2015年12月21日月曜日

「エア・フェスタ浜松2015」----  ブルーインパルス

航空自衛隊では各種飛行機を飛ばして観客に見せる事を「展示飛行」と言う。

その航空自衛隊の「ブルーインパルス」と言う特別なチームが曲芸飛行(アクロバット飛行)をするのも「展示飛行」と言う。

以前から一度見てみたい、と思っていた。今年の9月26日(土)の「紀の国わかやま国体」の開会式で祝賀飛行をするというので和歌山まで見に行ってきたのだが、あっと言う間に終わってしまって 消化不良の感、はなはだしい。

そこで大手旅行会社の一つのバスツアーを見つけた。銘打って・・・

  航空自衛隊・浜松基地ブルーインパルス「エア・フェスタ浜松2015」2日間

  2015年11月7日(土)~8日(日) の1泊2日。
 
朝 8:30 大阪・梅田のバス駐車場を出発
トイレ休憩などを入れて大阪・梅田から約5時間。航空自衛隊の浜松基地に着いた。
 
公式にはフェスタの日程は8日の1日だけなのだが前日の7日にも基地が解放されていて「前日祭?」が開かれていた。
 
「前日祭?」なのに基地内の駐車場は「満車」の案内
 
2人乗りジェット戦闘機の操縦席に乗ってみることができる

空に5機で☆マークを描く
たくさんの飛行機が展示されている。ゼロ戦もあった。


もちろんメインは8日(日)。このツアーの日程の前後は好天だったのだが、運の悪いことに当日の天気だけは最悪で雨だった。

朝早く会場に着いた。例年の入場者数は10万人くらい、という事だが雨の為か後日の新聞報道では5万人と言うことだった。それでも人はいっぱい。年齢層は子供・若者・壮年層・高齢者とすべてにわたり、意外にも男女の比率も半々くらい。

お昼時は食べるものを求める人で行列・行列・行列
 
航空自衛隊OB?の小編成バンドの演奏会

 
プルーインパルスのパイロットのサイン会もある
 
全6機が勢ぞろいして離陸を待っている
 
出発前の最終チェック

パイロットが乗り込む


観客に向かって手を振る。この機体には2人が乗り込んだ。
あいにくの雨天で、雲が低い。1000mくらいしかないのではないか。だから編隊が上下に飛び進むという事はない。アクロバット飛行の演技の中でも、水平に近い動きのものだけに制限されてしまう。天気のことだから仕方がない。
飛行機を撮りなれていないので、なかなか良いショットがない
雨天と言う悪条件の中でのアクロバットではあったが 、それなりに楽しんだ。1時間30分余りのブルーインパルスの展示飛行がすべて終わり、即帰りの観光バスに乗り込み大阪への帰途に就いた。

さてバスの中で、僕にとって 大事件の発端となるある出来事が起こった。その話は別項で・・・

2015年11月18日水曜日

初めての松葉づえ

「健康ボウリング教室」は無事終わり、商売上手の“ラウンド1”に乗せられて次なるコースは「クラブ活動」。10月スタートで3月終了の20回コース。昨日の17日で6回目が終わった。すでにマイボールのプレゼントも頂き、もうすぐボウリングウェアももらえる事になっている。

さぞや上達したかと思いきや、とんでもない。174のハイスコアはあったものの、100に満たないこともあり、散々。

まずはフォームから再検討しようと、昨日はちょっと真面目にコーチに教授を依頼。ピンを倒すのは二の次として、足のステップや手の振り方など基本に気を付けて投げること1ゲーム、20投。結構姿勢とステップに気を付けて投げたのか、足首が少し痛くなったが大したことはない。

ところが、家に帰って2時間ほどすると足の右太ももが痛くなり出し、直径10cmくらいの腫れも出てきた。すぐにアイシングを繰り返ししたが、夜遅くには1歩を歩くことさえ困難な状態になってしまった。

1夜寝た今日朝。わずかに良くはなったが、とても歩けない。テニス肘でお世話になった整骨院に連れて行ってもらい受診。大腿四頭筋だか大腿二頭筋だかとその周辺の筋からの出血があるとか。取りあえず歩けるようになるにもちょっと時間がかかる、とか。

次の、日・月・火の3日は南九州への旅行予定が入っている。それまでにはそこそこに治しておかねば。

整骨院で松葉づえを借りて帰った。何気なく人の松葉づえ姿を見ていたのが、今度は自分の番だ。これにも結構テクニックがいる。整骨院の先生が教えてくれたそのテクニックを実行しながら、なるほど、と感心している。

