2013年8月31日土曜日

スペインで「ホームステイ」する、ってどんな事?

「ホームステイする上での一般的な注意ごと」が学校からメールで送られてきた。これから、どこかでホームステイしよう、と言うことを考えている方に参考になるかもしれないので、要約・意訳を載せておく。

若干の “違訳” はご勘弁を。西文和訳じゃなくて英文和訳です。
 


1.ホームステイ先に到着する時刻を前もって知らせること。

2.ホームステイ先の鍵一式を渡すが、自分で責任を持って使う事。家の出入りは自由。学校は、鍵の紛失についての責任を負わない。

3.部屋には基本的な家具のベッド・衣服かけ・テーブルがある。勉強机も備えている。共同使用のトイレ・食堂・リビングルームがある。テラスがあることもある。使い方については、それぞれの家庭のルールに従う事。
(僕の場合、追加料金を払ってトイレ・シャワー室がある部屋を頼んだ。)

4.ホストファミリーが週に一回、掃除やベッドのシーツ交換をするが、作業しやすいように使用する部屋の整理整頓に努めること。

5.冬には暖房機、夏には扇風機を用意する。

6.ホストファミリーの食事時間に従う事。食事がいらない時はあらかじめファミリーに知らせておく事。授業や各種行事の予定表をファミリーに知らせておくことは、食事の予定を知るのにお互いが助かる。

7.個人的に自分の調理をするのは不可。

8.夜遅く帰宅するときはファミリーを起こさないように注意。

9.週に1回、ホストファミリーが衣類を洗濯する。

10.家人の許可なく知人を家に招き入れるのは不可。

11.部屋、家具などに損害を与えたときは、借主の責任となる。

12.電話の発信は不可。受信は適当な時間帯・長さなら可能。

13.スペインの電気代・水道代は高いので無駄遣いしないこと。

14.滞在期間を延長したいときは、まず学校に相談すること。

15.積極的なホームステイを経験するには、柔軟性・敬意・意思疎通が基本的な必要条件。問題が起こった時はまずファミリーと話し合いをすることが大事。

16.何か言いたいことや要望や問題があるときは、出来るだけ速やかに学校の担当部署に連絡すること。

2013年8月30日金曜日

2度目のスペイン語留学を計画 (2/2)

***** 8月28日の記事からつづく *****
 
日程はこうなっている。全部で6週間の予定。
 
9/13(金) 10:45 関空発 フィンランド・ヘルシンキ経由 Finnair
9/13(金) 20:25 スペイン・マドリッド着 (実飛行時間 10h15m + 4h30m)
 
9/14(土) マドリッドから南へ約500㎞のセビリアに、飛行機又は鉄道で移動。
 
セビリアの語学学校「CLIC」セビリア校で勉強。
この間、3食・洗濯・掃除付きのホームステイ。
9/16(月)‐9/20(金) 9:15–10:55  11:20–13:00(100分x2)普通コース
9/23(月)‐9/27(金) 9:15–10:55  11:20–13:00(100分x2)普通コース
 
セビリアから約50㎞南のカディスに移動。「CLIC」カディス校で勉強。
この間、3食・洗濯・掃除付きのホームステイ。
 9/30(月)‐10/ 4(金) 9:15–10:55  11:20–13:00(100分x2)熟年コース
10/ 7(月)‐10/11(金) 9:15–10:55  11:20–13:00(100分x2)熟年コース
10/14(月)‐10/18(金) 9:15–10:55  11:20–13:00(100分x2)普通コース
 
     熟年コース と言うのは、シニアコース:スペイン語と文化。このスペイン語と文化コースは、スペインの重要な伝統と文化行事を通してスペイン語のスキルを高める事に重点を置いた コースです。コースのテーマとして取り扱われるスペインワイン・ティスティングやフラメンコ・ダンス、音楽等は全てアンダ ルシアの 日常生活の一部分を占めています。このコースは、スペインの文化と言葉を学ぶ為のコースで、カディスでの滞在を楽しみ、自己投資としてスペイン語を楽しんで学びたいという若々しい気持ちを持ち続ける50歳以上の方を対象としています。(CLICカディス校のホームページより)
 
10/20(日)‐10/25(金) カディスから北東へ約900㎞のバルセロナに移動
           しながら観光旅行。
 
10/26(金) 17:20 バルセロナ発 フィンランド・ヘルシンキ経由 Finnair
10/27(土) 08:55 関空着 (実飛行時間 3h50m + 9h35m)
 

