ごしたり、別の行き先のバスに乗ってしまったり、と予定が遅れる理由はいくらでもある。
幸運なことにトラブルもなく、最後のバスのところまできた。最後のバスだけはGoogleMapが指示するのと違って、ちょっと遠回りするルートのバスに乗ってしまったので、当初の予定より5分ほど遅れて 07:45 に着いた。ほぼ完璧。
09:40 チェックインが早く始まった。誰も並んでいないのですぐ終わった。セキュリティーチェックも20分ほど。ただ、パスポートコントロールが1時間。買い物は何もないが、免税店をぶらぶらしていて、水分が欲しくなったので、自販機の前まで行って500ccの水が2.40ユーロ(408円)を見て高いなぁ、と思うと同時にVIPルームを使えるパスを持っていることを思い出した。
このパスと紐ずいているクレカを盗られたので大丈夫かなと思いながらカウンターに行ったが、特に問題はなかった。
北京空港に予定通り到着。
*** ここらあたりから、またひと騒動があったので後で書き足します。無事家にたどり着きましたのでご安心を!***
7月1日(火)
スペインを離れる日は大体空港近くのホテルをとることにしていたが、今回は少し離れたところ、グアダラハラになった。グアダラハラに2日、空港近くに1日でも良かったがバタバタと動くのもシンドイかなと思ってこうした。
2日の飛行機はマドリード空港 T1 を13:10発。3時間前には空港に着きたいので最低10:00着目標。グアダラハラから空港までは50㎞足らずだが、GoogleMapで時刻表を見てみると大体2時間かかる。それも鉄道1本では行けない。鉄道とバスを3、4回乗り換えてスムーズに行っての話だ。初めてのところで、乗り遅れて次は1時間あと、などとなると2回乗り遅れるとアウトだ。
日本でGoogleMapで旅行計画を立てたことだ無いが、こちらでは鉄道とバスの時刻表の情報が沢山あって、計画を立てることが出来る。乗り換える駅の候補がありすぎて、調べるのが大変。とりあえず、1回乗り換え位で出来るだけ空港に近づければ、あとは最悪そこからタクシーと言う手もある。グアダラハラから空港まで全てをタクシーにすると 50km、150ユーロ(25,500円)くらいかかる。ちょっともったいないし、手持ちは130ユーロ。ちょっと不足です。
昨日、両替のためにここからマドリードの中心街の一つのアメリカ通りまでをバスで往復したが、片道3.78ユーロ(643円)だった。50km運んでもらってこの運賃だから安いですよね。
とりあえず、明日朝は6時にホテルを出ようと思っています。目標10時に2時間の余裕をもって。空港近くのホテルだとこんな余裕は必要なかったんですけどね。
今日はとりあえずホテルから鉄道駅までのルートを押さえておきたい。徒歩5分(290m)でバス停、バスを13分乗りバス停6個目で降り、降りたところから3分(150m)で鉄道駅・・・・・などと時刻表と一緒に詳しく出る。
ここのバスはALSAが運営していて1乗車1.05ゆーろ(179円)。L4ラインで行って、確かに鉄道駅に着くことを確認。目視しただけでバスの終着まで行くことにした。観光名所も古い町だから色々あるのだろうけど、今回は疲れたので全てパス。終着には何があったかと言うと町はずれの住宅街。
小腹が空いたのでバルに入った。客は男性3人、一人は大ジョッキのビール、二人は白ワインを飲んでいる。昼の12時半ごろ。私はCafé con lecheミルクコーヒー とつまみを一つ。イカリング揚げのようなのがあったので聞いてみたら残念!玉ねぎのリング揚げだった。それとギョーザの小型版のを各2つ頼んだ。しめて2ユーロ(340円)。ワインを飲んでるおじさんが話しかけてきた。「あんた、コーヒーにそのアテはないやろ。それはアルコールと一緒に飲むもんや」
さらに 「コーヒーには、パンにスライストマトを乗せそれにオリーブオイルをかけ、最後に塩をパラパラとふるのが最高!」 などと軽いお教え。
住宅の周りを一周していたら、公園で小さな子供たちがキャーキャーいいながら遊んでいた。こんな時間は学校のはずなのにと引率らしき女性に声をかけると
「お騒がせしてすみません、Campamento キャンピング なんです」 と説明があった。
その場をはなれて、しばらく散歩しているとその子たちに会い、ちょっとカメラを向けたら、なかの一人の男の子が No se puede だめだよ と言う。カメラを向けられていう言葉だから No se
puede sacar una foto 写真はダメだよ の事だろう。 しっかり教育されてるなと思いビックリ。
