2016年2月19日金曜日

11年ぶりにスキーをしようとツアー申込

スキーを初めてしたのは僕が高校生の時。それ以来ほとんど毎冬スキーに出かけた、結婚してからは家族も一緒に。

40年ほど続いたが、妻がほかのスキーヤーにぶつかられて足を痛めたのをきっかけに行かなくなった。それが2005年。それ以来、何度かスキーに行きたくなる事もあったのだが実現することなく11年が過ぎた。

そしてやっと今年、「毎日シニアスキースクール」の新聞広告を見て1人で参加する事を決意。早速2週間先のツアーを申し込む為に電話したら「キャンセル待ち」との事。

「何人くらいのキャンセル待ちですか?」
  「キャンセル待ち、おひとり目です。」
「じゃ、参加できる可能性は高いですね! 全体で何人ぐらいのツアーですか?」
  「バス満杯で50人近くです。」
 
待つ事10日。「キャンセルが出ましたので・・・・・」と電話があって、晴れて(?)参加できる事になった。予定は2月7日~10日の3泊4日、長野・志賀高原。

11年前からスキー道具は進化していて、「カービングスキー」と言う曲がりやすいのが主流と言う。もちろんそんなのは持っていないので、スキー道具一式はレンタル。ウェア一式は、11年前のものを物入れから出してきてチェックしたが使えなくもないようなので、それらを持って行くことにした。

毎年ウェアを買い替えると言うファッション重視の知り合いもいたが、僕はなんでもいい。このウェアも多分10年ぐらいは着たものだから、20年前のファッションだ。

「ウェアファッションよりもスキーテクニックなんて、言えればいいんだけど・・・・・

2016年1月26日火曜日

グアテマラ人とスペイン語会話のレッスン

僕が日本でやっているスペイン語の勉強は、だいたい次のようなものだ。


 毎週1回(月4回くらい)各90分: 文章読解文法作文

   生徒は全部で7人。
   日本人先生。
   始めたのが2010年6月。

 月2回各90分: 会話
   生徒は全部で6人。
   スペイン人先生。
   始めたのが2012年11月。

 スペイン留学:  2011年、2013年、2014年の3回。
 
Youは何しに日本へ」というTV番組がある。関西では月曜日の夜、早い時間にやっている。好きな番組のひとつだ。成田や関空などで、日本に来た外国人を捕まえてインタビューしている。来日の目的は、仕事、観光旅行、趣味、などいろいろ。日本語が上手な人が多いのには驚かされる。そういう人へのインタビューの映像をたくさん流しているのかもしれないが。そしてもうひとつ驚くのは、たくさんの人が短期間の間にかなりのレベルで日本語をしゃべれるようになっているという事。

それに比べて僕のスペイン語が、5年半もやっているのに「この程度」と言うのは悲しい、自分に腹が立つ。かけた時間と質の差か?

何とかしようと、今までやった事の無いSKYPEレッスンをやってみる事にした。

まず、50分間の体験レッスンを受けてみた。相手は中央アメリカのグアテマラ人女性。勝手が分からないし、何を話したらよいかわからないし。ビビるし、アガる。

スペイン語のSKYPEレッスンになぜグアテマラ人が多いかと言うと、レッスン料が安いのとグアテマラのスペイン語がスペイン本国のスペイン語に近いから。グアテマラとの時差の関係で、日本時間の夜遅くか朝早くしか出来ないのはちょっと難儀だ。

とにかく、何事も始めてみないと分からない、と言う訳で本番レッスンスタート。1ヶ月の間に好きな時に12回各50分のレッスンしてもらうコースを契約。昨日で半分の6回を経験した。だんだんビビリアガリも少なくなってきたが、成果を期待するのはこれからだ。
 

2016年1月24日日曜日

ボウリングで5投連続ガターの新記録

ボウリングなど大して運動にもならない、と思っていたのだがやってみると違う。1ゲームやった後には、この寒い時期にもうっすらと汗をかく。シニアにとっては負担も軽く結構良い運動になる、と言う事も聞いた。

そこで昨年8月からボウリングを週1のペースでやり始めた。このところは毎回3ゲーム。3ゲームの運動量は?と言うと、ある「ボウリングおすすめ」ネットサイトによると、

 散歩                   80分
 バレーボール      60分
 ラジオ体操          50分
 野球                   45分
 テニス                20分

