2014年12月4日木曜日

第6回高大祭が開かれた

吹田のメイシアターで2日(火)に、第6回高大(大阪府高齢者大学校)祭がひらかれた。約60科目2,500人くらいの“学生” が日頃の学習成果を発表する学園祭だ。



高大祭の委員に選ばれ、高大祭の模擬店の担当係りに選ばれた僕は、この日までに何回も何回もの打ち合わせの会に出席しなければならなかった。前日の1日(月)には、僕が勉強している似顔絵のクラスの作品の展示作業に駆り出された。

何とかすべての準備は整い、当日。外部の一般の人が来ることはほとんどないだろうが、学生だけでも2,500人が開始時刻の10時めがけて集まってきた。場内は大混雑。








展示場、模擬店、バザー会場、各種演目の発表会の中・小ホールは「元気な老人」でいっぱい。ま、元気な老人しかこんな事はしてないんだろうけど。


さて肝心の似顔絵クラスの作品は、と言うと、みんな力作ばかり。もともと絵が上手な人や絵が好きな人が集まっているんだから、「力作」は当然だ。










僕のは、と言うと、『参加することに意義あり』という逃げ口上がふさわしい。勉強に力が入らないし、作品作りにも時間を割かなかった。絵の中に漢字が隠れています。


2014年12月1日月曜日

プリンターEP-801Aを修理

エプソンプリンターEP-801A。買った時に5年の長期保証を付けていたが、5年を2、3ヶ月過ぎた今年の初めころに故障してしまった。同じころ同じプリンターを娘に買ってやったのがあって、それを替りに使っていた。それにも5年保証を付けていたが、5年と7カ月過ぎた先日からこちらの方も調子が悪くなってきた。そして5日前についに完全に使えなくなった。



もちろん有償の修理に出すつもりはない。買うより修理代の方が高くつくだろうから。だから、ネットやら電気店のチラシを先日から見ていた。

エプソンがいいのか、キャノンがいいのか、それともブラザーか。
2万円を少し超すフラッグシップモデルがいいのか、5千円ほどの格安モデルでいいのか。

故障したプリンターを見ていて、ふと思った。おもちゃ病院でいろんなおもちゃの修理をしている僕の事だ、どうせ捨てるんだから、ちょっと分解して中を見てみようと。


とりあえず底の方から分解開始。

動く部分、用紙を送り込む歯車の部分で異音がしはじめ、その後歯車が空回りするような音がして完全に動かなくなったので、故障の原因は歯車、とにらんだ。

おもちゃの歯車部分の修理と言えば、
1.歯の欠け
2.歯車の割れ
3.歯車とシャフトの結合部の空回り
4.シャフトの破損
こんなところだ。

プリンターの分解に取り掛かった。ネジを5本ほどはずしたが、歯車がある部分が見えない。プリンターをひっくり返し、どこにどう力を入れたら外れるのかわからないので無理やりバリバリと底ふたをはずした。見えた見えた、歯車が。やっぱり故障の原因はここだ。歯車のシャフトが折れている。


シャフト(矢印の先の黒い部分)が折れているようだ。


原因がわかれば対処は難しくない。プラスチック部品を一部切り取り、歯車を取りだした。

ニッパーでプラスチックを切り取って歯車を取り出した。
緑の矢印が指す所が折れた跡。

直径5.0mmのプラスチックのシャフトが折れていた。接着剤で付けても力がかかる部分なので、すぐにまた折れてしまう。5mmのネジをシャフトにし、平金物でシャフトのベースを作った。



それを超強力両面テープで固定。



さっそく、テスト。動く動く。取り外した部品や裏蓋などを元通りに取り付けて修理完了、と思いきや、はずした部品が元通りに入らない。修理用に作った部品が当たって入らないのだ。仕方なく、当る部分を割って何とか入るようにした。


これが元通りに機械に入って呉れない。
赤い部分の壁を取り去った。クリーニングインクの受け皿に
なっているのでインクが漏れて出てくる恐れがある。組み込
み後はここからインクが下に落ちても置き場所を汚さない
ようにプリンターの下に新聞紙でも置いておこう。

