不規則変化する動詞はたくさんある。昨日の話題の romper (割る)もそうで、過去分詞は rompido ではなく roto だ。ぼくもスペイン語初心者の時は rompido と言っていたかも知れない。「スペイン語初心者」のスペイン人の幼児も rompido と最初は言うらしい。
幼児に限らず、認知症のおとなもスペイン語を覚えたての幼児と同じ間違いをすることがあるという。
decir → dicho
hacer → hecho
abrir → abierto
despertar → despierto
こうして例を挙げてみると er動詞や ir動詞に多く ar動詞は少ないように思う。
2つの過去分詞を持つ動詞もある。
imprimir(印刷する)→ impreso, imprimido
不規則型の過去分詞を規則型と同じように変化して、例えば roto ではなく rompido と間違えて言ったり、abierto ではなく abrido と言ったりしたらどうなるのか?
心配しなくてもよい。親たちは、世間の子供は最初は皆そのように言うので、何回も何回も何回も!!子供がそのように言ったときに誤りを正してやるのだそうだ。だから、僕たちスペイン語学習者も安心して間違っても大丈夫!意味は間違いなく伝わっているようだ。
「じゃ、将来長い先にはこのややこしい不規則形はなくなって簡単な規則形が一般的になってくるのかな、いやなってくれれば嬉しいな」と学校の先生に言ったら、「いや、たぶんそうはならないと思う」と答えが返ってきた。どうして?と聞いたら先生は「その発言を聞いたときに、言っている意味は理解できるが音の流れがおかしいと感じるしすっきりしない」との事だった。
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