数日前に給湯器の風呂のリモコンが働かなくなった。
リフォームやさんは、メーカーの説明ではリモコンを含む給湯器の寿命は「6年から8年」、リフォーム屋さんの経験上からは「8年から10年」と言う感じ、と言う。メーカーの説明もリフォーム屋さんの説明も、多分短めに言っているのだと思う。良く言われるのは「10年持ったらソコソコ、それ以上だったら儲けもの」というのが実態かも知れない。
我が家の先代の給湯器は、満17歳直前に壊れて交換した。そして、今回使えなくなったのは、使い始めて丸9年。台所と風呂場の2ヵ所にリモコンがあるが、風呂場のリモコンだけ数日前に故障してしまった。『電源入』のボタンを押した途端に表示パネルの表示が全て消えてしまって、操作不能になってしまったのだ。台所のリモコンで給湯器は最低限の作動はしているので、給湯器本体の故障ではない。
僕は、おもちゃ病院のボランティアドクターをしている。電池を使ったおもちゃの故障の原因で、電気系統のものは次のようなものがある。詳しく統計を取ったわけではない。単なる「感じ」だが、思いつくままに書いてみると―――
電池関係: 40%
電池ボックスの接点が錆びている。(電池の液漏れが原因の事が多い)
そもそも電池が入っていない。
入れた電池の方向(+と-)が違う。
電池の交換の仕方がわからない。
新しい電池だと思って、全部または一部だけ古い電池を入れた。
電池の電圧不足。
(アルカリ電池やマンガン電池は1.5ボルト、充電式電池は通常1.2ボルト)
充電式電池の場合の充電器不良。
鉛蓄電池の劣化・寿命。
配線関係: 30%
半田付けのはずれ。
電池ボックス→IC基板、基板→スピーカー・ライトなど、の断線。
スピーカー内部の断線。
接点・スイッチ: 20%
機械的な破損。
ほこりが付着した為接触不良が発生。
ICなどの基盤、そのほか: 10%
だらだらと書いたが、結局我が家のリモコンの故障原因はなんだったのか?
「誠に恥ずかしながら」だが、電池おもちゃの故障の原点に戻ってみるべきだった。原因は、給湯器から風呂場リモコンへの線が永年の自然腐食により、締め付けネジの際で断線していたのだ。
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