分解の時に無理やり取り外したので割れたり曲がってしまった部分もあるが、動作には影響はない。これでもう少し使えそうだ。

2014年11月9日日曜日

百目柿

百匁(ここでは “め” と読む)柿、と言うのが元々の由来らしい。「匁(め)」と言うのは尺貫法(しゃっかんほう)の重さの単位で、1匁(もんめ)は3.75g。

今や尺貫法も匁も、ほとんど過去の単位になってしまった。

鉢の中で育った木に、貴重品のように成った2個の実。黄色く色づいて、そろそろ食べごろかな、と1個だけ収穫。重さは345g。100匁(375g)には届かないが、それに近い。リンゴの「フジ」の大きさくらいある。でかい。



ネットで調べると、実の尻(下側)に丸い模様が出て来ると、それが食べごろのサイン、と言う。収穫した柿を見てみると、あるある。くっきりと丸いサインが。



で、今日朝、半分に切ってみた。ところが、甘ガキのサインの「ごま塩のような黒い点々」がない。


小さい一切れを口に入れてみた。~い!!! 口の中の渋みが20分位取れない。収穫するのが早かったのか? それとも、近所にある渋柿の花粉を受粉してしまった為か?

苗木を買った時の品名札には「百目柿(甘)」と、ちゃんと書いてある。

渋い柿を甘くする方法にはいくつかあり、

 1.ヘタにアルコールを付けて、ポリ袋に入れ1週間放置。
 2.お湯に半日~1日浸けておく。
 3.ポリ袋の中に米・米ぬかと一緒に入れておく。
 4.ポリ袋の中にリンゴと一緒に1週間ほど入れておく。
 5.ポリ袋の中を炭酸ガスで満たしその中に入れておく。
 6.干し柿。

などがあるそうだ。

今日収穫した1個は「貴重品」だ。渋いからと言って捨てるのはもったいない。取敢えず、ポリ袋にリンゴと一緒に入れて様子を見てみよう。



2014年11月7日金曜日

高齢者大学校の遠足、ほか

10月21日から2週間以上何も書いていない。その間にイベントなどが何も無かったかと言うとそうでもない。

10月26日(日) 第4回 中学同窓会。卒業したのが1963年(昭和38年)だから、卒業後
51年。出席者は初回が20人、第2回が15人、第3回が12人、そして今回が14人。
「毎年10月の最終日曜日は同窓会の日」と決めてある。みんな元気で長続きさせたい。

10月27日(月) 義父が亡くなって32年、33回忌の年。京都にお参りに。私たち子どもらが5人集まった。

そのあと、お昼にちょっとだけ贅沢な会食。300cc位の小ジョッキのビールが800円もしたのはメニューを見て気が付いていたが、値段も見ずに頼んだ『ハウスワイン』が1,600円もしたのを家に帰ってからレシートを見て驚いた。ハーフボトルじゃないんです、グラス1杯が、です。

10月30日(木) 2週間ほど前に、「NTTです。現在使っているNTTの回線を最新の『隼(ハヤブサ)』にしませんか?割引条件や使用料も従来と同じで接続スピードが早くなって、お得です。費用は一切かかりません」と電話がかかってきた。代理店ではなくNTT本体から、という事だったのでOKして、30日が切り替えの日。

送られてきた機器を説明書を見ながら取り換え作業を終えた。あとはパソコンで設定変更―――これがわからなくてNTTに電話。ていねいな指導だが20分程もかかり無事終了。少々パソコンを長くいじってる僕でもこんなだから、機械に弱い人にはハードルが高そうだ。

11月5日(水) 高齢者大学校の遠足の日。題して「そば打ち体験と近江八幡散策」。そば打ち体験は初めて。大して期待もしていなかったが、皆でやるとワイワイガヤガヤで結構楽しかった。

近江八幡は何回か行ったことがある。クラブ・ハリエのバウム・クーヘンが有名だという事だったので買いに行った。2度並んで2度ともぼくの4、5人前で「今回はこれで売り切れ、次回は○○分あとに出来上がりますのでその時にもう一度ならんでください」と女店員がのたまう。並ぶのが嫌いな僕は馬鹿らしくなって店を後にした。

