2013年8月13日火曜日

ルーブル美術館の素晴らしい対応

16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・

このブログで、先日8月5日(月)に「正しい日本語」と題してルーブル美術館の「スリにご用心」と言う注意書きについて書いた。

  日本語としてちょっと変な言い回しであること。
  正しい表現を教えてあげるのが、大げさに言えば文化交流の助けになる。
  ルーブル美術館にもメールで教えてあげようかな?

早速その日のうちに、「ルーブル美術館」をネットで検索してみた。さすがルーブル!!日本語の立派なページがあった。

こんな立派な日本語ページがあるし、その中に日本女性の担当者名があったのだが、僕の些細な意見メールを見てくれるような担当部署の人ではないようだったので、別の部署宛につたない英語でメールした。

  美術館の中にすりにご用心して下さい。 はちょっと変な日本語ですよ。
  正しい日本語は、例えば 美術館の中ではスリに充分ご注意ください。 ですよ、と。

そしたら、なんと今日、上に書いた日本女性から日本語でメールの回答があった。僕のメールを読んだ部署からその日本女性の所に回ってきて、僕の意見の内容を確認したうえルーブル美術館として、次のように変更する、という事だった。

パネルの配置場所が、館周囲、館内、どちらでもいいように、
  「美術館の内外では、スリにご注意下さい。」
このような表現にすることに致しました。

まさか、あの天下の “ルーブル美術館” がこんなに早く、しかもすんなりと僕の意見を取り上げてくれるなんて、とびっくり! 一所懸命文案を練って書いたのが良かったのかな? ありがとう、ルーブル美術館さん、日本人担当者さん。

これがいつ実行されるのかはわからない。僕も近々にパリに行く予定はないので、今後ルーブル美術館に行ってこの注意書きを見て、上のように文章が変わっているのを見た方がおられましたらこのブログまでご一報いただければ大変うれしく思います。

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