2015年11月3日火曜日

はにたんプレミアム商品券 192冊に殺到

国の消費喚起策の一つで全国で2500億円の予算を充てた全国のプレミアム商品券。高槻市の場合、1万円で1万2千円の買い物が出来る「はにたんプレミアム商品券」を10万冊発行した。税金を2000円x10万冊=2億円 使う、ということだろうか。

1人最大5冊購入できるという事だった。6月・7月に募集の期間があり、我が家でも3人x5冊=15冊の応募をした。すべて当選すると18万円分使える、という事だ。
 
 

申し込み多数で、当選倍率2.15倍。抽選の結果、我が家はラッキーなことに3人とも当選した。使用可能期間は年末までの4ヶ月少々。家族内では「そんなに使うかな?」と言う声もあったが、パソコンが故障したし使い切れなかったら新しいパソコンでも買う事にしよう、という事で15冊すべて購入。

 

あれから2ヶ月少々経った。日々の食料品や衣料品などで18万円分のほとんどすべて使い果たした。4ヶ月どころか2ヶ月しかもたなかった訳だ。パソコンを買うどころではない。

最初の抽選で当選権利を放棄した人が少なからずいて、落選者の中から追加当選者を決定する旨の告知があり、さらに最終的に192冊売れ残ったのを今日3日に市役所で販売する、とのお知らせが高槻市の広報に載っていた。

朝10時から販売するとの事。ネットのツイッターを見ると、9時に整理券を渡し始めるとの事だったので娘と9時少し前に家を出た。9時前には市役所に着ける。あわよくば2冊ゲットできる、という算段だった。人間の心理とはおかしなものだ。市役所の方向に向かっている人がみなプレミアム商品券を買いに向かっている、そんな風に見えて「ライバル」に思えてくる。

市役所周辺では菊花展もやっていて結構な人がいた。市役所入り口近くに100人くらいの行列とプラカードを持ったガードマンがいるのが見えた。販売開始の1時間以上前なのにもう100人もいる、と感心。「ここが行列の最後尾です」と書いたのをもっているんだろうと近づいた。

驚いたことに、プラカードに書いてあった文言は「整理券の配布を終了しました」だ。
 
 
 
ガードマンによると、朝6時にはもう行列が出来ていて、7時には100人を超していた、との事。買えるのは一人1冊限り。2000円のプレミアムを得るために3時間も4時間も前から並ぶとは、すごい根性・努力だ。

それに加えて驚いたことがもう一つ。今並んでいる人、約100人。「何に並んでいるの?」と聞いたら「キャンセル待ち」との事。192冊(192人)の整理券の中からキャンセルが出たらゲットで来る、ということらしいが、いくらなんでも50人も100人もキャンセル者が出るとは思えない。列を作って、並んでいるのが楽しいのか、おしゃべりをしているのが楽しいのか?

家への帰り道、往きと同じように、すれ違う人がみな商品券を求めて向かっているように思えてくるが、違うのは「ライバル」と思うのではなく「もう今から行っても買えませんよ」と教えてあげたくなってしまうことだった。

2015年10月18日日曜日

ドラマ ハッピー・リタイアメント

雑誌「GOETHE」(ゲーテと読むらしい)に連載されたものを2009年11月に単行本として発行されたものが「ハッピー・リタイアメント」。コミカルでちょっと皮肉っぽく社会を描いた、あっという間に読める軽~い痛快小説。




この本が出た翌年の2010年3月末に僕が完全に退職した。

さらにしばらくしてからこのブログをスタートした。それが2011年1月1日。そのタイトルが「ハッピーリタイアメント」。「・」のあるなしが違うが……

そして今日、「ハッピー・リタイアメント」をテレビドラマ化してABCテレビで放映された。えらいものだ、小説を読んだのが5年前だが筋をほとんど忘れてしまっていた。

2015年10月4日日曜日

日章旗のサイズ

2015紀の国わかやま国体」で天皇・皇后両陛下をお見送りした。その時に路上で配布していた紙製の日の丸。


 
この画像を見てお気付きになりましたか?

この旗の寸法は 

  縦180mm x 横270mm(縦2:横3)
  日章の直径         97mm(縦寸法の 約2.7/5)

赤字の値が違っているようです。旗日には必ず玄関に国旗掲揚している僕にはすぐにわかったんです。ちょっとバランスが悪い、と思ったんです。どう間違っているかは、時間がありましたらネットなどで御調べください。
 
我が家にはどういう訳か3枚の国旗がある。国旗屋さんに買いに行った記憶はないので、どれも誰かからもらったものに違いない。寸法は

  縦700mm x 横1,050mm(規定通りの縦横比 縦2:横3)
  日章の直径           420mm(規定通り)

と言う正式寸法のものが1枚あるが、縦700mm x 横900mm という規定寸法にも別途指定の特例寸法にも準じないのが2枚もある。どれも日の丸の大きさは規定通りになってるんだが。

