2018年10月19日金曜日

口から胃カメラ

今日19日(金)、胃カメラ検査を受けた。胃カメラは2度目だ。
 
最初は15年程前だった。その時は鼻から入れた。細い管だったせいか、ほとんど何の苦痛もなくカメラは胃の中に入った。
 
今回は、8月初めから続く断続的な息苦しさと、ほんの時々感じる深呼吸のしずらさ、さらによく出るゲップの原因を調べてもらうための胃カメラ検査だ。胃炎からくる症状、との見立てだった。
 
医療技術の進歩で、胃カメラ検査は今は全て鼻から入れるものと勝手に思っていた。ところが、検査前の準備で、この病院では口から入れるらしい事が判明した。と言うことは、鼻から入れるカメラより太い径のカメラを使う、と言うことだ。
 
ネット情報を見ると、カメラの太い細いの良い点悪い点がいろいろ書いてあり、検査を終えて家に帰ってから読んで理解。
 
カメラが喉の部分をスムーズに、痛み無く通過できるように部分麻酔をするが、僕の場合は口の奥、喉に向かってゼリーを垂らした。待つ事1分ほどで舌と喉に麻酔が効いてきた。
 
検査室に入って横になってすぐにマウスピースと言うんだか、穴の開いた部品を、口にくわえて動かないようにしっかりと歯で噛んでいてください、という。
 
女性医師の「ハイ、始めますよ」の開始宣言とともに始まった。ドキドキしている間もない。口にくわえた部品の穴にカメラを挿入し、太い管が入っていく。狭い喉を通るときの違和感は結構なものだ。若干えずく。そして食道を通り胃の中へ。胃の中に空気を入れたり、胃の壁をつついてみたり。
 
痛みは全くないが、喉と食道あたりの違和感はだいぶある。何回かえずくし、よだれも少し。なぜか涙も出てきた。胃に入れた空気のせいでゲップも出た。
 
10分ほどで「はい、カメラを出します。お疲れ様」の声とともに終了。すぐに写した写真を見ながら説明を受けた。
 
「喉、食道、胃、十二指腸の入口まで何も問題はありません。ただ一つ、胃の奥の方に直径3mm程の突起がありますが、これは様子を見ましょう。1年(2年と言ったかもしれない、記憶があいまいだ)ほど先にもう一度見る位で良いと思います」「今ある症状に効く漢方薬を追加処方しましょう」
 
そんな説明で、検査結果は良し。だったら、息苦しさと深呼吸の件は何が原因? 取りあえず深刻な病因は発見できずで、一件落着。追加漢方薬の効果を期待したい。

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