2014年9月29日月曜日

似顔絵「夏休み作品展」

高齢者大学校の似顔絵科(正式科名は長いので略)の勉強も、4月にスタートして早や6ヶ月、半分が終わった。遠足や社会参加などと言う行事もあって、まだまだ体育祭や文化祭などが控えている。行事とその準備などに忙しすぎる、という不満も聞こえてくる。

「夏休みの宿題」と言うのもあって、みんなの力作が「作品展」として学校のある建物内の展示スペースに展示されている。

僕はこの夏休みはスペインにいて、宿題をやっているどころではなかった。帰ってきてから「やっつけ仕事」で片づけて出品した。どう見ても他の人のとはレベルが違い過ぎる。

似顔絵科生徒42人の内の10枚を紹介しよう。僕の1枚を除いて「誰の似顔絵か?」と言うのはすぐお分かり頂けるだろう!










これが僕の作品。題して「NHK」。
3人ともNHKの女性アナウンサーなのだが、誰?

もともと絵が好きだったとか、美術才能の違い、時間のかけ方の違い、力のかけ方の違い、など僕の場合は皆より全ての点において劣っているので、僕の作品がヒドイのは納得だ。もっとも、この似顔絵科で勉強する以前に比べればちょっとは良くなったかな、とは思うが。

2014年9月28日日曜日

我が家の野菜と果物

今年の夏は天候不順で我が家の狭い庭とプランターにも、例年とは違ういろんな異変が起きているようだ。それに加えて、7月下旬から9月初めまでスペイン語短期留学の為家を留守にしていて、留守宅では水やりは欠かさずしてくれてはいたが、トマトやナスやキューリの脇芽の管理などまで手が回っていなかった。もっともそこまでするのは留守宅部隊(妻と娘)では無理で、頼んではいなかった。

9月2日に帰国してから早や1ヶ月近く、ちょっとづつ立て直していき、ちょっと一息ついた。

丸いミニトマト: 3週間ほどかかって赤くなった。皮は少し硬いが味は上々。

楕円のミニトマト: 枝を整理したら再び実がたくさん付きはじめた。花もたくさん咲いている。

ピーマン、シシトウ、ナス: トマトと同じナス科で、枝を整理したら実が付きはじめた。



芽キャベツ: 今年始めの冬に収穫した木(野菜も「木」といったかな?)が夏越しして再び芽キャベツが取れそうな様相だ。

エンダイブ: おいしく食べるためにはひと手間かけないといけないが、それをしていないので食べても苦いし固い。

三つ葉: 放っておいても種がこぼれてどんどん増える。 薬味だけでなくお浸しなんかも出来る。

アサツキ: 植え替えなかったし、土も良くなかったので、ひょろひょろ。

ジャガイモ: どういうわけか今頃芽が伸び出した。こんなのでジャガイモが採れるのか。ちょっとネットを見たら、「秋ジャガ」と言うのがあるそうなので、楽しみにしておこう。

オクラ: 順調に実を付け続けている。

サツマイモ: 鳴門金時、男爵、安納イモの3種。生育は順調。収穫は10月~11月だから、もう少し。

トウモロコシ: 良い土に植えたのは良く育っておいしいのが2本(たったの2本ですが)採れた。こちらは土が悪かったせいか生育が悪くてひょろひょろ。ミニコーンくらいは楽しめるのかなあ。

ネギ: 細ネギや太ネギが育っている。

ラズベリー: 枝を整理していなかったので実付きが悪い。

クワイ: 近所の方に昨年頂いた残りを植えてみた。年末には収穫できるかも。

温州ミカン: 15個ほどなっている。


ミョウガ: 毎年7月~8月に採れて、秋に採れる事はなかったように思うが、今年は今頃になってまた土から芽が見え始めた。

ヒャクメカキ(百目柿): 2個収穫できそう。ちょっと大きめで、期待大。テニスボールくらいの大きさがある。

2014年9月27日土曜日

ガレージセールに出店

9月25日(木)の事。

僕とたかつきおもちゃ病院を地域のミニコミ誌で紹介して下さった不動産会社が場所を一般の人に提供して、年に4回「ガレージセール」を開催している。不動産会社本社の横の小さな駐車場が会場だ。



その昔、1971年の事だから、40年以上も前の事だが、スペインのマドリッドで警察の許可を得て道路上で持ち物を売った事がある。自分の持ち物を値付けして赤の他人に売るのはその時以来だ。

いわゆる、不用品を売る「ガレージセール」、「flea marketフリーマーケット」とも言う。何度もお聞きかと思うが、もう一度念のため――― フリーはfree(自由)ではなくてflea(蚤)です。「r」と「l」の発音を区別できない日本語らしい間違いですね。何でもかんでも自由に売るのでfree maketだ、というのも分からないではないけれど。

フランスのパリは蚤の市で有名だけど、marché aux pucesと言うフランス語も「蚤の市」だ。スペイン語は、と言うとこちらもmercado de pulgasで「蚤の市」だ。「自由の市」ではない。

さて、その「ガレージセール」に出品するために何日も前から、家の中にたまっている不用品・ガラクタを集めていた。100円で売れるものを10円の値付けをするのは惜しいし、逆だと売れない。なかなか難しい。ブランド物や何とか焼きの花瓶やコーヒーカップセットなど、パソコンで幾らくらいするのかを見て考えたりするので、結構時間がかかる。昨夜は3時間ほどかかって値付けをしたが、それでも終わらなかった。

ところが、夜から大阪に「大雨警報」。雨天の場合は屋外でするので中止になる。せっかくこれだけ用意したのに、と心配しながら床に就いたが夜が明けると、雨は降り止み問題なし。

