2014年8月7日木曜日

課外活動でハイキング

8月6日(水) 第2週目 8日目

サレラSarela川の岸辺に沿って軽い散歩をしましょう、と言う課外活動。参加費は10ユーロ(1,400円)。

16時に集合場所に20人ほどが集まった。見た顔も数人いる。学校の先生とは別にガイドもいる。


カテドラルの横を通り抜け少し行くと1mほどの幅の川が流れていた。市内地図に川など書いていなかったのでどこにあるのかなと思っていたが、道理で地図にないわけだ。






北に北に進んでいくと、2、30分もするとほとんど家のない山の中に入っていった。出国前に膝を少し痛めていて、治療用の貼り薬を貼っての参加だ。山の上へ上へと登って行った。2人は途中で登行をやめた。みな若いから元気に登っていく。僕もとりあえず問題なく歩いた。



頂上まで1時間半ほど。標高は460mほど、テレビの電波中継設備がある。出発したカテドラルは標高255mにあるから200mほど登ったわけだ。歩数にして7,000ほど。わずかな汗をかいていたが頂上は霧雨が降っていて、それが心地よい。




皆で一緒に写真をパチリ。僕のカメラでは撮ってもらわなかったので、その写真はない。帰りはもちろん下りなのでしんどくはない。膝も大丈夫で、6,000歩。往復13,000歩で、そこそこ歩いた。






カテドラルまで帰ってきたので、さあみんなでどこかのバールに入って「乾杯」という事になるのかなと思ったら、何もなくて「さようなら Adios 」だって!

てっきり参加費10ユーロの中に「乾杯」の費用が含まれているものと思っていたんだが。な~んだ!ガイドの費用だけか? 高いなぁ・・・・・!!!

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今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容:

不規則変化動詞の現在形。こんなのはスペイン語を習い始めて1ヶ月くらいで勉強する事なので難しくはない。
宿題は「スペイン語で誰かに葉書を書きなさい」

会話授業 (12:45から13:30の30分)の内容:

「~の上」「~の後ろ」「~の中」などの場所の言い方。極めて初歩の勉強。復習になって良い。
母国の自分の住んでいる街の紹介をする。
  大阪の紹介をしようとしたが思い浮かばない。
  スペインに来ている色々な国の学生に何を紹介? 
  歴史ある商業の栄えた大都市で・・・大阪城と言うのがあって・・・
  と言った後、出てこない。
  「食い倒れの街」と言うのが出てこなかった。
  もちろん「豊臣秀吉が・・・」なんて言っても誰も知らない。
  歴史音痴の僕だから僕だってよく知らないが。
  日頃から考えておかないといけない、と反省。
...

2014年8月6日水曜日

ステイ先変更決定


8月5日(火) 第2週目 受講7日目

昨日の話で、今はスペインは夏休み中の家庭が多く、いろいろ連絡を取り合っているが、決まるのは火曜日になると言ってくれていた。

勉強が終わって、探してくれている女性が「決まりましたよ。今の家族には学校から連絡しておきますから、何も説明しなくても良いですよ。はい、これが新しいファミリーの住所です。インターネットも大丈夫です」と言って住所メモを渡してくれた。

渡してくれたメモには「住所は○○、新しい家には10日(日)11:30~12:00に行ってください。Eメールアドレスは□□」と書いてあって、前もって自分のことをEメールで知らせておいた方がいいですよ、と助言してくれた。日本の取次先の ADELANTE も後押ししてくれたのだろう、早く決まって良かった。さあ、家に帰って今のファミリーにどう言おうか、と少し不安に思いながら帰途についた。

家に帰ったらすぐにディナー。ソラマメ Habas (白い豆)とジャガイモとサラミソーセージを煮たものが食卓にあった。フォークとナイフとスプーンがある。おっ、今日はスープ付きで何かメイン料理が出て来るのかな?と期待した。それにしても深皿一杯のその料理、ファバーダ Fabada (ガリシア地方の伝統料理、と言っていた)をスプーンで食べ進んでも一向に次のが出てくる気配がない。

