2016年4月16日土曜日

西表島(いりおもてじま)へ

4/16(土) 西表島(いりおもてじま)へ

昨日の天気予報で「一日中晴れ」とあったので、ホテルの人に「西表島のレジャーを紹介してください」とお願いした。薦めてくださったのがワイルドジャーニー社。15日の内に電話をして「マイラ川マングローブカヌー(カヤック)&トレッキングゆったりランチ付きコース」と言うのを予約して各種打ち合わせ。

西表島に上陸

西表島大原港に着いたら、打ち合わせ通り担当の男性・高野さんが迎えに来てくれていた。担当者と言っても、このコースの主催社、ワイルドジャーニー社の社長。

 多人数の案内では眼がグループでは届かない。
 たくさんのグループで込み合う人気スポットだけに案内するのは豊かな自然を
 満喫するために来る客には不向き。
 手を広げると経験の少ないガイドを雇う事になってしまう。そんなガイドに案内
 させるのは本意ではない。

などと言った一家言を持つ社長。そのおかげで、今日の客は僕たち夫婦二人だけ。スポットはマイラ川で他の観光客は一人もいない独占状態。

特別な装備も必要なく、用意された ブーツ・ライフジャケット・防水バッグ・リュック を身に着け、パドル(漕ぐオールのようなもの)の使い方を簡単に教えてもらい、いざカヤックに乗り込み。


準備する高野社長

カニ君が川べりでお出迎え


追い風の中、二人乗りのカヤックはマイラ側を上流に滑り出した。快適、操るのはそんなに難しくない。


近くでじっくりと見る事が出来るのは珍しい、というカンムリワシ
川が浅くなる上流まで来て、ここからトレッキング

川べりの細い道や川の中の石の上を進む

小さな滝のほとりで休憩

昼食を用意して頂いた

八重山そば

奥様の手作りおにぎり


昼食後の休憩にコーヒー、沖縄のお菓子も。そして、来た道を戻り再びカヤックで川下り。

無事出発地点に帰着

マングローブ、オオゴマダラ(大きい蝶)、聖紫花(セイシカ)、野生イノシシ、・・・・・たくさんの話を有難うございました。楽しいひと時でした。

一つ残念だったのは天気。予報では「晴れ」だったのにほとんど日差しはなく曇り空。それにしても、天気予報は当たらないなあ。

2016年4月15日金曜日

今日のメインイベントは「お年寄りゆし豆腐セット」

4/15(金)

朝からどんよりとした曇り空。今日は休息の日とするか。

テレビを見ると、昨夜起こった熊本の大地震のニュース。あの時刻、テレビをつけていて「緊急地震速報」が流れてちょっと身を構えたが、ここ石垣島は熊本から1,000km以上離れているので全く微振動も感じなかった。

ホテルの自転車を借りて昼前にホテルを出発。取りあえずの目標の昼食場所。

ダラダラ坂を登っていくと八重山農林高校があった。大きな4つ角に面した同校の一角に2本の大きな垂れ幕。曰く「祝合格 ○○大学□□科 △△△△さん」とある。よくある「祝 インターハイ出場決定 ××部」と言うのと同じ。



個人情報がどうのこうの・・・という時代に個人名が出ていてもいいのかな? おめでたい事なので良いか!

ホテルから15分ほど、周りには建物が何もない田んぼのど真ん中に昼食屋さんがあった。「とうふの比嘉」。豆腐屋さんがやっているお店で、売り切れ次第閉店。先日午後2時過ぎに来た時には営業終了の札。今日はまだ12時過ぎなのでセーフ!