しばらくして再びL4ラインのバスに乗り、もう片方の終着点に行った。そこはグアダラハラ大学病院だった。その向こうには広々とした丘があるだけ(写真を撮るのを忘れた)。病院内で自販機で飲み物を買いトイレを借りた。
帰りのバスに乗ろうとして運転手に1.05ユーロがなかったので10ユーロ札を出したら札は5ユーロまででだめ、バスに乗せない、と言われた。「どうにかして小銭を作れ」とも。ええ??帰れない!とちょっとパ二くった。
病院入口前にいた3人の女性に声をかけて、小銭に両替して貰えないかと聞いたがみんなNo。一人が病院の中にカフェテリアがあるのでそこで何か買ってくずしたら?と教えてくれた。この病院の自販機は札はダメなのがわかっていたのでカフェテリアへ。軽食を食べて5ユーロ札をゲット。小銭はいつも少しは持っておくものだ。ただ、多分クレカがあったら乗れたんだと思う。無事バスで帰宅。
6月30日(月)
ホテルから歩いて3分のところに銀行がある。入ってすぐに 円 → ユーロ の両替ができるか聞いた。返事は 「当銀行の口座を持っていないとできない」「ほかの銀行もそうだろう」 という事、この街に両替できるところがあるか聞いたが 「ないと思う、近くに中国人が経営するコンビニがある。中国人なら知っているかもしれない。」 と、ちょっと何かありそうな感じの返事。
せっかく教えてくれたので店に行ったが返事は、「わたし、何もわからない。スペイン語が分からない」 と言う。裏社会の取引でやっているのかもしれないが、そんなことを外国人旅行者の私にオープンにするわけがない。中国人店主は私の問いに、「No entiendo理解できません」と言うだけ。わかっていても分からない風を装った、と言う匂いがした。
マドリードの中心街に行くしかない。どんなにしていこうかと探していたら、バスステーションが1kmほどのところにあることがわかり、直ぐ向かった。11:00バス発車 11:50バスが中心街の一つ Avenida de America アメリカ通り に着いた。横に座った人に両替店があるかな?と聞いてみた。すると、「結構な繁華街だから多分あるでしょう」と言う返事。
ところが着いてみると、そんな風でもない。銀行の一つに入ったら、グアダラハラの銀行と同じ返事。途方に暮れていると、非常に大きなバスステーションの一角にインフォメーションがあった。時間を少しかけて調べてくれて、ここにあります、と行き方を教えてくれた。「地下鉄9号線に乗り、途中2号線に乗り換えSol 駅を降りて、降りてすぐのところにあります」 と。
地下鉄の切符を買うのがまた大変。券売機の近くに案内の人がいた。この人は一般の人ではなく地下鉄の職員。確認したうえで色々聞いた。「クレカは日本の発行銀行とこちらの銀行が取引があればすぐに新しいのを発行してくれると思うんだが」なんて言うのだが、そんなことで時間をとっていると今日に確実に手に入るとは思えないので、「いやいや、とにかく日本円でユーロを買いたいんです」といって、Sol に行ける切符を買ってもらった。まずはカードを買ってそれにチャージしてSol駅に行くという段取り。とにかく買い方が難しいのでたくさんの旅行客が戸惑っている。
Sol駅には簡単に着いた。エスカレーターと階段を上がると、言われた通りのところに両替商があった。すぐに飛びついて30,000円でユーロを買った。なんと155ユーロしかない。 1ユーロ=193円 びっくりしたがそんなことを言ってる場合じゃない。バス代や地下鉄代を払っているともう手元には30ユーロほどしかない。これは、最後の空港行くにも心配な額だ。
ちょっと話がかわるが、地下鉄の Sol 駅から地上に出たところで、たぶんアフリカ系だろうか黒人たちが路上に店開きし始めた。その写真を撮ろうとしている時に2、3人の黒人が「大黒様の袋」のような感じで白い袋を担いで私の横を通った。そして私のショルダーバッグをひったくるような感じで肩にかけたベルトをはじいた。すぐに私の顔を見て「写真を撮るのに集中してるとバッグをひったくりにやられるよ」と注意してくれたのだ。昨日スリにやられた後だったので、残念。
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警官の姿を見ると広げていた商品をあっという間、 ほんの1秒でまとめて2秒目には肩に担ぎ、3秒 目には逃げ出し始めている。スゴイ早業だ。 |
ともかく一安心して昼食 El menu del día 軽いコース料理 16ユーロ。飲み物はビール。パンは無料。
一皿目は当店風サラダ。
