2011年9月21日水曜日

TOEICテスト 挑戦

最近 TOEIC という英語力を測定するテストがはやっているそうだ。昔は英検というのがあったがそれも受けたことがない。思いつきで TOEIC のテストを受けて見ることにした。


高校時代、なんと言っても英語が苦手だった。学校では電気工学を勉強したのだが、ちょっとしたボタンの掛け違いがあって、機械メーカーに就職して配属されたのが、技術部ではなくて貿易部。

1.学生時代にバックパックで1年近く外国を放浪した。
2.英文タイプが出来る。
3.たまたま貿易部に欠員が出て補充要員が必要になった。
        との理由かららしかった。

日本の英語教育は、僕の年代(昭和22年、1947年生まれ)では、中学校3年間、高校3年間、大学4年間の計10年間勉強する。そして、勤務した会社の貿易部で14年近く、英語漬けの毎日。会話は、何回か行った海外出張のときにするくらい。仕事に使う用語や専門の機械で使う用語がわかれば、通訳がいなくとも出張は何とかなった。

そして今、英語を使う仕事を完全に離れて26年。先日、海外旅行をした際、改めて自分の英語力のなさを再認識させられた。空港ロビーや飛行機内のアナウンスがほとんど聞き取れない。理解できない。もちろん、英語のテレビ放送や英語の映画などは、全くといっていいほどわからない。

自分の能力や努力不足を棚に上げて言うのだが、日本の英語教育に大いに問題あり、と思わざるを得ない。今の教育実態もそんなに変わっていないのではないか。

TOEIC の受験の事を家族に話をすると、いくらなんでもぶっつけ本番では受験料がもったいないから、少しは前もって勉強して見たら?と言うので、早速本屋さんに行って受験参考書を買ってきた。

「2ヶ月で攻略 新TOEICテスト 730点!」上の写真の本だ。僕の英語力を知る周りの人が口を揃えて言ったのは「730点目標は無謀、まず500点目標ですよ!」

7月22日 上記の本を購入、毎日30分ほどの勉強をスタート。学校でいやいや勉強させられたのとは違って、覚えられなくても、出来なくても、なんと言うことはないので、勉強も遊びみたいなものだ。

8月30日 あまりわからないまま“730点目標”の本を一通り終えて、もう少しレベルの低い参考書を1冊購入。


9月20日 TOEIC に受験申し込み。5,565円。

10月30日 受験予定。どうなることやら。

2011年8月10日水曜日

韓国のビール

先月韓国にツアーで行ってきた。ビール好きの僕は、朝は飲まないにしても、昼食・夕食時には必ず注文した。

日本では、外で飲むときは必ず「生!」と一言。もっとも、熱処理済みビールと生ビールの味の違いも、しかとは判らない。 

韓国でも早速、「生!」と注文。冷えたジョッキに黄色い液とその上に3cmほどの厚さの細かい泡!! と想像してたんだが。しかし、そんなのは韓国ではないようだ。出てきたのは500mlのビンビール。どの食堂に行ってもそうだった。参加したこの激安ツアーでは、レストランというような高級なところには行かない。街中の安食堂だけだ。

どこでも協定料金のようで5,000ウォン(400円)。韓国の物価からすると異常に高い。


僕が韓国で飲んだビール


どこの食堂でも出てくるビールの銘柄は同じようなもの。しかもどれもまずい! 味が薄いというか、のどごしグーっとくるのがない。当地では辛いキムチを食べるので、キムチに合うようにビールの味をそうしてるのかなと思っていた。

ところが、韓国人自身もまずいと思っているらしい。あれじゃ韓国産ビールの売り上げは伸びないんじゃないかな。そんな中で、アサヒのスーパードライが韓国での輸入ビール売り上げNo.1になったとのニュースが今日の新聞に載っていた。僕が愛飲するスーパードライ、同慶の至りだ。

昨日9日、(一部は一昨日?)イオンから激安ビールが発売された、と新聞に書いてあった。 350mlの缶が158円。早速、近くのイオン系列店で仕入れてきた。 

飲んで見ると、そこそこいける。地ビール風のコクのある味で、すこし辛口。喉越しもキリッとして良い。いままでの日本のビールメーカーの缶ビールも、このイオンビールは脅威のライバルブランドになるかもしれない。このイオンビール、韓国製らしい。 