車に品物を積み込み、車で20分ほどの会場に向かった。着くと、20人足らずだと思うがほとんどの人はもう来ていて、早速開店場所の抽選。そして9時30分の開店に向けて、幅1mほどの指定された机のスペースに「商品」を並べて店開き。

お客さんは開店早々には結構つめかけたが、あっという間に少なくなり、11時ごろには空模様も悪くなり、予定を30分繰り上げて全店閉店。

成果は――― 置き時計500円、2枚セットのカレー皿100円が2つ、花台200円、綿手袋10円などで計960円。

10,000円くらいの売り上げがあればソコソコかな、と思っていたのだがトンデモナイ。品物の種類が悪かったのか、値段が高すぎたのか。それにしてもお客さんの数が少なすぎた。

売上げの全額を寄付します、と宣言して開店したんだが、この体たらく。約束通り売上げ960円の半分の480円を場所を提供していただいた不動産会社(ある施設に寄付するそうだ)に、そして残り半分を「たかつきおもちゃ病院」に寄付した。少なくともこの10倍の額をもくろんでいたんだが。あゝ、恥ずかし!!!

2014年9月23日火曜日

コピ・ルアック (ジャコウネココーヒー)

コピ・ルアックは、インドネシアのジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆です。そんなコーヒーがある事は何かで読んで知っていた。息子がこの夏にインドネシアに行き、そのみやげにこのコーヒーを買ってきてくれた。200gは十分入りそうな大きな缶に100gだけ入っていた。現地価格で4,000円。希少価値がある、という事ではあるがこれは相当高い。



早速紙の封を開けた。粉はかなり細かい。ペーパーフィルターを使って淹れてみた。粒子が細かい為フィルターを通って落ちるスピードが遅い。かなり濃く入った。味、香り、とも特別のものはない。「?????」どうしたことだ?

缶に書いてある飲み方をもう一度読んでみた。どうも正しい淹れ方は、ペーパーフィルターを使わないようだ。



そこで次の日は指示通り、コーヒーの粉10gをカップに入れ140mlの熱湯(90℃)を入れ、待つこと3、4分。これが一般的なインドネシアのコーヒーの淹れ方らしい。さっそく、一口。香り・・・味・・・のど越し・・・色々と考えながら飲んだのだが、またしても感想は「?????」だ。

100gのコーヒー、残りはあと25gくらいかな? 何か特別のものを引き出せる淹れ方はあるのか? それにしてもこのコーヒー、一番うまく淹れるとどんなことになるんだろう。 

このコーヒー、街中の一般のコーヒー店で飲めることはまずないだろう。ネットで見ると、一杯3,000円とか5,000円で飲める店があるらしいが、よほどの物好きしか飲まないのではないか?


2014年9月22日月曜日

僕のお薦め (その2) 24Hコンビニ

《サンティアゴ・デ・コンポステーラでの5週間の短期留学を思い出しながら》


24時間営業のコンビニは日本では当たり前だが、カルフールのような大スーパーでも日曜日には完全閉店するスペインでは長時間営業のスーパーを見つけるのが難しい。

そこで見つけたのが24時間営業のこの店、「PAN  EXPRESS」。カテドラルから南に伸びている Rúa do Franco 通りの南の端あたりにある。ジュース、ビール、パン、スナックなど大体のものはそろっているが値段はかなり高い。


中央の白いテントの右横が24Hのコンビニ。

食べものがない、飲み物がない、何にもない、と余程困ったときだけはこちらにどうぞ。

2014年9月21日日曜日

僕のお薦め (その1) 日本食

《サンティアゴ・デ・コンポステーラでの5週間の短期留学を思い出しながら》

Pez & Palo 

住所は、Rúa do Xeneral Pardiñas通りにある。(アラメダAlameda公園の東南の通り。)



モダンな造りなので何があるのかなと入ってみた。すると、意外、寿司やお弁当がショーケースに入っていた。





生ビール500cc  1.00ユーロ (140円) (キャンペーン特価)
マグロ        1.00ユーロ (140円)
タコ         0.90ユーロ (130円)
マグロマヨネーズ   0.80ユーロ (110円)
ーモン       0.70ユーロ  (98円)
カニカマ       0.70ユーロ  (98円)
醤油(パック入り)  0.10ユーロ  (14円)

夕食としてはちょっと足りないのでもう一つ頼んだ。紙コップに入ってるのがそうで、下はヌードルでその上にマグロの煮たものとピーマンの煮たものを少しずつ乗せてある。1.5ユーロ(210円)。




寿司ご飯の酢加減は程よいが、ご飯の量が少ないし締まっていないので箸で挟むとぱらぱらと落ちてしまう。当然日本の100円寿司と比べても高い。ヌードルの方は焼きそばの味付けだった。

普通のバールに飽きた時にどうぞ。ただし、「日本食が食べられる」なんて期待して行ってはダメですよ。

2014年9月19日金曜日

スペインの喪服

《サンティアゴ・デ・コンポステーラでの5週間の短期留学を思い出しながら》

40年余り前、フランコ政権の末期、その頃にスペインを訪れた時は、街の雰囲気は今とは全く違った。腕を無くしたした人や足を無くした人が街にあふれていた。そして、街行く人のファッションは黒一色。

今日のテーマは喪服。大都市と保守的な地方では違うが、スペイン語の先生に聞くと、その昔、先生の両親の世代では旦那さんや奥さんが亡くなったら一生黒い喪服で生活したという。

時代も移り変わり、近年では喪服を着る期間が1年になり、人により1ヶ月になり、さらに1週間になり、そして葬儀の当日限りになり・・・とだんだん短くなってきて、今や大きな都市では喪服姿の人を見かける事はほとんどない。