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二皿目はOsobucoと言うイタリア起源の肉料理。 柔らかくて味付けも良くおいしかった。 |
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デザートはTarta ケーキ 一式で16ユーロ(2,720円) |
Sol駅からすぐに地下鉄でバスステーションがある元の場所に戻って、と思っていたのだがバスステーションの場所が分からなくなった。散々聞きまわって歩きまわってへとへと。やっと着いて今度は切符を買わねばならない。窓口がないので券売機。これがまたむづかしい。
たまたまGuadalajara行き切符 と言うのが画面に出てきたのでお金を払おうとしたら 支払いはクレジットカードのみ と書いてある。試しに現金を入れたら受け付けてくれない。数回試したが駄目。16:15発車予定 とも書いてあって、操作をしていたのは 15:50。 25分後出発なので、時間はまだあると思いながらもイライラしていると、たまたまバス会社社員が通りかかり、「バス代は運転手に払えばいいのよ。バス①番乗り場に行きなさい」 と。40番くらいまであるバス乗り場の中の①を探してギリギリ 16:02 に乗車。すると16:15 が定刻のはずなのに 16:06 に発車。 15分発と思ってゆっくりしていたら乗れなかったところだ。
バス車内の「車外気温計は39.9℃」を指している。無事50分ほどで グアダラハラ に帰ってき、スーパーでちょっと買い物をして、食べながら涼しい部屋の中でこれを書いている。
6月29日(日)
*** 相当たくさん書いたが、記録と皆さんへのアドバイスのためです ***
犯罪とはほとんど縁のないバリャドリードに4週間余りいて、スペインの大都市での犯罪の多さに気を付けるのをすっかり忘れてしまったいた。
部屋をきれいに片づけセニョーラにチェックしてもらい、家を出た。昨日駅に切符を買いに行ったので家からのバスが止まる場所も分かっていた。駅で待つのは何でもないので、安全のため一本早いバスにしようとセニョーラに言ったのだが、日曜日で交通量も多くないので丁度のバスで問題ない、と言われこのバスにした。電車の出発時刻の30分前に、無事駅に着いた。
25分前に乗客が列を作りだした。私が買った切符はAVE(日本の新幹線)のものだったようで、乗客の手荷物検査をする。列はそのためのものだった。
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疑われたのはナイフと思う |
万が一の可能性を思って、この二つはすぐ取り出せる分かりやすいところに入れている。検査官は持ち場のX線検査の画面のところに戻り、他の乗客の荷物をチェック。私がすぐにナイフを取り出すと、私のところに来てそのナイフを画面の場所に持って戻り何か調べている。長さなんだろうか? 私のところに戻ってきて「OK!」とナイフを私に返却。わたしも「ホッ!」。
一両56人乗りの8両編成。
途中一駅セゴビアで停車、定刻の2分前の11:03にマドリードChamartíne駅に着いた。
ここから目的地に行くためには近距離区間の切符を買わなければならない。ここからは詳しく書く。「こういうことに気を付けてください」をいうアドバイスです。結論から言うと4枚のクレジットカードのスリにあったのです。逢いかけたのではなく、実際に盗られてしまったのです。
特に何時何分の電車に乗らなければない、という事はなかったのですがAVE日本でいう新幹線のプラットホームを降りてまずは改札口を出る。ここまで来るのに10分以上かかっている。次の作業はGuadalajara行きの切符購入だ。ちょっと見渡しても切符売り場がない。券売機に挑戦したが簡単にできるものではない。おろおろしていて、ちょっと後ろを振り返ると「私も分からないんですよ」と言う人も何人かいた。
そうこうしている時に一人の男性が「やってあげましょう」と声をかけてくれ、行き先のGuadalajaraを言うとサッサッと画面の行き先ボタンを押してクレカのタッチ決済のところまできた。クレカをタッチしたが受け付けてくれない。
この親切男性が、それでは暗証番号入力の方法でやってみましょう、と画面をタッチして暗証番号入力のところまできた。暗証番号を入力する時は見られないように気を付けるし、スペイン人の常識として他の人(この場合は私の事)が入力している時はどこかよその方や後ろの方を見るというのがあり、この時も彼は私の手元を見ず後ろに振り向いてくれているのを確認して番号入力をした。