これでまた、韓国に日本の技術が盗まれることになるのか。韓国で売られるビールもおいしいのがスグサマ出てくることになるのかもしれない。

2011年8月5日金曜日

御料理 遊山 (ゆさん)

2012年1月記: [遊山] は 2012年1月に
 「ぐるなび」     http://rp.gnavi.co.jp/6370737/
 「食べログ」    http://r.tabelog.com/osaka/A2706/A270604/27062489/
に登録しました。                                                              

2012年3月16日記: [遊山] は 2012年3月14日に
     ホームページ    http://yusan-osaka.jimdo.com/
をアップしました。

*** 以下は 2011年8月5日 に書いたものです。

小学校時代からの友人が和食の店を開店したというのでランチを食べに行った。



71日にオープンしたのでまだ1か月あまり。場所は人や自動車の往来の少ない住宅街の中。訪れるのにちょっとわかりにくいかもしれない。モノレールの宇野辺駅から900m、歩いて10分少々。

御料理 遊山    大阪府茨木市穂積台11-3
                                           TEL  072-626-3334
             
             モーニングタイム 8:00 ~ 11:00
                (2011年9月30日までは、朝7:00から営業)
             ランチタイム   11:00 ~ 14:30
                                           (ただし喫茶だけなら15:30まで可)
             夜のお食事    18:00 ~ 21:00

定休日 水曜日
サラリーマンやOL客は多くないかもしれない。アットホームな雰囲気です。お客さんの種類や反応を見ながらこれからメニューの数が多くなっていくのかもしれないが、朝と昼のメニューはシンプルそのもの。


 朝は和モーニングセットと洋モーニングセット。昼はランチ数種類。夜はメニューを見なかったのでどんなのがあるんだろうか。 また行って見るつもり。


 調理するのは、ベテランの料理人。今はなくなった茨木の「ホテル日航」の和食レストランで腕をふるっていた人。味は間違いない。看板は和食の店なのにサンドイッチがあったり、コーヒーがえらくうまい。

2011年7月24日日曜日

惨憺たるマチュピチュ・ツアー  ***旅行代金、返せ!***

この項は、相当長いので興味ある人だけお読みください。

旅行会社を訴える

ちょうど1年前のこと、海外旅行の行く先人気ナンバー1のマチュピチュ・ツアーに参加した。しかも、個人ではなかなか予約が取れにくい上に、1泊の宿泊代が10万円ほどもすると聞いていた『サンクチュアリー・ロッジに泊まる』という、特別なツアーであった。

ペルーはトウモロコシでも有名。 特にジャイアントコーンはマチュピチュ近くだけで生産される。
世界で販売されているジャイアントコーンはすべてペルー産、と聞いた。
実際、帰国してからジャイアントコーンのいろいろな製品の産地を見たら、すべてペルー産と記されていた。
その夢のツアーに、とんでもないことが起こった。


これがあるから参加した、という「サンクチュアリー・ロッジに泊まる」というツアーの最大無比のポイントが、無情にも飛んでしまったのだ。

それというのも、添乗員の不手際で、経由地のアメリカで予定外の2泊をしてしまい、その結果、ペルー国内で6泊する予定が4泊になってしまった。4泊で6泊分の観光予定を全てこなすと言う無茶苦茶日程に変更された。。

サンクチュアリー・ロッジに泊まれなかったのは、ペルー入国が遅れたため、予定日にサンクチュアリー・ロッジに到着できなかったから。1年も前から予約が一杯になるというこのホテルだから、直前の宿泊日変更など出来るはずもない。

いったい何が起こったのか? 簡単に説明する。

ラン航空がサンフランシスコ・リマ間のフライトを就航させたのが2010年7月。1日が初便。僕たちの便は第2便の3日出発。この便に乗るべく、期待に胸膨らませて関空を出発。この乗り継ぎフライトを利用するツアーは、僕たちが初めてのはず。


予定より20分早くサンフランシスコ空港に着陸したが、ボーディングブリッジを使う順番待ちをしている間に、降機するのが定刻より大幅に遅れてしまった。結局、予定時刻より20分遅れて降機。

ツアーの予定表によると、サンフランシスコからペルーのリマ行きの飛行機が出るまでの乗り継ぎ時間は1時間54分しかない。降機待ちで、20分ロスしてしまっている上に、添乗員の緩慢な誘導。さらに、最悪なことに、乗り継ぎ便への待機依頼のミスで、リマ行き飛行機は、僕たちツアー客8人と添乗員の計9人を乗せずに飛び立ってしまった。