2015年10月2日金曜日

天皇皇后両陛下を日の丸でお見送り

東京に住んでいる人は、天皇家の方々を見る機会は結構あると思うのだが、何せこちらは大阪。なかなかそんな機会は多くはない。

あっけないブルーインパルスの飛行を見た後はまだたっぷり時間がある。そんな時に、国体の開会式に出席された両陛下が会場を後にされるのをお見送り出来る、という事を聞いた。

警備の和歌山県警の警官によると、両陛下がお通りになるのは1時間ほど後の事らしい。お見送りに許された歩道のすぐそばの喫茶店に入り時間を過ごし、いよいよあと数十分。

ロープを張った区域だけがお見送りに許された場所。誰かが、こういう時の必須アイテムの日の丸を配っていたのでありがたく頂いた。さて、この日の丸、見た瞬間「ちょっと違う!」と感じた。寸法がアンバランス、というか、決められた比率で作られていないように思った・・・・・

警備の警官からお見送りの段取りの説明が何どとなく(繰り返し繰り返し)あった。こんな具合だ。

 
お見送りの車列が通過する前には警備のロープを外すが絶対にこの場所から移動しないように。警備の警官はすべて見送りの一般人の中にまぎれるように入り込む。(聞くと、陛下から見たときに警備の物々しさが際立たないようにする為との説明があったが、警備上の別の理由もあるのかも知れない。)

B」の表示の車が来たらそれは両陛下のお車の通過の10分前、ですよ,
 

「3」の表示の車が来たらそれは両陛下のお車の通過の3分前、ですよ。
 

「1」の表示の車が来たらそれは両陛下のお車の通過の1分前、ですよ。
 

黒塗りの大きな車が2台連なってくる。陛下は後ろの車にお乗りである。後席右に天皇陛下、左に皇后陛下、ですよ。

 

Z」の表示の車が来たらそれは両陛下のお見送りは終了、ですよという具合。
 

すべては順調に、そしてあっという間に車列は通り過ぎて行った。

感想は? そんなの、感じる間もない、と言うか・・・・・

45年前の1970年、大阪万博でアルバイトをしていた時に、未だ両陛下が「皇太子殿下・妃殿下」とい言われていた時のこと、雑誌社の報道入場証(プレスパス)をもっていたので、数メートルまで近づいて写真を撮った事があるのを思い出したくらいだ。
 
 

ところで、天皇家の方々の写真を勝手にブログに載せてもいいのか?という疑問。ネットの記事によると、「個人で行うなど常識の範囲内ならば問題ない」と言う事らしいので念のため。

2015年10月1日木曜日

ブルーインパルス

誰でもが知っている名前ではないと思う。

1964年東京オリンピックで競技場の上空に五輪のマークを描いた航空自衛隊のアクロバット飛行チームの名前だ。

大阪近辺では、この3月に「姫路城大天守保存修理完成記念式典祝賀飛行」と言うのが行われていたが残念ながら見逃してしまった。かねがね見てみたと思っていたので予定を見ていたら、9月26日(土)の第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」開会式で祝賀飛行をするのを知って、行ってきた。

家から自転車・JR電車・徒歩で3時間。心配した雨もなく、暑くもなく、ちょっとしたハイキングがてらのお出掛だ。

開会式をする競技場には切符がないので入れない。祝賀飛行見学に適当な場所を探しながら周囲を散歩。空さえ見えれば飛行機は見えるので、そんなところを探して待つこと2時間足らず。
 
 
 
 
開会式をしている競技場からのアナウンスが聞こえてきた、「飛行機の音が聞こえてきました」。

待つ間もなく5機の飛行機の編隊が見え始め、音が大きくなり、そして白い煙を吐きながら5機が頭上をあっという間に通り、そして離れていった。
 
 

ほどなく、1機がまた飛来し、機体を横にして、そして頭上を通過。

さあ、次はどんな技を見せてくれるのかな、と僕はもちろん周囲にいるカメラを構えた多くの人たちは待っていたのだが、ナシのつぶて。「えぇ? あれだけ??」と、みんなの表情。

姫路城の飛行はYoutubeで見ていて10~15分程あったので、同じくらいのをと思っていたのだが拍子抜け。

アクロバット飛行の見学はまた別の機会に期待することにして、帰途に。

と、その時に、開会式にご臨席いただいた天皇皇后両陛下の会場からのご出立の見送りの機会が付近の道路上である、と言う事を聞いた。こんな機会はなかなかないので、まだ1時間先の事だとは聞いたが、天皇皇后両陛下をお見送りすることにした。

この話は次回のブログで。