落花生と言っても知らない人がいるかもしれない。ピーナッツのこと。今年、春のある日、ホームセンターで落花生の苗を見つけた。落花生の苗なんてのを売っているのを初めて見たので1本だけ買って、プランターに植えてみた。
その昔、父母がまだ存命のころ、母が家の畑に趣味でか落花生を植えていたことがある。もう60年くらい前のことだ。土の中から収穫し、フライパンか何かで炒って食べた記憶があるが、店で売っている落花生のようにカリッとしたものにはならず、あまりおいしいとは思わなかった。そんな懐かしさもあって、植えたわけだ。
収穫適期などと言うのもわからず、まだ葉は青いが寒くなってきたので掘り返してみた。
小さなプランターから収穫できたのは120個ほど。重さにして200g位。ネットで見ると、塩水で茹でるのとフライパンで炒る二つの食べ方があるというので60個程ずつの2組に分けて両方を試すことにした。
炒った方は、殻は結構焦げたのだが中身を取り出したらまだできていない。カリカリではなくて、茹でた方と同じ感じで柔らかい。こちらは大失敗らしい。何が失敗かと考えてみると、土を落とすために殻を水洗いしたのだが、それを簡単に水切りしてすぐに炒る工程に入ったことのようだ。殻を完全に乾燥させてから炒る工程に入らないといけなかったように思う。
再チャレンジする生(なま)落花生はもう残っていない。また来年だ!!
来春、また苗を見つけられるだろうか。種用に生落花生をいくつか取り置きをしておけばよかった。プランターをもう一度掘り返したら、1個だけ小さい殻が出てきた。種に使えそうに成長しているだろうか。取りあえず保管しておくことにする。
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