と同等と言う。

僕の運動神経は、と言うと、正直 まばら。瞬発力は結構あるのだが、持久力はさっぱり。球技の器用さは、と言うと、まあまあで良くも悪くもない程度。

やり始めて2ヶ月目には「174」なんて僕にしては結構良いスコアが出たので、眼の前に「200」が待っていると思っていた。ところが11月にやってしまった「ラクナ梗塞」のせいにする訳ではないが、今のところ目標はどんどん遠ざかっている。

そして先週にはついにすごい記録をやってしまった。こんなのは今までで初めて。ゲームの最初から「5連続ガター」。


ガターではほろ苦い思い出がある。若かりしサラリーマンの頃、男女のグループでボウリングをやりに行って、チームを組んでの対抗戦。僕の最後の1投の時、チームメイトの女性に「1本倒せば私達が優勝やね、楽勝楽勝!」なんて声を掛けられて僕もその気でいたのに、投げてみれば「溝掘り」。
 
それがトラウマになっていたのか、今回の「大珍記録」。トラウマの上塗りになりそうだ。
 

2015年12月30日水曜日

初めての脳梗塞で初めての入院


11月18日に「初めての○○」と題して「初めての松葉づえ」の事について書いたが今回はその第2弾!! ・・・というか、「初めての脳梗塞で初めての入院」の方が先に起こった出来事だったんだが。
 
11月5日(木) 淀川の河川敷でテニスの一人練習。いつもの通りビール付き夕食を摂った後、うたた寝。眼が覚めたのでいつもの腹筋運動をしようと体を起しかけた途端 左の手の平に “しびれ” を感じた。10分ほどで治まった。
 
11月8日(日) 午後3時50分 浜松へのバスツアーでの帰り道、トイレ休憩の為にサービスエリアに入った。うたた寝から覚めて立ち上がろうとした時に 左の唇・ほお・手の平に “しびれ” 。今回は1分ほどで治まった。同行していた妻の意見もあり、大阪に帰ったらすぐに医者に診てもらう事にして取りあえず帰宅の旅程を続行。
 
同日 午後8時42分 阪急電車の高槻市駅に帰ってきた時点で駅から#7119に電話。この電話番号は救急車を呼ぶかどうかをひとまず相談する為のもの。看護師さんが応対してくれて、症状を説明すると救急患者を受け容れてくれる病院を2院紹介してくれた。整形外科医と脳神経外科・内科医が当直している病院だ。しびれが整形外科的なものなら緊急性はない。脳神経的なものなら緊急を要する。両院に電話して、脳神経内科医が当直している方、みどりヶ丘病院に行くことにした。
 
同日 午後10時前 いったん家に帰り、万が一「入院しなさい」と言われた時に備えパジャマなどを持ってマイカーで病院に到着。症状を説明するとすぐにMRI室に。
 
同日 午後10時半ごろ MRI画像を診断。脳の視床下部のあたりに脳梗塞の痕跡らしきものが見えるが、しびれの症状が出てから7時間近くも経っているので、この画像だけでは断定できない。ただ、しびれの部位と症状だけからすると毛細血管が詰まる「ラクナ梗塞」が疑われる、との事。僕としては、5日のしびれは昼の運動のせい、8日のしびれはその日一日立ちっ放しで腰痛を起こしていたのでその影響、と思いたかったのだが・・・

「入院してもう少し調べてみますか?それとも帰りますか?」と先生が聞いてきた。「もし僕があなた(医者)のお父さんだったとしたら、どう言いますか?」と逆に聞き返した。その答えは「入院!」――という事で入院決定。
 
11月9日(月) 朝 脳神経外科の担当医が決定。再度MRI 撮影。「ラクナ梗塞」の診断確定。首や腰の神経系統の異常では、手足のしびれは考えられるが唇やほおのしびれは考えられない、との事。経過が良ければ、すなわち症状が再発しなければ1週間後に退院も可能だとの事で治療開始。
 
11月8日(日)~14日(土)、7日間の 入院生活はこんな感じだ。

  0600 起床
  0800 朝食、錠剤2個摂取
  0900 午前の点滴開始(血液をサラサラにする)、約2時間
  1200 昼食
  1500 午後の点滴開始
  1800 夕食
  2100 消灯
 