2013年8月29日木曜日

30,000 PV

いつも、つたない文章、どうでもいいような日記風ブログにお付き合いいただきありがとうございます。

時には、少しでも役に立つ情報を、と心がけながら書いています。

お時間がありましたら、これからもよろしくお願いいたします。

2011年1月 1日   スタート
2012年6月15日   10,000 PV 10,000 PVまで18か月
2013年2月21日   20,000 PV さらなる10,000 PVに8か月
2013年8月29日   30,000 PV さらなる10,000 PVに6か月

2013年8月28日水曜日

2度目のスペイン語留学を計画 (1/2)

スペイン語に興味を持ったのはいつ頃だったのだろうか。はるか昔の事なので思い出すのも難しい。残っている本やカセットなどの発行年を見てみたら次のような感じだった。

1971 (S46) スペイン語小辞典(辞書・大学書林)
1972 (S47) NHK スペイン語入門
1974 (S49) スペイン語入門(中公新書)
1974 (S49) NHK スペイン語入門 カセットテープ

 

これらは、学生時代、9か月のバックパック旅行をして帰った直後に買ったもののようだ。スペインのユースホステルに永く滞在し、「番長」なるものを経験し、スペインが何となく好きになってしまったせいかも知れない。

バックパック旅行記のスペイン編は僕のホームページ http://homepage2.nifty.com/hirobon/ の「シベリア鉄道で初海外」の「1972年4月号」と言うところに書いている。

1979 (S54) やさしいスペイン語読み物(大学書林・語学文庫)
1979 (S54) テーブル式スペイン語便覧(評論社)
1980 (S55) ドン・キホーテ(翻訳本・岩波文庫) 3冊



そしてそれから5年ほど後、昭和55年ごろ、ある会社に入って数年あとの事だろう。どこかに書いたかと思うが、僕は英語が大の苦手分野。あろうことか、学校で勉強した電気工学の道を外れて、毎日英語漬けの貿易営業部員になっていた。当然その営業部には英語が得意な人が集まる。そんな中で、何とか仕事をこなすものの、この連中に勝つには英語ででは勝負できない。「第2外国語」をやろう、と決心。

そこでまず、世界の中で、どの言語が一番しゃべられているだろうか、と考えた。

 重要度: 英語がナンバーワン。ほかの言語はドングリの背比べ。
 話す人の数: 中国語がダントツの8億~15億。次は英語・ヒンディー語・スペイン語アラビア語の4億~8億。
 母国語としている国の数: たぶんスペイン語(21か国くらい)か英語がナンバーワン。

統計の取り方によりずいぶん違うようなので念のため。

という事でスペイン語を選んだ。しかし、このときはあいにく、と言うか案の定、と言うか撃沈。スペイン後の勉強は、長くは続かなかった。

それ以来、スペイン語とのかかわりは永らくストップしたままだった。それが2010年の「ハッピーリタイアメント」(すなわち、退職した、という事)を機会に、7月にスペイン語のお気軽勉強を開始。カルチャースクールで週に1回1時間半だけ勉強するくらいのものだ。そして無謀にも翌年1-2月にスペイン・セビリアに短期語学留学するまでの入れ込みように発展。

それがなんと、またまた来月9月にスペイン・セビリアとカディスに2度目のスペイン語の短期語学留学をすることになった。
 
***** 次回につづく *****

2013年8月26日月曜日

ブラウン管テレビと液晶テレビ

わが家の和室のテレビが変わった。

遠くにいる息子がテレビを買い替えて、今使っている液晶テレビが不要になったので譲る、と言って送ってきてくれた。

さっそく開梱して、ブラウン管式25型テレビの代わりに置いてみた。液晶テレビは42型で、画面面積で言えばおよそ2.8倍、大きいし画像がきれい。ただ、消費電力は121Wから215Wに大幅アップ。常時使うテレビではないので問題はない。
 

 

今まで我が家で現役で頑張ってくれてきた、今ではもう家電品店では売っていないブラウン管式のテレビ、地デジは映らないし、もちろんBSも映らない。

しかし、我が家にはケーブルテレビの線が入っている。ケーブルテレビ会社のサービスで、地デジ信号をアナログ信号に変換して送ってきてくれているのでこのテレビがまだ使えた。2015年3月まではこのサービスが続くらしいので、この古いブラウン管式テレビも、画質の悪さを少し辛抱すればまだもう少しの間使える。

古いと言っても2002年に買ったのだから、まだ11年しか使っていない。しかも、良く使ったのは最初の5年足らずだけ。でも、地デジの綺麗な画像を見てしまったら、とても毎日の通常使用のテレビとしては使えない。さりとて、ゴミとして捨てるのはもったいないなあ。

まだ使えるけど不要になったブラウン管式テレビ、さてどうしようか?