結局ディナーはそれ一皿だけで、ナイフとフォークの出番はなかった。セニョーラ(おばさんは)が横で「私、胃が少し悪いので今日はこれだけ」と、おかゆ(見た目は日本のと全く同じ)をスプーンですすっている。セニョール(おじさん)は今日は晩まで帰ってきません、と。理由は聞かなかった。デイケアに一人で行ってるのかな、と思ってしまう。

さて、「ここに来て5週間お世話になります」と最初に言ったのに、今日「今度の日曜日にここを出ます」といきなり言ってもいいものか?と思ったのだが、言ってしまった。おばさんは「日本に帰るの?」と聞いたが、「はい、ちょっと旅行しながら・・・」などと口をもごもごさせながら返事。このときはあまりスペイン語が出来ない、と言うのは有利に働く。サラッと切り抜けてしまう事が出来た。

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今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容:

宿題の「自分が住んでいる所がどんな所か説明しなさい」をひとりひとり発表
再起動詞、gustar型動詞

会話授業 (12:45から13:30の30分)の内容:

自分の部屋がどんなのかを説明して、説明を受けた一人がその様子を白板に描く
家の中にあるものの名前、食器類の名前、酒類になまえ
...

Iria Flvia スペイン語学校の様子

8月4日(月) 第2週目 受講6日目

この学校は、サンティアゴでは唯一の語学学校団体に加盟している学校という事だ。

中心街からほんの1、2分離れたところ
坂道を下っていくと一番奥、右にある

木の向こう側が学校、Iria Flavia

ワンフロアが学校

パソコンコーナー
ネットには、夏季のハイシーズンには最大90名の教育の能力があると書いてある。ただ、先週の7月28日の週の生徒の数は全部で22人。

外国語としてスペイン語を教える先生の為の授業の進め方とスペイン現代文化: 6
C1: 1
B2: 4
B1: 3
A2 7 日本人はここに僕と若い女性のふたりいるだけ。
個人レッスン: 1

人数が少ないので、僕がいるA2などはA1とA2の2クラスに分けてもよいと思うのだが、そうすると経営的に苦しくなるのだろう、ちょっとレベルの違う生徒も一緒になってやっている。僕など、文法の知識は十分 B1 と思うが、語彙力・会話力は A1 の程度で超初歩だ。

さて、今日から僕にとっての第2週が始まる。朝行くとクラス編成表が張ってあった。

外国語としてスペイン語を教える先生の為の授業の進め方とスペイン現代文化: 6
外国語としてスペイン語を教える先生の為のスペイン語再勉強: 7
B2: 5 ここに新しく東京から来た日本人女性が一人
B1: 2 ここに新しく来た日本人女性が一人
A2: 8 ここに日本人が僕ひとり

先週に比べて6人増しの、全部で28人。

僕のクラスメートはこんな感じ―――
前週もいた夫婦で来ている若いアメリカ人。夫は子供にラテン語を教えていて妻はドイツ語の先生。
ドイツ人で母国で英語を教えている男性
アイルランドで英語を教えている男性
20歳の男性
ルーマニアの若い女性
英語もスペイン語も全く駄目、と自己紹介した韓国人の若い男性
そして僕。

こうして改めて見てみると先生がほとんどではないかと思うほどだ。学生と同じで夏休みを利用して短期留学に来ているのだろう。前にセビージャやカディスに行った時に先生がこんなにもいなかったのは、夏休みのシーズンではなかったからなのだろう。

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今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容:

Cuantificadores 数量詞: algún  ningún  poko  mucho  bastante  など
道の教え方

会話授業 (12:45から13:30の30分)の内容:
人数が4人に増えて、短縮されていた30分の時間が規定通りの45分になった。

先生から出されたテーマで1人5分くらいのスピーチ(即答)。それに関する質疑。

今日のテーマは自分の家。スペインで済んでいる家でも母国の家でもOK。

2014年8月5日火曜日

物乞い


8月3日(日) 学校は休み。歩行数8,400歩。

きのうは歩き過ぎたので、今日は休息のはずだったが8,400歩も歩いてしまった。

ところで、セビージャやカディスやバルセロナと同じで、店や教会の出入り口の前には物乞いが結構いる。前にお金を入れる容器を置いて、ただじっと座っている。「私には家族がいます」とか「生きていくために私を助けてください」とか書いた札を置いている人もいる。若い人もお年寄りも男も女も。中には携帯電話を持っていて堂々と触りながら座っている人もいる。