毎日欠かさず飲んでいたビールはもちろんない。珈琲もない。おやつもない。食事は1日1800kcal。健康そのもの。

テレビはOKだが、じっとしていては体がなまる。途中から、体操や階段の上り下りを始めた。階段は1階から5階までで、全部で110段。それを5往復して計550段。そこそこの運動量だ。
 
11月14日(土) 午前10時 無事退院。入院中の梗塞再発はなかったが、手の平と唇とほおの極く僅かなしびれの様なものが3、4回感じることがあった。それ以外の後遺症は何もない。不幸中の幸いだった。

脳梗塞の原因はいろいろ。僕の場合は、糖尿、コレステロール値、高血圧、飲酒量などが従来から少しずつ高い。食事内容、運動、ビールの量を若干調整する必要がありそうだ。

処方された薬は血糖値を下げる薬、血圧を下げる薬、血液をサラサラにする薬の3種。それに加えてビールの量を中瓶1本(500ml)までに指定された。

2015年12月21日月曜日

「エア・フェスタ浜松2015」----  ブルーインパルス

航空自衛隊では各種飛行機を飛ばして観客に見せる事を「展示飛行」と言う。

その航空自衛隊の「ブルーインパルス」と言う特別なチームが曲芸飛行(アクロバット飛行)をするのも「展示飛行」と言う。

以前から一度見てみたい、と思っていた。今年の9月26日(土)の「紀の国わかやま国体」の開会式で祝賀飛行をするというので和歌山まで見に行ってきたのだが、あっと言う間に終わってしまって 消化不良の感、はなはだしい。

そこで大手旅行会社の一つのバスツアーを見つけた。銘打って・・・

  航空自衛隊・浜松基地ブルーインパルス「エア・フェスタ浜松2015」2日間

  2015年11月7日(土)~8日(日) の1泊2日。
 
朝 8:30 大阪・梅田のバス駐車場を出発
トイレ休憩などを入れて大阪・梅田から約5時間。航空自衛隊の浜松基地に着いた。
 
公式にはフェスタの日程は8日の1日だけなのだが前日の7日にも基地が解放されていて「前日祭?」が開かれていた。
 
「前日祭?」なのに基地内の駐車場は「満車」の案内
 
2人乗りジェット戦闘機の操縦席に乗ってみることができる

空に5機で☆マークを描く
たくさんの飛行機が展示されている。ゼロ戦もあった。


もちろんメインは8日(日)。このツアーの日程の前後は好天だったのだが、運の悪いことに当日の天気だけは最悪で雨だった。

朝早く会場に着いた。例年の入場者数は10万人くらい、という事だが雨の為か後日の新聞報道では5万人と言うことだった。それでも人はいっぱい。年齢層は子供・若者・壮年層・高齢者とすべてにわたり、意外にも男女の比率も半々くらい。

お昼時は食べるものを求める人で行列・行列・行列
 
航空自衛隊OB?の小編成バンドの演奏会

 
プルーインパルスのパイロットのサイン会もある
 
全6機が勢ぞろいして離陸を待っている
 
出発前の最終チェック

パイロットが乗り込む


観客に向かって手を振る。この機体には2人が乗り込んだ。
あいにくの雨天で、雲が低い。1000mくらいしかないのではないか。だから編隊が上下に飛び進むという事はない。アクロバット飛行の演技の中でも、水平に近い動きのものだけに制限されてしまう。天気のことだから仕方がない。
飛行機を撮りなれていないので、なかなか良いショットがない
雨天と言う悪条件の中でのアクロバットではあったが 、それなりに楽しんだ。1時間30分余りのブルーインパルスの展示飛行がすべて終わり、即帰りの観光バスに乗り込み大阪への帰途に就いた。

さてバスの中で、僕にとって 大事件の発端となるある出来事が起こった。その話は別項で・・・

2015年11月18日水曜日

初めての松葉づえ

「健康ボウリング教室」は無事終わり、商売上手の“ラウンド1”に乗せられて次なるコースは「クラブ活動」。10月スタートで3月終了の20回コース。昨日の17日で6回目が終わった。すでにマイボールのプレゼントも頂き、もうすぐボウリングウェアももらえる事になっている。

