ガラケーからSIMフリーのアップルのスマホ iPhone 6S に換えたのが今年初め。電話とSMSだけならガラケーでもOKだったが、スマホにしたらいろいろと便利な機能が使える。
正直に言って、「SIMフリー」などといってもおぼろげに理解しているだけで、中身はよくわからない。
スペインの地方の街パレンシア Palencia に着いてから、知り合いの現地女性に携帯ショップに連れて行ってもらった。僕の希望を言ってそれに近いのを買って欲しい、とお願いした。
1. いろんな情報を得るためのネット接続がしたい。外では動画はほとんど見ない。見るときはWiFi接続で見る。
2. 電話は緊急以外は使わない。
3. 4週間使えればよい。
4. 一番安いプランで良いと思う。
こんなプラン表を見てもわからない |
これで買ったのがこれ。
SIMとMicroSDの大きさの違い |
「プリペイド」だから、使いすぎても払った代金以上の費用は掛からない。ただ、データのダウンロードが遅くなったり、電話ができなくなったりするだけだ。
〇 データは1GB(1GBを使い切った後は、スピードが極端に遅くなるが使える)
〇 電話OK(何分なのか何回なのか確認するのを忘れた。)
〇 代金は丁度20ユーロ。
パスポートを提示して(コピーは取られた)必要書類に(めくら)サインをし、クレジットカードで支払い(もちろん現金でもOK)。ちょっとした設定とかチェックを店員にやってもらった。
こういう事もあるかと、店に入る前に僕のスマホの表示を日本語からスペイン語に変えておいていた。日本語表示では、店員はスムーズに僕のスマホを扱えない。表示言語変更は
設定 → 一般 → 言語と地域 → iPhoneの使用言語 → スペイン語
で出来る。
ここで注意しないといけないのは、元の日本語に直すときに、同じ項目を選んで最後のスペイン語を日本語にするのだが、全てスペイン語で書いてあるのを読んでいかないといけないので、上から○○番目の項目が「一般」、などとメモを取りながらやらないと元の日本語に戻せないことになる。
使い出してすぐ、街中で調べ物をしたり地図を見たりするのに必要なデータ通信がなぜか出来なくなり、回復方法が分からず、結局SIMを買ったORANGEの店に行って見てもらった。店員の女性は首をかしげながら10分ほどかかっただけで治してくれた。修復がスムーズにできたのもスペイン語表示のおかげだ。
トレドの街中を歩くのに、Google Map がいかに役立ったかは前に散々書いた。電話は、僕からは発信した事はないがかかってきたことは数回ある。
契約の満了する数日前に、「データ通信の1GBが残り少なくなってきましたよ」というお知らせがORANGEからあった。語学学校の先生にそのお知らせメールを見てもらったら、ORANGEに電話してくれた。
そのやり取りの一部始終を横で聞いていたが、全くわからない。SIMのことが分からない上に、用語を知らないから理解できないのは当然と言えば当然だ。結局、
スマホを使って電話会話をほとんどしていないから、その容量が余っている。余っている分をデータ通信の方に移しましょう。4GB移すことができるので、そうしましょう。
と言うことになった。若い先生だから、スマホのことは僕よりよく知っている。全て先生にお任せでその電話で手続きを済ませていただいた。お陰で、帰るまで無事スマホを不自由なく使えた。
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