早速、この店を紹介して下さった方のお薦めメニューのお年寄りゆし豆腐セットほかを注文。


「お年寄りゆし豆腐セット」 350円 超お得感!
今どき350円で何が食べられる?
こちらは「ぶっかけゆし豆腐」 600円
食べている間も次から次にお客さんが来る。僕たちが店を出た12:50頃には、「営業終了」宣言。

旧宮良殿内(きゅうみやらどぅんち)と言う国指定重要文化財(建物)と石垣市伝統工芸館の2か所を見学して今日の予定は終了。

16:00のYahoo天気予報では、明日は良い天気。続く、日・月・火・水曜日は曇り時々雨~曇りになっている。西表島(いりおもてじま)には良い天気の時に出かけたいので明日に行く事にする。


波照間島(はてるまじま)へ

4月14日(木)

ここ数日の天気予報は「大外れ」が続いている。6時間・12時間・24時間ぐらいの予報がころころ変わる。石垣島から東に120kmほど離れた宮古島では前日にはとんでもない大雨が降っていた。未だ梅雨入りではないと思うのだが、毎日天気がぐずついている。

14日の天気は「快晴」と言う予報だったので波照間島に行く事にした。出航の少し前に港ターミナルに行ったら8:30の第1便はすでに満員でキャンセル待ち20人の状態。波が高い為か、西表島行きと鳩間島行きが欠航となっていて、そちらに行く旅行客が流れてきて波照間行き便に影響が出てきてしまったのかもしれない。

つぎは10:30の第2便だ。2時間もあるのでタクシーで八重山平和祈念館とその目の前にある具志堅用高記念館に行ってきた。初乗り430円のタクシーで550円、安い! 八重山平和祈念館(観覧券100円)、具志堅用高記念館(入館料400円)、どちらも小さな施設で各30分もあれば十分だ。

さて、第2便には無事乗れて、出発! 乗客は、第一便の「積み残し」を出すほどと打って変わってたったの10人ほど。



定員70~80人の小さな船で、港から外洋に出た途端、ものすごい轟音とともに走行(船だから走行とは言わないな?)、ちょっとした波に時々ぶつかるとガクンとくる大きなショック。結構なスリルだ。船酔いもなく無事1時間で到着。

レンタカーを借りた。軽自動車で3時間/3000円、4時間/4000円、6時間/4500円くらい。すべて、ガソリン代、保険代込み。貸し自転車でも良いのだが、ちょっと起伏があり体力が必要。



「日本最南端の碑」がある島の東南部海岸
左奥に見えるのは星空観測タワー

底名溜池展望台より

ヤギ君がじっとこちらを見ている。かわいい。


4時間かけておもな見どころをまわり、きれいな浜で海水浴を楽しみ、島を一周。


ニシ浜: 浜で楽しむ人30人足らず、海に入っている人7人

走行距離21km。欲張って走っても50kmを超すことはないだろう。車にはクーラーが付いているから暑い時は楽チン。

東西5km、南北3km余りの小さな島なのに、道路標示が無かったり、あっても分かりにくかったりで、旅行ガイドブックに載っている「見どころ」にたどり着くのに、少なからずの「試行錯誤」が必要だった。

事故もなくレンタカーを返却。事務所のおじさんは何処に行ったのか不在。「不在の時は車のキーを付けたままにしてお帰り下さい」と、のんびりとした張り紙。

帰りの便の欠航もなく無事帰着。この日最終の16:50発の便、乗客は30人ほどだった。


2016年4月14日木曜日

石垣島、3日目

4/13 (水) 石垣島

夜半、朝、と強雨。
 
雨が治まったところで、10:00頃ホテルを自転車で出発。 ホテルが6時間無料で貸してくれる。

この島には週に何回も外国からの大型クルーズ船が訪れるという。そのひとつが接岸しているのを見つけたので、様子を見に近づいた。




COSTA VICTORIA 75000トン 旅客定員2400人 乗組員800
ルート: 香港 - 石垣 - 那覇 ・・・・あとは不明

たくさんの人がぞろぞろと市内商店街の方向に向かって歩いている。声をかけてみるとベトナムからの観光客で、客の多くは香港とか台湾の人だという。

歩いている人の横にはタクシーが30台ほど並んでいるがほとんどだれも乗らない。商店街までは1kmあまり。お年寄りも結構多い。その人たちにはちょっと遠いのだが。タクシーの列の先頭に観光客を誘導する人もいないようだ。こんなことで「石垣島はしんどかったなぁ・・・」なんて思って帰られたのではまずいんじゃないかな?