さぞや上達したかと思いきや、とんでもない。174のハイスコアはあったものの、100に満たないこともあり、散々。

まずはフォームから再検討しようと、昨日はちょっと真面目にコーチに教授を依頼。ピンを倒すのは二の次として、足のステップや手の振り方など基本に気を付けて投げること1ゲーム、20投。結構姿勢とステップに気を付けて投げたのか、足首が少し痛くなったが大したことはない。

ところが、家に帰って2時間ほどすると足の右太ももが痛くなり出し、直径10cmくらいの腫れも出てきた。すぐにアイシングを繰り返ししたが、夜遅くには1歩を歩くことさえ困難な状態になってしまった。

1夜寝た今日朝。わずかに良くはなったが、とても歩けない。テニス肘でお世話になった整骨院に連れて行ってもらい受診。大腿四頭筋だか大腿二頭筋だかとその周辺の筋からの出血があるとか。取りあえず歩けるようになるにもちょっと時間がかかる、とか。

次の、日・月・火の3日は南九州への旅行予定が入っている。それまでにはそこそこに治しておかねば。

整骨院で松葉づえを借りて帰った。何気なく人の松葉づえ姿を見ていたのが、今度は自分の番だ。これにも結構テクニックがいる。整骨院の先生が教えてくれたそのテクニックを実行しながら、なるほど、と感心している。

2015年11月3日火曜日

はにたんプレミアム商品券 192冊に殺到

国の消費喚起策の一つで全国で2500億円の予算を充てた全国のプレミアム商品券。高槻市の場合、1万円で1万2千円の買い物が出来る「はにたんプレミアム商品券」を10万冊発行した。税金を2000円x10万冊=2億円 使う、ということだろうか。

1人最大5冊購入できるという事だった。6月・7月に募集の期間があり、我が家でも3人x5冊=15冊の応募をした。すべて当選すると18万円分使える、という事だ。
 
 

申し込み多数で、当選倍率2.15倍。抽選の結果、我が家はラッキーなことに3人とも当選した。使用可能期間は年末までの4ヶ月少々。家族内では「そんなに使うかな?」と言う声もあったが、パソコンが故障したし使い切れなかったら新しいパソコンでも買う事にしよう、という事で15冊すべて購入。

 

あれから2ヶ月少々経った。日々の食料品や衣料品などで18万円分のほとんどすべて使い果たした。4ヶ月どころか2ヶ月しかもたなかった訳だ。パソコンを買うどころではない。

最初の抽選で当選権利を放棄した人が少なからずいて、落選者の中から追加当選者を決定する旨の告知があり、さらに最終的に192冊売れ残ったのを今日3日に市役所で販売する、とのお知らせが高槻市の広報に載っていた。

朝10時から販売するとの事。ネットのツイッターを見ると、9時に整理券を渡し始めるとの事だったので娘と9時少し前に家を出た。9時前には市役所に着ける。あわよくば2冊ゲットできる、という算段だった。人間の心理とはおかしなものだ。市役所の方向に向かっている人がみなプレミアム商品券を買いに向かっている、そんな風に見えて「ライバル」に思えてくる。

市役所周辺では菊花展もやっていて結構な人がいた。市役所入り口近くに100人くらいの行列とプラカードを持ったガードマンがいるのが見えた。販売開始の1時間以上前なのにもう100人もいる、と感心。「ここが行列の最後尾です」と書いたのをもっているんだろうと近づいた。

驚いたことに、プラカードに書いてあった文言は「整理券の配布を終了しました」だ。
 
 
 
ガードマンによると、朝6時にはもう行列が出来ていて、7時には100人を超していた、との事。買えるのは一人1冊限り。2000円のプレミアムを得るために3時間も4時間も前から並ぶとは、すごい根性・努力だ。

それに加えて驚いたことがもう一つ。今並んでいる人、約100人。「何に並んでいるの?」と聞いたら「キャンセル待ち」との事。192冊(192人)の整理券の中からキャンセルが出たらゲットで来る、ということらしいが、いくらなんでも50人も100人もキャンセル者が出るとは思えない。列を作って、並んでいるのが楽しいのか、おしゃべりをしているのが楽しいのか?

家への帰り道、往きと同じように、すれ違う人がみな商品券を求めて向かっているように思えてくるが、違うのは「ライバル」と思うのではなく「もう今から行っても買えませんよ」と教えてあげたくなってしまうことだった。