OKボタンを押したがやはり何かの不具合か切符を購入できなかった。仕方がないので現金での購入に変更し、今度は無事Guadalajara行き切符の購入に成功。現金20ユーロ札を使って切符代5.50ユーロ、おつり14.50ユーロはすべて硬貨で出てきた。切符と領収書(11:26を記録)も出て来た。
ただ、この親切男性がスリ仲間の一味だとすれば、この時に仲間がどこか遠くからクレカの番号入力の様子をスマホのビデオで撮っていたのかもしれない。
切符購入成功にホッとして券売機から離れ、クレカと硬貨と切符と領収書を入れるべきところに入れた。クレカは盗られたり落としたりしにくいように、二つ折りの財布に入れて、その財布に金属チェーンをつけて腰ベルトにくくり付けている。財布をズボンの左前ポケットに入れた。
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カードは財布から取り出しにくいように、 財布の二つ折りの中央部から右と左に向かって スライドして挿入している。 |
掲示板を見ると6-8番線と書いてある。意味が分からない。すると高校生くらいの女の子が「案内したげるから付いてきなさい。」としぐさを交えて、今から思うとちょっとたどたどしいスペイン語でいう。親切なんだ、と思い感謝。8・9番線ホームにつながる地下道を一緒に進んだ。
ここで僕の財布がポケットから出てチェーンでぶら下がっているのを女の子の一人が教えてくれた。???おかしいなと思いながらポケットに入れなおした。そして「ここだと思う」と言う8・9番ホームに一緒に上がった。ここには階段しかない。スーツケースを軽くした“成果”が出た。何とか持って上がれる。
「うーん、ここではないみたい」と言う仕草で下に降り、今度は6・7番線ホームに上がった。15kgのスーツケースでも上がって、降りて、また上がるのは結構しんどい。
ここまでしてくれたので女の子に感謝し「あとは自分で探す」と言って(と言う仕草をして)女の子二人と別れた。
ホームで列車を待っている子供連れのおじさんに「このホームでいいの?」と聞くと首をかしげている。直前にならないと到着ホームが分からないシステムになっているようだ。「あと1分で発車」とか「あと3分で発車」と表示が出るがころころ変わり、到着ホームが分からない。突然「あと1分で発車、ホームは8番線」などと言う表示が出て、1分でプラットホームを下り登りしなければならない事態が発生することもある。
ともかく、11:48発車予定の Guadalajara グアダラハラ行きは6分遅れで7番線から発車した。始発電車ではなかったが座れた。家から水を持って出るのを忘れてのどが渇いたが、ビール1缶しかない。スペインでは公園などでアルコールを飲んではいけないという法律があったと思うので、電車の中でもきっとそうだと我慢。
途中、携帯の着信お知らせ音があったので見るとSMTカード会社から12:51にメールが入っていた。曰く 「本日19:49(スペイン時間12:49)《切符を買った23分後》に45万円余の買い物を申請されましたがご利用枠を超えているためカードがご利用いただけませんでした」とあった。最近、このような不審なメールが良く来るのでこれも何かの詐欺のためのメールかと思い、放置。
2分後の12:53にまた、「本日19:51(スペイン時間12:51)《切符を買った25分後》に22万円余の買い物を申請されましたがご利用枠を・・・・・」。おかしいなと思い自分の財布のカードを確認、、、ない!! 4枚のカード全てがない。20ユーロ札と5ユーロ札だけは残っていたがクレカがない。
実は今日朝、これまではクレカ2枚はスーツケースに、2枚は財布に入れていたのだが、スーツケースに入れとくのは面白くないなと思い財布にうつした。列車の中には大型荷物置きスペースがあり、スーツケースはそこに置くことになっている。スーツケースごと持っていかれたらいやだなと思い、財布に移したところだった。リュックと財布の2か所に分散すれば良かったんだけど、結果的には最悪の事になってしまった。
そのあとにも12:53にも全く同じ時刻・額のお知らせ。
そして1時間余の後の14:10に4回目のお知らせ。21:08(日本時間14:08)13万円余。
電車は午後1時20分ごろ到着。電車の中では茫然自失だったので、まずは落ち着いてとグアダラハラ駅の改札口に。そこに若い旅行案内の男の子(後で聞くとボランティアらしく鉄道会社を支援する公共会社(adifと書いてあったかな?)から支給された制服を着ているボランティア)がいたので、こうこうこうでクレカをマドリードの駅で盗まれたので警察に行きたい。というと、彼は冷静に「まずはカードをストップすることです」と。と言っても、カードを落としたことはあっても犯罪的に盗まれたことが無いのでオロオロ。