日本と同じように、携帯が無くては職も探せないんだろうか。

今日初めて、「めぐんで頂戴」という声を掛けられた。結構きちんとした服装で、初めはスペイン語で、こちらが難しそうなをすると英語で「エジプト人です。妻子がいて食べ物がありません。助けてくれませんか?」とパスポートを見せてまで迫ってきた。もちろん即座に「No」と言って、僕は彼に背を向けて歩き去った。

今では日本ではほとんど見ない光景だが、日本にホームレスや職のない人が沢山いるわけで、現実は似たようなものだ。

「似たようなもの」という事をついでにもう一つ。スペインは日本と同様で高齢者化が進んでいて、年金の支払い財源に苦しんでいる。平均寿命は日本が世界トップクラスを維持しているが、スペインもかなり上位で日本と1歳も違わないかもしれない。と言う事を聞いたことがある。

街中には上にか書いた他の街と違って、パトカーや警官を見かける事が少ない。それだけ安全だという事なのだろう。

2014年8月3日日曜日

ア・コルーニャに独りで遠足

8月2日(土) 土日は学校がお休み。

学校の行事 Actividades の予定が組まれていないので、ア・コルーニャに一人で出かける事にした。ア・コルーニャはサンティアゴの北方およそ60km位のところにある港町。世界遺産もある。電車で行くことにした。

こちらに来て初めての雨模様。電車の駅の大体の方角は地図を見てわかってるのだが、会話の練習の為、2人ばかりに道を聞いてみた。最初の人には「近道はどれですか?」と聞いたつもりなのに「あそこにタクシー乗り場があります」なんて返された。次の人には「どの道を行けばいいですか?」と聞いたら今度は「まっすぐ行って右に曲がって・・・」などとキチンと教えてくれた。


サンティアゴからは電車が結構出ていて、1時間に1、2本ある。家のセニョーラから電車だと4ユーロ位、バスだと3ユーロ位だと教えられていた。切符売り場で「ア・コルーニャ」と行き先だけ告げたら、7.2ユーロと言われた。切符を見ると指定席になっている。



電車が来て乗ってみると、すべて指定席の列車でガラガラ。自由席の列車だと4ユーロかな?と疑問を抱きながら乗車すること28分、途中どこにも止まらず目的地のア・コルーニャに着いた。

電車の駅は市のはずれにあり、中心地や観光地にはタクシーかバスが必要だとわかった。タクシーで行くのは簡単すぎて面白くないのでバス乗り場を探して乗った。親切なおばさんがいて乗り換えまで付き合ってくれて、と言うかそのおばさんの行く方角が市の中心地の方角だったので、ご一緒した。

バスの中で、向かいに座っているおばさんの杖がコツコツと僕の靴をたたいた。『あっちの方!』と目配せをして何か言いたそう。もう一度同じことをして同じしぐさ。「あの二人には気を付けなさい! 怪しいから!!」ということだ。まあ確かに言われてみれば怪しそう、ひとりの身体障害者と連れのおばさんのふたり組だ。Vale Vale (OKOK)と了解の合図を送った。現地の人でもこんな事に気を付けているのかとちょっと驚いた。

降ったりやんだりで、傘をさしたり閉じたりしながら市内観光。20℃前後雨が降るので薄い長袖だとちょっと寒い。海岸や旧市街の教会や公園や海に突き出た城塞(土曜日は無料だった。ラッキー!)などを見たが特筆するものはない。
よう整備された海岸
砂浜の中にポツポツト見えるのはゴミ箱。
人もいないせいかゴミ一つ落ちていない。
市庁舎前で見た結婚式参列者