2014年10月21日火曜日

クワイを収穫

9月28日、葉がまだ緑色をしている。

発泡スチロールの容器にポリ袋を入れて、その中に土を入れ水を張って正月に残ったクワイを植えたのが春。順調かどうかはわからないが、取敢えず芽が出て大きな葉が出て、夏を越し秋になった。


葉が黄色くなったら収穫どき、とネットに書いたあったので、「もう、そろそろだ」と今日掘ってみた。どんな風にイモが付いているんだろうと、興味深くゆっくりと泥と化した土の中に手を入れて、ソロッと掘り返してみた。



根の様な茎の様な白いのが地中に伸びていて、その先にクワイが付いていた。不思議な成り方だ。根もクワイもくっついたまま、泥の中から取り上げてみた。大小合わせて全部で14個。途中肥料をやらなかったのが悪かったのか、気候不順の為か、大が1個、中が5個、残りが小、という感じだ。




縁起物で、そう美味しくもないクワイ。お節料理には欠かせない日本伝統の食べ物だから、ちょっとだけ大事にしておこう。

2014年10月16日木曜日

高大 スポーツ交流大会

「高大」と言うのは大阪府高齢者大学校。そして「スポーツ交流大会」と言うのは運動会のこと。




昨日15日(水)、ボディメーカーコロシアム(と書いたら何かわからない。難波の大阪府立体育会館ならわかってもらえるだろう)を一日借り切って生徒と職員合わせて2,500人ぐらいが集まって秋の大運動会だ。


開会式
まずはラジオ体操第一

競技者即ち、生徒達はほとんどが60歳以上で、70歳・80歳近くまでの男女。なので、心臓が止まってしまうような「50m競争」などと言った “かけっこ” や綱引きなどはない。もちろん、器械体操の「ピラミッド」などやったもんなら “全員骨折” なんて事になりかねないから、これもない。

結局、「バッゴー」「ニチレクボール」「フープデイスク」「ラダーゲッター」「マグダーツ」「公式輪投げ」「マンカラ」「デイスゲッター9」などと言った、「公式輪投げ」以外聞いた事もない名前の競技のオンパレードになった。





朝10時に開会して午後3時に閉会。僕は「ラダーゲッター」なる競技に団体戦で出た。30cmほどのヒモの付いたボールを5mくらい向こうの目標に向かって投げるだけ。10分の練習と本番の4投だけして、僕の出場は終了。


昼休みの時間には懐かしいフォークダンス

昼ご飯を食べた後、体力測定コーナーに行った。「着座体前屈」「ファンクショナルリサーチ」「握力」「ストロー(肺活力)」「ツー・ステップ」と言った、こちらも「握力」以外は聞いたことがない項目。とりあえず、全項目50歳代のデータをクリア。


似顔絵科の待機・応援席

イスに座っていたら眠くなり始め、する事もなくなったので、閉会式を待たずそっと退席・帰宅。最後まで頑張ったみなさん、ゴメンナサイ。

ところで、冒頭に書いた「ボディメーカーコロシアム」、名前の由来は何か、とネットで調べたら、府立体育館の命名権を買った「()ビービースポーツ」と言う企業が付けた付けた名前。3年契約で年2,500万円という事らしい。それにしても、もう少しわかりやすい名前にしてほしいものだ。分かり易くしようとすると、たぶん長ったらしい名前になるんだろうから痛し痒しだが。

2014年10月15日水曜日

演奏会でトランペットソロ

「枚方ベアーズブラス」と言う市民バンドに入れて頂いて早や3年。毎年10月に定期コンサートがある。今年も10月12日(日)、八幡市文化センター大ホールで行った。題して「第21回ファミリーコンサート」。




この大ホールの定員は1,220人で、僕たちのバンドには大きすぎるんだけど、頃合いのホールはないのかなあ?お客さんの数は “超” 少ない。出演人数が50人程もいて多いので、小さいホールだと演奏者全員が舞台に収まらないのかな?

さて、今年は歌謡曲2曲の中でソロ演奏をさせて頂くことになった。たいして難しい曲、難しいフレーズじゃないので良いのだが、ソロだから「立って吹いたら?」なんて仲間が言う。生来僕は「あがり症」だから、立って吹くなんてとんでもないのに!

