1964年(昭和39年) 突然かどうだったかは忘れたが、トランペットに興味を持ち、親にねだって買ってもらった。高校2年生の時だった。父が大阪の日本橋筋か松屋町筋に連れて行ってくれてそこの楽器屋さんで買ってくれた。ケース込みで¥20,000だった。当時の物価水準を調べると大卒初任給が2万1,500円余りだったそうなので、結構な買い物だったと思う。
DEMUSA というブランドであった。
すぐに、高校の吹奏楽部に入ったが、中途入部のため、何か練習がしづらくほとんどクラブ活動らしいものはしなかった。
1966年 大学に入りすぐに吹奏楽部に入部。ずーっとDEMUSAトランペット一筋。
それから、半世紀近く、なんと47年。トランペットはバイオリンなどと違って、古いからと言って値打ちが出るものではないそうだ。
希少価値というものがあるやも知れぬとネットを調べてもなかなか出てこない。やっとそれらしきページがあったが、ドイツ語のページでよくわからない。でも、どうやらDDRと書いてあるので旧東ドイツ製かも知れない、というところまで判明。
2年前の4月に、ほんとに久しぶりにトランペットを取り出してきて練習再開。ヤマハで1年間習い、そのあと、プロの先生について個人レッスンで練習して1年近く。やっと音が出だした。
私のトランペットの先生曰く、「このトランペットは音程も悪いし、鳴らない。すこし良いのを買ったら?」
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