最初彼に会った時に、警察に届けを出したい、と言ったので警察には連絡してくれていた。そうこうしている間に日本にいる息子に「スリにやられた、どうしようと」とLINEで相談。色々調べて、カード会社に電話などしてくれて、なんと代理人として3枚のカードの使用のストップをかけてくれた。(残る1枚はホテルに入ってからネットをゆっくり操作しストップを完了)
私が持ってきている携帯は楽天で、そのままで(ちょっとした操作は必要)スペインではwifiが使える。私の操作ミスだったのか電話が使えず、それでもwifiやLINEやWhatsAppが普通に使えるので電話の必要性がなかったし、今も日本にいる息子とLINEで連絡が取れている。ここにきてカード会社に連絡するのに電話が必要だったことが分かり、きちっとテストをしておけばよかったと反省。ただ、カード会社への連絡は多分ネットでもできるのだろうが、今の今、冷静に色々考える余裕がなかった。
さて、そうこうしていたら警察から男性一人女性一人が来てくれて、さっきのボランティアとそばにいた若い列車待ちの女性と5人で色々話。若い女性は私に向かって「英語できますか」と英語でぺらぺら。私が英語でちょっと答えるとボランティアの男の子も英語でペラペラ。警察の女性は携帯の翻訳アプリで「被害届を出しますか?」など、英語とスペイン語が入り乱れ。私はと言うと、情けないことに頭の中が英語とスペイン語がミックスしてまともな言葉にならない。
警察としてはモノやお金を盗られていないので「被害届を出していただく必要はありません」という事になった。もうひとつ考えられるのは、犯罪がマドリード市のチャマルティン駅で発生していて、管轄はここグアダラハラではないですよ、と言いたかったのでは?
私もとりあえず冷静になりかけてきたので皆に礼を言って、宿に向かうことにした。駅からはタクシーを乗るつもりでタクシー乗り場に行ったら、お兄ちゃんと(多分)フランス人女性のふたりがベンチに座っていた。「二人もタクシーを待ってるの?」と声を掛けたら、そのお兄ちゃん、明るい!! 「いや、俺たちサラゴサに行くからタクシーじゃなくって≪ブラブラカー≫だよ。おじさんどこから?」 「日本の大阪」 「日本最高! 握りうまい 俺メキシコから来てんだけど すし・握りはメキシコでも大人気。メキシコでは刺身もいっぱいある。刺身にオリーブ油(と言ったかな?)が一番、ほかに何もいらい。日本のアニメや〇〇(聞いたことが無いタイトル)めちゃくちゃ好き。タクシー呼んだげるよ。」 と電話。そして私に売り物と思われるミサンガを一つプレゼントしてくれた。どうしても、もらってほしいと懇願された。
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多分Zaragozaで商売するための売り物 だろう。たくさん持っていた中のどれ でもいいから選べと言ってきかない。 |
そして1台の車が到着。タクシーのような車ではない。天井にTAXの表示も無いしメーターもない。でも、明るい兄ちゃんが「きたきた!」と言い、車の運転席のお兄ちゃんも手招きする。ちょっとおかしいな、と思いながらも乗車。「どこに行く? ホテルの住所と名前は? 携帯のGoogleMapを出して頂戴」と僕に言う。携帯の中に入っている予約確認のメールを見せると、僕の携帯でホテルを探してそれを見ながら運転している。10分足らずで到着。「いくら?」と聞くといわない。代金は取らない、と言う。ワケが分からない。タクシーじゃなかったんだ。明るいお兄ちゃんの友達?
車を降りると一緒に写真を撮ってくれ、と言う。ますます訳が分からない。
そんなことで、先ほどカードのストップ処理をし、バザールに行って今晩と明日の食べ物をちょっと買ってきて、いまホテルでこれを書いている。バザールと言うのはスペインどこの街にでもある雑貨店。たぶん中国の人が個人経営でやっていて、普通の店が閉まる日・時間帯もオープンしていて、すごく使いやすい。今日日曜日なんかどこも休んでるのに店を開けてくれていて、ちょっとした飲み物・駄菓子・日用品などいろいろ。
バルは日曜日でもやっているところがあるが、今日の今、暑くて外に行く気がしない。ホテルの部屋はエヤコンが効いている。明日は銀行に行って円をユーロに替えなければならない。やってくれるかな?