2、3年前、クロマチックハーモニカの生徒の発表会の事、聴衆のほとんどは生徒で、30人程しかいないのにあがってしまって、演奏の途中頭が真っ白になって楽譜のどこを演奏しているのかわからなくなってしまった事がある。

それでも、せっかくのソロだから何とかできないかな、と考えた。曲を暗譜する、なんて事は無理なので、カンニングペーパーを使えば何とかなるかな、と思って楽譜を縮小コピーしたのだが、小さすぎて見えない。結局立って演奏するのは止める事にした。

それが、以下の結果。この2曲とも、トランペットのソロの部分は僕が吹いている。細かい失敗はいっぱいあるけど、まあこれが実力と言うもの。今回初めてネットで僕のトランペット演奏を公開。

家庭用ビデオ機で遠くから録音されたものなので、音のずれやバランスの悪さは否めない。ただし、僕のトランペットソロで音をミスっているのはそのせいではありませんので、念のため。

夜明けのスキャット: はじめ、中ごろ、終わりの部分。
Youtubeはこちら → http://www.youtube.com/watch?v=vLYRB9kJhBo

まつり~お祭りマンボ: はじめと終わりの部分
Youtubeはこちら → http://www.youtube.com/watch?v=7nyaJqfxzxg

2014年10月1日水曜日

僕のお薦め (その3) ショーケースのある店

《サンティアゴ・デ・コンポステーラでの5週間の短期留学を思い出しながら》

外国旅行の楽しみのひとつは、何と言っても食べ物。ツアーではなく個人旅行では、そのハードルがかなり高い。ガイドブックに載っているようなレストラン、カフェ、バールなどでは、ガイドブックの写真を指差して「これ」と言えば何とかなる。値段も分かっている。

ところが、何もわからない土地で、初めてのレストランなんかに入ると、英語のメニューがあってもそれが何かわからない。まして、フランス語やドイツ語やスペイン語などのメニューしかないとお手上げだ。日本のように、料理見本があるような食べ物屋さんはスペインでは見たことが無い。観光地などでは写真を張り出しているのをときどき見かけるが。

小皿料理(タパスやピンチョスなど)が評判の店で、目の前に出来上がったのがあって、「これ頂だい、あれ頂だい」と言うだけで済むところがある。熱いのが良ければ、頼めばやって呉れる。そんな店が次の2店。どちらも、カテドラルから南に伸びている Rua do Franco 通りにあり、いつ行っても常連や観光客でにぎわっている。

カウンター席は数が限られている。そこに座らないと料理を見ながら注文できない。午後2時ごろからの一番混む時間を避けて行くのがコツ。

Petiscos do Cardeal」
住所 Rua do Franco 10, Santiago de Compostela




A Taberna do Bispo」
住所: Rua do Franco 37, Santiago de Compostela






2014年9月29日月曜日

似顔絵「夏休み作品展」

高齢者大学校の似顔絵科(正式科名は長いので略)の勉強も、4月にスタートして早や6ヶ月、半分が終わった。遠足や社会参加などと言う行事もあって、まだまだ体育祭や文化祭などが控えている。行事とその準備などに忙しすぎる、という不満も聞こえてくる。

「夏休みの宿題」と言うのもあって、みんなの力作が「作品展」として学校のある建物内の展示スペースに展示されている。

僕はこの夏休みはスペインにいて、宿題をやっているどころではなかった。帰ってきてから「やっつけ仕事」で片づけて出品した。どう見ても他の人のとはレベルが違い過ぎる。

似顔絵科生徒42人の内の10枚を紹介しよう。僕の1枚を除いて「誰の似顔絵か?」と言うのはすぐお分かり頂けるだろう!










これが僕の作品。題して「NHK」。
3人ともNHKの女性アナウンサーなのだが、誰?

もともと絵が好きだったとか、美術才能の違い、時間のかけ方の違い、力のかけ方の違い、など僕の場合は皆より全ての点において劣っているので、僕の作品がヒドイのは納得だ。もっとも、この似顔絵科で勉強する以前に比べればちょっとは良くなったかな、とは思うが。