翌日にサンフランシスコからリマに行く飛行機はない。翌日にリマに行く便があるのはロスアンゼルスから。すぐに、サンフランシスコからロスアンゼルスに移動して翌日の便に乗れるようにすべきだったのだが、ツアー主催会社はサンフランシスコで1泊してから、翌日にロスアンゼルスに移動するスケジュールを選択。

この時点ではまだ、「サンクチュアリー・ロッジに泊まる」チャンスはあった。

ところが、あろう事か、翌日のサンフランシスコ発ロスアンゼルス行きの飛行機が機体故障のためフライトキャンセルとなり、代替便も手配できず、もう1泊サンフランシスコに泊まらされる事になってしまった。2日間をアメリカで無駄に過ごしてしまったのだ。これで、「サンクチュアリー・ロッジに泊まる」チャンスは消えてしまった。

2日遅れてペルーに入ったが、旅程は無茶苦茶。最悪だったのは、サンクチュアリー・ロッジに泊まれなかったことだが、そのほかにも、宿泊地変更、ホテル変更、観光予定地キャンセル、観光予定時間短縮、などなど、山ほどの旅行契約違反。

生命保険証書と同じように、ツアーに参加する時にも、読むのに頭が痛くなるような
説明書が付いてくる。 ツアー客は自動的にこの内容に同意することとなっている。
内容の良否は別にして・・・・・

ペルー国内のホテルも、下のように唖然とする内容。
1泊目 睡眠時間ゼロ。(ホテル滞在時間1時間45分)
2泊目 予定外のランク下のホテル。
3泊目 強行日程で高山病にかかってしまった上、睡眠時間6時間。
4泊目 睡眠時間3時間(ホテル滞在時間6時間足らず)

ここでのホテル滞在時間と言うのは、ホテルの玄関を入ってから出るまでの時間を指す。 
眠れなかったわけではない。物理的に、これだけの時間しかなかったのだ。

ツアー代金を返せ! と、団体交渉

帰国後、ツアー客8人はどうにも我慢できず、ツアー主催会社に旅行代金の全額返金・慰謝料などを求めて、団体交渉。数回の話し合いが行われたが、会社は非を認めようとしない。

この間、旅行トラブルの相談窓口である日本旅行業協会(JATA)に相談に行ったり、ツアー参加者がそれぞれ住んでいる自治体の消費生活センターに行って、弁護士と相談したりした。知人の海外専門の旅行会社社長に相談したりもした。

○全額返金は当然だが、さらに慰謝料なども請求できる、
○旅行約款は、勝手に旅行会社が決めたもので、それに拘束されることはない、という弁護士の意見があったり、
○一部返金を旅行会社に請求できるが旅行約款の範囲内、という全く旅行会社を代弁するだけのJATAの回答があったり、
○調停や裁判に訴えてみたら、という意見などさまざま。

裁判所に調停申し立て

結局、ツアー参加者の各種事情で、8人のうちの6人だけが共同で、裁判所に調停の申請をすることにした。旅行トラブルがあってから5ヶ月経った、2010年12月7日の事だ。

調停に要する費用は大してかからない。損害賠償などとして、1人当たり500,000円の請求を申し立てた僕たちの場合は、手数料と各種書類の郵送料合わせて1人当たり2,000円余り。

請求額の根拠は次の通り。(ツアー参加者により、額は若干異なる)

基本旅費                     429,000円
燃油サーチャージ             50,500円
その他                                  11,650円
海外旅行保険                        6,580円
                              計497,730円
                まるめて500,000円

裁判所なぞ、トンと縁のない6人がドキドキしながら第1回の調停の場に集まったのが、ツアートラブルのあった年を越して、2011年1月27日。

学識経験者というんだろうか、各種知識・経験豊富な人の中から選ばれた調停委員2人が、僕たち6人の申立人と相手方・旅行会社の意見を交互に聞く。相手は会社だから、代理人の弁護士が出てくる。ただし、相手の弁護士と『ど素人』の僕たちが、“丁々発止の交渉”をする、なんてことはない。

双方の主張の対立は如何ともし難く、合意は次回調停に持ち越されることになった。

第2回調停日は2011年3月11日。ちょうど、調停の話し合い中に裁判所の建物が大きく揺れた、東北大震災の当日だった。話し合いの合意点は見つからず、さらに次の調停日を設定してもらうことに。