旧市街にある古い教会

軍隊博物館で何かイベントが行われていた

銃を試しに構える女性

城塞にある古い灯台


最後に、世界遺産「ヘラクレスの塔」にバスで行った。



入場料3ユーロ払うと「どちらの国から?」と聞かれた。観光案内所で地図をもらう時などにも同じことを聞かれて、観光客の国籍統計でもとっているのかな、と思っていた。が、それもあるかも知れないがここでは案内パンフレットをもらって分かった。日本語のパンフレットがあったのだ。「ありがとう」「さようなら」と挨拶してくれた。日本語のパンフレットを作るほど日本人がここに来ているとは到底思えないんだけど。1年に何人ほど日本人が来るのか聞けばよかった。

「ヘラクレスの塔」のてっぺんには歩いて上がれる。数えて見ると215段。50m位の高さまで上って展望台に出た。強い風が吹き、下を見ると足が震える。海や町を一望出来て良い眺めだ。



強風の中、自分写し

市内バス(1回1.30ユーロ均一)に乗って長距離バスターミナルへ向かった。帰りはバスで帰ってみようと思ったわけだ。さて、料金は? 6ユーロ。 「アレ?」セニョールの話と違うなぁ、と思いながら帰途に就いた。52分間のバスの旅だった。これなら電車の方がいいなぁ。

2014年8月2日土曜日

ホームステイ先に問題が

8月1日(金) 1週目の最後の日(5日目)

「サンティアゴの12人の使徒の日」と言っても僕には何のことかさっぱりわからない。キリストが選んだ、キリストの教えを伝える伝道者、という事になるんだろうか、その中の一人(誰? 多分大ヤコブ)の何かを記念する日。という事が僕が持参した電子辞書に書いてあった。

その日から1週間街はお祭りの中にあった。そんな雰囲気は全く感じなかったが。そして最終日の夜に花火が打ちあがったというわけだ。

さて、前日まで3日間続いて行ったWiFiカフェが休みだった。張り紙を見ると、8月いっぱいは短縮営業で15時に閉店するとある。ネットにつなぐには学校に行くしかないので行った。歩いて10分ほどだから大したことはない。

行くとドアの張り紙に「金曜日は14時までです」と書いてあって閉まっていた。中の明かりが付いているのでもしやネットだけでもつながるのでは?と試したらつながった。ドアの前のフロアに尻から座り込んでネットをしていたら中から人が出てきて「入ってしなさい」と言ってくれた。

聞くとこの学校のディレクターと言う。たぶんトップの人なんだろう。いい機会と、ステイ先の問題を言ってしまった。「言ってしまった」と言うのは、言うかどうしようかと迷っていた、という事だ。

1.食事内容がちょっとひどいと思う。
    これは、いろんな家庭があるので一概にクレームの付けようがないので難しい。


       左の白いのはご飯。味付け全くなし。
       手前は目玉焼きとソーセージ。朝食ならこれもありだけど。
       奥はほとんどレタスに少々の玉ネギスライス。塩とオリーブオイル味。

    フルーツは今日(8/3)までのところスイカかメロンのどちらか。
    メロンと言っても極めて安い。

    毎日こんな様子で、サラダがあったのは今(8/3)のところこの日だけ。
    大抵は(パスタ+ケチャップ)と(魚のフライか肉一枚)だけ、という感じ。

    あまり詳しく書いていくと悲しくなって来るので、このあたりにしておこう。


2.インターネットにつながらない。
    契約時に要望していなかったので僕の責任だが、「ネットが出来る家がいいなぁ」と柔らかく要望。

間違って伝わったら今後の生活上まずいので、留学手続きの代行をしくれているADELANTEさんにすぐにメールをして、もっと詳しく説明しておこうと思う。

パソコンの電池切れなどで、メールのチェックやブログのアップの一部が出来なかったので家に戻った。外に出直して、近くに別にWiFiバールがないかと探したらなんと “灯台下暗し” ぼくのステイ先のビルの一階にバールがあって「WiFi Free」と大きく張り紙がしてあるのを見つけた。この店は8月も普通に営業しているようだ。