すぐ近くには「爆買い」の恩恵にあずかる店があった。小さな店には人が一杯。




でもこんな買い物ツアーも何年かすると無くなってしまうんだろうから、もっと根本的な魅力を発信するために石垣島としては手を打っておかねばならないだろう。手をこまねいていてはクルーズ船が寄港する事さえ無くなってしまうかもしれない。

近くのJAのマーケットにも観光客の姿が有った。中で買った食べ物を横のベンチでたくさんの人が食べている。


夕方まであちこちとサイクリング。



闘牛場



2016年4月13日水曜日

竹富島

4/12 (火) 竹富島

数日前の天気予報に反し、この日は快晴の予報。この情報を得て、石垣島から最も手軽に行ける竹富島に行く事にした。所要時間15分ほど。

集落内を30分ほど水牛車で観光するチケットがセットになっている乗船券を買って出発。


南国風情たっぷり


そこのけそこのけ、水牛車が通る

島一番の?観光ポイント、なごみの塔

なごみの塔からの「街並みを一望」


きらきらと陽の光を反射する透き通った海水、西桟橋
コンドイ浜



健脚ならば全て徒歩でどこにも行けるほどの小さな島。レンタサイクルを利用せず、歩きまわった。結果、万歩計は16,500歩。

2016年4月12日火曜日

9泊10日、LCCで石垣島へ

昨年5月には北の土地、北海道に行った。今年は南の沖縄、それもその最南端に近い石垣島。手ごろな予算で行けるのもLCC、ピーチのおかげ。関西空港から石垣島まで直行便があり、再安値だと二人で往復3万円ほどだ。

4月11日(月)

朝4時に起きねばならないので、目覚ましを3つセットして就寝。
 04:45 タクシーで家を出発  阪急の始発電車・地下鉄・南海で
 06:35 関空着
 07:40 石垣に向け離陸
 09:30 新石垣空港着

前日の天気予報では月曜から木曜までの4日間は「曇り時々雨」。その予報通り石垣の空は曇っていた。今回の旅行の予定は9泊10日。細かい予定は何も決めていない。石垣島がある八重山諸島は有名なところで、9つ程の島から成っている。

 石垣島 いしがきじま
 竹富島 たけとみじま
 西表島 いりおもてじま
 小浜島 こはまじま
 黒島 くろじま
 鳩間島 はとまじま
 新城島 あらぐすくじま
 波照間島 はてるまじま
 与那国島 よなぐにじま




与那国島は少し遠いので飛行機または船、他の島は石垣島を起点に船の便を利用する事になる。天気と相談しながら予定をたてるつもり。

到着日の第1日目は11:00から19:00までレンタカーと予約しておいた。石垣島を一周して大体の感じを見ておくためだ。軽自動車だが、これが安い。免責保険付きで2,400円。空港からレンタカー営業所までは送ってくれる。

その車中の事。道路わきに「砂川トンカツ」と言う青いのぼりがやたらと立っている。



確か、石垣島は豚で有名な島のはず。その中でも「砂川」ブランドのトンカツが空港周辺では有名なのか。さっそく、そのレストランを捜してみなくては、と思っているうちにレンタカー営業所に着いた。

早速ドライブに出発。と、その内にえらいことを発見してしまった。「砂川トカツ」が幻だったのだ。「砂川トカツ」だった。沖縄県会議員の宣伝のぼりだったのだ。トホホ・・・・・。


絶景ポイントなどをドライブして回ったが、曇り空のため海の色はエメラルドブルーとはいかない。道路はすいているし、信号も街中以外はほとんどない。田舎道を走ると、すれ違う車は10台中9台が「わ」ナンバー。レンタカーばかりだ。走っているのは観光客ばかり、という事か。土地の高齢者の運転も危ないが、慣れないレンタカーでの運転者も危ない。安全第一!

絶景ポイント・玉取崎にあるホテル・シーフォレストより

少し陽が差すと綺麗な青い海になるのだが曇り空では・・・・・
石垣島最北端の地・平久保崎


走行距離113km。レンタカー会社でガソリン券なるものを買っていた。600円で1,000円分のガソリンを入れる事が出来る割引券。この小さな島の事、そんなに走るかな?と思っていたが、自動車返却時の満タンで930円分もガソリンが必要だった。