第3回調停日、2011年5月26日。トラブルがあったのは前年の7月初旬だったから、1年近くになる。最初は、こちらの要求が通らないときは、本裁判をしてでも、と全員意気さかんだったのだが、さすがに1年の長丁場になるとしんどくなってくる。

調停を申し立てた6人の中にも、もういい加減のところで手を打とう、という意見が大勢を占めるようになってきた。僕たちツアー参加者と旅行社の双方から妥協案・額が出てくる。最後のスリ合わせを調停委員が行ってくれ、合意成立。裁判官立会いの下に調停調書を作成。

調停は、成立しなければ、途中に話し合った内容などにも全く拘束されない。しかし、いったん調停が成立すると、その内容に、双方が法的に拘束され、実行しなければならない。

1年近くかかって、やっと調停成立

合意に達した額は200,000円。旅行社はツアー客それぞれにこの額を支払うと言うことだ。

請求額の500,000円に対し、達成率40%。

もっとも旅行社の僕たちへの説明では、現地でのフライト変更に要した費用115,000円(旅行社が現地で支払い済み)はツアー客が負担すべき費用であるので、この額もプラスすると、315,000円支払うことになる、と言う主張があった。

添乗員のミスでひどい旅行になったのは明らかで、そのミスで旅程が変更になり、そのために要したフライト変更費用115,000円は当然旅行社が支払うべきものであり、今回の賠償額に含めてはならないと僕たちは主張したが、この点の見解の当否は棚上げにしたままの決着となった。

余談

旅行から帰って、このトラブルをどのように旅行社にクレームとして申し入れるか色々考えた。周りの友人、旅行トラブル相談機関、消費者センターなどへの相談はもちろんだ。

旅行社の担当責任者など、「自分の長い旅行業務・営業の中で、こんなひどいツアートラブルは初めての経験です」と自ら白状した。それでも会社としては、ツアー客に全額返金すると言う判断は営業上くだせない。今後の“悪しき”前例になるのを恐れたのだろう。

旅行約款だけを見れば、「旅行の変更補償金は旅行代金の15%以上は支払いません」と書いてある。上にも書いたが、この旅行約款は「旅行社が勝手に規則を作ってツアー参加者に押し付けているもので、公序良俗に反する疑いもある」と言う弁護士もいた。

マスコミにも、意見を求めたかったが、あまりやると「クレーマー」のレッテルを貼られかねないので、自重。新聞社1社にだけは、相談のメールを出した。

ただ最近の新聞を見ていると、旅行会社の全面広告がなんと多いことか。化粧品や健康食品の広告も多いが、派手で大きくて多いのは旅行広告。新聞社に相談しても、消費者サイドに立った動き、すなわち紙面上で問題提起することなど、できるわけがない。新聞社としては、この広告不況の中で大々的に広告を出してくれる旅行社は、ときの“神様”のようなものだ。そんな“神様”の神経を逆なでするような記事は書けない、と言うわけだ。

若い女性記者が「一度話を聞きたい」と、面会の申し込みがあり、僕が新聞社まで出向きツアーのトラブルを話したが、『突然の会議予定が入ってしまった』との理由で面会予定時間を短縮して終了。新聞社・担当者の姿勢がミエミエ。

この夏の旅行シーズンが終わったところで、ツアーでトラブルにあう人がわんさか出てくるのではないかと思う。旅行社と戦うのはなかなかエネルギーが必要で、たいていの人は『涙金』だけで泣き寝入りさせられてしまうのがほとんど、と関係者から聴いた。

さて、トラブルに遭わないようにするにはどうしたらよいだろうか? 遭ってしまったらどうしたらよい?

ストライキによる飛行機欠航で賠償金交渉
アムステルダム・スキポール空港での出来事

過去にこんなことも経験しているので、興味がある方はこちらをご覧ください。僕のホームページです。

2011年7月10日日曜日

びっくり韓国周遊ぐるり旅 5日間

(写真は追って順次追加します)

日本の景気づけに、と言うかあまりに安いので、つい予約をしてしまった。 海外旅行じゃ日本国内の景気浮揚にはあまり役立たないんですけど。

2011.7.4(月) ~ 7.8(金)

1日目 関空12:50発 ソウル着                                温陽泊
2日目 慶州観光                                                 慶州泊
3日目 利川・水原観光                                                        ソウル泊
4日目 ソウル観光、午後は自由行動                            ソウル泊(連泊)
5日目 ソウル10:00発 関空着

