1年経った頃から、水平線から下の景色にうすいモヤがかかったように見えるようになってきた。眼医者に行って調べてもらったが、後発白内障だという。白内障の手術をした時には、後発白内障は白内障の手術をした人の多くが経験することだと知らされていた。「後発白内障は簡単なレーザー手術ですぐに治るけどこの程度ならまだしなくてもいいんじゃない?」との診断。
そしてさらに1年半経ったおととい。「モヤ」がさらにうっとうしく感じられるようになってきたので眼医者に相談に行った。裸眼視力は後発白内障でうっとうしい左が1.5、白内障が進行してもうそろそろ手術をしてもいいかなと思っている右が0.9。
検査では「そんなに悪くないけどなあ。視力も悪くないし」と。それに、「下半分が見えにくいという事だけど、検査した限りでは上半分の方が見えにくいはずなんだけどなあ」とも言う。
「そんなに気になるなら今日これから手術しましょうか?」と思わぬ眼医者の言葉。えらく簡単そうに言うのでこちらもつい「じゃ、お願いします」と言ってしまった。フトコロが心配だったので「万札一枚しか持って来てないけど、それで足りますかね?」と心配しながら聞いたら「大丈夫!」との返事。
一般診察が終わるまでしばらく待って手術開始。まずは瞳を広げる目薬をさす。瞳が広がったのを確認して、少しうす暗い部屋に移動。眼圧を測る機械と同じような感じの機械の前の丸椅子に座るように言われた。
「上を向いて」「正面を向いて」「下を向いて」という指示に従い視線を移す。その間、レーザーのスイッチを入り切りする音が何十回か聞こえた。時間にして2分くらいか。痛みは全くない。眼球を見る照明が少しまぶしかったくらい。
「数日間は飛蚊症と同じような症状が出る事がありますがすぐなくなりますので心配はいりません」との事。幸い、レーザー手術後丸2日経った先ほど「これが飛蚊症かな」という症状に気がついたが、それも数分間でなくなってしまった。パソコンの画面を見ていて、「。」のようなのが1つ正面に見えた。大きさもこの読点(。)くらいだった。
肝心の「モヤ」も晴れて今のところすこぶる快調。術後のチェックは3週間後。それまで処方された目薬を日に3回さすだけ。
手術費用は3割負担で¥6,910、目薬代が同じく3割負担で¥640。
つぎは、右目の白内障の手術だ。いつにしようか思案中。
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