チョコレートを飲みながらネットに接続

ここに来る前に夜の9時過ぎに夜食を摂りに近くのバールへ行った。ちょっとしたトラブルがあったがそれはまたの機会に・・・・  ごくごく些細な事件でした。

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今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容: 今週で留学を終了する人が3人いる。来週はまた新しいメンバーでスタートすることになる。

イラストを見てどんな人か、どんな服装をしているかを説明する練習。
体、衣類、果物、食べ物、物、乗り物で指定されたアルファベットから始まる単語を書く。

会話授業 (12:50頃から13:20頃の30分)の内容:
映画のジャンルに関する言葉。前の留学の時にもっと詳しくたくさんやったのだがすっかり忘れてしまっていた。
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2014年8月1日金曜日

サンティアゴに大花火

7月31日(木) 1週目の4日目

今日の一般授業 (09:00~10:30の90分と、11:00~12:30の90分)の内容:

所有代名詞・所有形容詞: mi  tu  tus  sus  suyo  nuestoros など
衣服、身につける物の名前: 50語以上。

会話授業 (12:50頃から13:20頃の30分)の内容:
体の具合の悪い時の表現表現: 吐き気、虫歯、咳、下痢、風邪、腸、膀胱、肝臓など

授業の仕方は昨日と同じ。何ら新しい方法はない。

お昼ご飯どきの2時に帰ってきた。相変わらずの超質素料理だ。初めて生野菜のサラダが出て来た。レタスとわずかなタマネギのスライスをオリーブオイルと塩で混ぜただけ。メインはと言うと、普通ではとてもメインとは言えない一皿。3cmほどの短いパスタと細切れイカを混ぜて煮込んだもの。これはスープ扱いで出て来るようなものだ。フルーツはメロン。

どうしよう、この食事の貧相さ!

夕方、WiFiバールへ行った。3度目だ。という事で「夏の特別セール」のリストの3番目を頼んだ。このビールは今までにも飲んだことのある銘柄でおいしい。1時間ほども接続して目的は達せた。



今日11時から近くの公園で花火がある、とセニョーラが教えてくれたのでそれに時間を合わせ家を出た。

近くのバールで「メニュー」(セットメニュー)を頼んだ。メインの鶏の焼いたのは少しカスカスしていてもう一つだったが、魚のスープとデザートのクレマ(カスタードクリームというのかな?)はおいしかった。Menu定食の値段は8ユーロ。1杯のビールが込みだ。もう1杯は1.7ユーロで別に頼んで計9.7ユーロ。





11時を目指して公園に行った。観覧車があった。「8月3日までの営業です」と書いてあったのでこれは乗らなくっちゃ、と乗った。3ユーロ(420円)。30秒ほどで1周する高速観覧車だ。5分ほどで終了。



ここから3枚は観覧車からの眺め


夜の10時過ぎだがこんなに明るい

どこでも子供はお祭りとなると大喜び

10時半くらいになるとだいぶ暗くなった


流行ってるチューロス屋さん

ぶらぶらしていて11時になったのだが花火が始まらない。僕が何か聞き間違えたのか?仕方なく家に帰ると、セリョーラが言う「11時半からよ」と。

日本の大きな花火を見ているので、もう一度出直すのも面倒になって家で寝る支度をしていたら、11時半に突然花火の大きな音がしだした。

窓の外を見ると、すぐそばに花火が大きく満開している。5階の部屋から見て仰角45度から60度くらいだ。光ってから音が聞こえるまでに1秒とかからない近さだ。風向きの関係で匂いも来た。






7月25日は「Apóstol de Santiago」(サンティアゴの12人の使徒の日)で、その日から1週間続くお祭りの日が続く。道理であちこちの通りが電飾されている。祭りと言ってもいつもと何が違うのかは僕にはわからない。今日がその最後の日という事があって、花火を打ち上げるんだろう。

時間、数、大きさ、デザインなど、日本の花火大会と比べてはいけない。でも、ハートやら、星やら、魚やらもあったし、少し凝ったデザインのもあった。約20分間、十分楽しめた。 今時刻は深夜の12時15分、花火見物の家族連れが家路を急ぐ。話し声も聞こえてくる。ざわめきを聞きながら明かりを消しベッドに入った。
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