この間、紫水晶店、青磁窯元、免税店などの土産物屋さん、計6店とカジノも寄る。

食事は、夕/朝昼夕/朝昼夕/朝 の計8食付。

これで、39,900円。 燃料サーチャージが 5,000円。 

一行の人数35人。 35人もいると、旅の最後まで一言も交わさなかった方もいる。 顔さえ覚えないうちに旅行が終わってしまった。 ツアーガイドは日本から行くのではなく、現地空港で日本語をしゃべれる韓国人ガイドが出迎えてくれた。

40年近く前、独身時代に3度、韓国旅行をしたことがある。 相当昔のことだ。 一度は一人旅で済州島へ、もう一度も一人旅で釜山・慶州へ、最後は友人と2人で友人の車で関釜フェリーで韓国に入り、韓国一周のドライブ旅行。
 
飛行機で行ったときには、韓国の地に下りたとたん、ニンニクの匂いがぷんぷんしたものだ。 外国人が日本に着いたら味噌汁の匂いがする、と昔言っていたのを思い出す。 今回、10年前に開港した仁川国際空港に降りたときには、昔と違いニンニクの匂いは感じなかった。 

ニンニクの強い匂いが好きではない。 キムチも食べない。 韓国の食事で何が楽しみ、って焼き肉ですね。 でも、費用の高くつく焼き肉はツアーのメニューには含まれていない。 4日目の自由行動のときに焼き肉を楽しむことにする。

ホテル  韓国のホテルは★でランク表示するのではなく、韓国の国花“ムクゲ”の数で表示。 泊まったホテルはすべて5つ星クラスの “5つムクゲ” ホテル。

観光  40年前の記憶は、全くよみがえってこない。 どこに行っても100%新鮮。 梅雨の時期ではあったが、最後の半日だけ大雨が降っただけで、あとは良い天気。 気温が高くても、日陰に入ると風が気持ちよく、湿度が低いので快適。

食事  ツアーについている食事は、超節約バージョン。 ホテルでの食事は一切なく、団体メインの食堂利用。 多分、一食300円から500円程度のものだろう。

7月4日夕食: 豚カルビ

7月5日朝食: 韓国式朝定食
二人に1匹、秋刀魚がついていた。

7月5日昼食: 石焼ビビンバ
            7月5日夕食はカメラを食堂に持っていくのを忘れたので、写真なし。
7月6日朝食: 純豆腐チゲ定食

7月6日昼食: シゴルパップサン
ツアーに付いている食事の中で、これが一番豪華だったな。

7月6日夕食: 海鮮鍋

7月7日朝食: あわびのお粥
爪楊枝くらいの太さ・長さのあわび(らしきもの)が2.3本入っていた。
     7月7日昼食: ツアーに含まれていないので、ツアーガイド推薦の焼肉店で食事。
               牛焼肉セットが二人で80,000ウォン(6,400円)、
                
     7月7日夕食: 昼食同様、ツアーに含まれていないので、日本の旅行ガイド誌で
               紹介されていた有名店でサムゲタンを頼む。
               1人前18,000ウォン(1,440円) 通常の鶏肉
               1人前23,000ウォン(1,840円) ウコッケイの鶏肉 
               を注文。

     昼食、夕食とも、韓国の物価、肉の量、店の雰囲気などから見ると無茶苦茶高い。
     その上、サムゲタンは味もひどく、鶏肉の中に詰め物された中身も冷たい。 最悪。
                         
土産物店  売り上げのキックバックで旅行の採算のつじつまを合わせているんだろう。6店も案内された。 皆さん結構どっさりお買いになる。 化粧品・石鹸・眼鏡・韓国海苔など、ガイドがバスの中でたっぷりと解説して、売り上げアップへの側面援護に余念がない。

カジノ  全員に2,500ウォン(200円)のカードを1枚ずつくれる。 入場するときに、ルーレットだけだがルールを説明してくれた。 ほとんど全員がルーレットの台に群がった。 3回連続勝って、60,000ウォン(4,800円)になった。 カジノ体験時間は1時間。 残り時間が少なくなったので、大きく勝つか、すっからかんになるかの一発勝負。 で、残念ながら「すっからかん」のほうになってしまった。 元手ゼロだから大きく勝ってしまっては申し訳ない。