2013年8月13日火曜日

ルーブル美術館の素晴らしい対応

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

このブログで、先日8月5日(月)に「正しい日本語」と題してルーブル美術館の「スリにご用心」と言う注意書きについて書いた。

  日本語としてちょっと変な言い回しであること。
  正しい表現を教えてあげるのが、大げさに言えば文化交流の助けになる。
  ルーブル美術館にもメールで教えてあげようかな?

早速その日のうちに、「ルーブル美術館」をネットで検索してみた。さすがルーブル!!日本語の立派なページがあった。

こんな立派な日本語ページがあるし、その中に日本女性の担当者名があったのだが、僕の些細な意見メールを見てくれるような担当部署の人ではないようだったので、別の部署宛につたない英語でメールした。

  美術館の中にすりにご用心して下さい。 はちょっと変な日本語ですよ。
  正しい日本語は、例えば 美術館の中ではスリに充分ご注意ください。 ですよ、と。

そしたら、なんと今日、上に書いた日本女性から日本語でメールの回答があった。僕のメールを読んだ部署からその日本女性の所に回ってきて、僕の意見の内容を確認したうえルーブル美術館として、次のように変更する、という事だった。

パネルの配置場所が、館周囲、館内、どちらでもいいように、
  「美術館の内外では、スリにご注意下さい。」
このような表現にすることに致しました。

まさか、あの天下の “ルーブル美術館” がこんなに早く、しかもすんなりと僕の意見を取り上げてくれるなんて、とびっくり! 一所懸命文案を練って書いたのが良かったのかな? ありがとう、ルーブル美術館さん、日本人担当者さん。

これがいつ実行されるのかはわからない。僕も近々にパリに行く予定はないので、今後ルーブル美術館に行ってこの注意書きを見て、上のように文章が変わっているのを見た方がおられましたらこのブログまでご一報いただければ大変うれしく思います。

2013年8月10日土曜日

アーモンド収穫

数日前からアーモンドの実がいくつか落ち始めた。いつ頃が収穫適期かわからないが、実が落ち始めた今頃かなと思って、昨日全部収穫した。脚立に登って採るが、半分以上は手が届かない。細い棒でたたき落とした。

 


採れた量はバケツに3杯、重さは8.6kgあった。梅くらいの大きさで、実の中に固い殻つきの種が入っている。クルミのような固い実のさらに中に、あの食べるアーモンドの実(種)が入っている。
 
直径12cmのCDは大きさの比較用。
 

 
1時間余りかかって一番外側のやわらかい部分を取った。重さは1.7kg、個数にしてちょうど400個。

全部でちょうど400個あった。

ニッパー(ペンチのような工具)で割った。殻はとても硬くて、
簡単に中身を取り出すのが難しい。
「くるみ割り」で割ればいい、と書いてあるのをときどき見るが
くるみ割りではとても割れないくらい硬い。
勢い余って中の実まで割ってしまう事が良くある。
さて、これからどのようにして食べる部分を取り出すか?

2013年8月5日月曜日

正しい日本語

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

美術館の中にすりにご用心して下さい。
 

 

フランス・パリ、ルーブル美術館の入り口前に掲示されていた注意書きだ。

もちろん、言いたいことは十分わかる。でも日本人なら、こうは書かない。

パリには年間50万人の日本人観光客が訪れるという。それに、フランス全土では3万人ほどの日本人が住んでいるという。この看板を読んだ日本人みんなが、「変な日本語!」と思ったに違いない。

今日の毎日新聞朝刊4面に、「中国での日本語表記」と題して1面の半分ほどを割いて中国での「変な日本語」の現状や例が紹介されていた。この中で除一平(じょいっぺい)・北京外国語大 日本学研究センター長が「ただ笑うのではなく指摘し、正しい表現を伝えてほしい」と言っている。

お互いの国の政府レベルでも必要なことだが、民間レベル、僕たち個人でも出来ることはある。これから何かを実践してみようかな? 国と国同士の正しい理解も、ひとりひとりの理解・行動・友好が大きな助けになるに違いないと信じて。

早速、「正しい日本語は 美術館の中ではスリに充分ご注意ください。 ですよ」と、ルーブル美術館にメールしてみようかしら。世界の中でも言葉を非常に大事にしているというフランスの事だから、目に留まったら訂正してくれるかもしれない。