2011年6月1日水曜日

おもちゃ病院

定年退職してなにをするか。よく話題になる。

あるときは親類・知人・他人に助けられ、あるときは社会に貢献し、係わりあってきた40年。そこそこ一所懸命に仕事をしてきた。

退職しても仕事しか頭にないのはさびしい。今、得られた多くの時間を、自分や家族だけのために使うのも良し、多少なりとも地域社会に恩返しを、何て考えるのも必要かもしれない。

昨年9月。何をしようか、などと考えているときに「おもちゃ病院」なるボランティア団体が“医師”を募っているのを知った。おもちゃを原則無料で修理する活動をしているらしい。

http://ivory.ap.teacup.com/omotyabyouin/

子供のころから模型造りが好きだったり、学生時代は電気工学を学んだり、仕事では“物作り”をしていたりしたので、僕の知識・経験が役に立つかもしれないと思い参加させていただくことにした。

“医師”になるのに特別な資格はない。でも、相当すごい能力のある人もいる。飛行機のB747の整備をやっていたとか、電気の小さい回路をひとりで解析して不良箇所を診断するとか、「機関車トーマス」の修理ならなんでもまかせてとか。

電池を使ったおもちゃが結構多い。ICやライトやスピーカーを使っている。

2時間半足らずの活動時間に修理依頼に病院におもちゃを持ってきてくれる件数は毎回10余り。担当“医師” は7~8人。いくつか修理させてもらったが、僕の知識でも何とかなるのが大半だ。

電池切れ
電池の接触不良
電池につながる電線の断線、半田不良
など、単純なのが多い。

直ったおもちゃをうれしそうに抱えて帰っていく子供とお父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃんを見ると、「直ってよかったぁ」とほっと一息。

2011年5月5日木曜日

方位磁石で失敗: スペイン初日

2011.5.5(木・祝)記

スペイン留学の際のマドリッド到着初日(2011.2.3)のこと。

空港から地下鉄で市内へ。地下鉄の切符を買うのに、ちょっとトラブったが、この程度は織り込み済み。カードを入れるスロットにコインを入れてしまって、係員に機械を開けてもらって、入れたコインを取り出してもらったのだ。

ホテルへの最寄の駅に着いた。重いスーツケースをゴロゴロ転がし、地上に出た。ホテルは予約をしていて、ネットで調べた付近の詳しい地図を持ってきていた。

先ず、どちらが「北」か、わからないのでは話にならない。早速持参した磁石を取り出した。片方が白で、他方には赤く色が塗ってある。「う~ん、待てよ。どちらが北だったのかな?」長く磁石など使っていないので、多分小学生でも(と言うか、小学生のほうが良く知っているのか)知っていることがわからない。

「上」とか「」とかいうことからすると、「上」は「北」、「」は「」。北上南下だ。ビルのエレベーターでは大抵「上」は「青」、「」は「」。で、南、という3段論法で「赤いほうがが南だ」と言うことに決定した。

持ってきた拡大地図と周囲の道路や目印を比較する。地図と、「右に見えるのが公園で、すぐ横を大きな道路が走り・・・・」と言う暗い街の様子と、「赤いほうが南だ」と言う判断とが一致する。間違いない!

ホテルまでは1km足らず、タクシーに乗るには近すぎる、と思ったので、石畳の歩道をガタガタと20kg近くのスーツケースを引いて歩く。ちょっとした坂になっているので結構重い。角を何回か曲がりそろそろホテル、と言うほど歩いたのに見つからない。

青年を呼び止めて聞いて見た。わからないと言うが、青年は携帯の画面に地図を呼び出してすぐ探し出してくれた。目指すホテルは、そこから2km以上も離れているらしい。なんと、北と南を間違えて歩いていたらしい。磁石の「赤」は「北」だったのだ。結局、そこからタクシーに乗った次第。

日本に帰ってから、調べた。本当に「磁石の赤は北」なのか。日本で売られている磁石はそうらしい。


ところが、ネットのあるサイトによると、中国では磁石のことを「指南針」と言って、針の南には赤色が塗ってあるそうだ。確かめてはいない。導き指す、という意味合いの「指南」と言うことらしい。

ところで英語では、何か事柄を案内することをOrientation と言うが、これは「オリエント」(東洋)と言う意味だ。

北、南、東、と出てきたところで、「西」には同じような意味のことがないのかな?とふと考えた。頭には何も浮かんでこない。たった一つ、「西」とはスペインのことだ、と思った以外には。西班牙 と書くらしい。

とりあえず皆さんの持っている磁石はどうなっているか、確認!確認!