2017年1月30日月曜日

いよいよ明日から学校が始まる

1月29日(日)記

ポルトガル 1月17日~24日 8日間・クラブツーリズムツアーに妻と2人で参加
スペイン   1月23日~3月3日 ツアーから別れて単独行動でスペインに行く
         (1月30日~2月24日〈月~金、4週間〉サラマンカで語学学校に入る)

全部で46日間。

1.ツアー参加を決める
2.スペインのアーモンド満開の時期を調べる
3.サラマンカ行きを決めて学校を探し、申し込む
4.帰りの飛行機の便をどうしよう
5.ツアーにさよならをして、ひとりスペインへ

というようなことを、すこしずつ書いていこうと思う。

こんなことを前に書いて、「1.ツアー参加を決める」 だけを書いてほったらかしになっていた。実は文だけは書いて適当なところに挟もうと思っていたが、その適当なところが見つからずそのままになっていた。

文だけになってしまったが、学校スタートを節目にしたいのでここに一気に載せてしまう。

●● 薬

今回の旅行はポルトガルが8日、そのあとのスペインが38日の計46日。持っていく常用薬は医者から処方されたのが4種類550錠、健食錠剤(血管をしなやかに強くする、眼に良いブルーベリー、ひどい花粉アレルギー用に甜茶)3種類600錠、合わせて7種類1,150錠、それに胃薬や風邪薬が加わる。これだけ多量になると入国の際の検査が心配になってきた。

もちろん心配の理由は「怪しい薬じゃないか」と疑われること。そこで薬の英文説明を持っていくことを考えた。

ネットはありがたい。「くすりのしおり」というページがあって、ここに薬の英文の説明がある。医者処方薬4種類のうち3種類はここに載っていて、あとの1種類は薬局で相談したらその場で簡単な英文を考えてくれて作ってくれた。

実際の入国の際はどうだったか・・・・・

フランクフルトではEC圏入域でパスポートの審査は結構厳しかったが、薬を入れた荷物は大阪から直接ポルトガル・ポルトに行ってしまったのでどういう検査をフランクフルトでしたかわからない。X線検査をやっていて、怪しいとスーツケースを開けさせられる、とも聞いたが僕の場合は何もなく済んだ。最終地のポルトでも荷物検査など全くやっていないようだった。

●● スペインのアーモンド満開の時期を調べる

日本のアーモンド、特に僕の家のアーモンドは桜の時期とほぼ同じで4月初めころ。スペインも同じころだと思っていた。そこで、日本よりも少し気温が高いセビリアでは2~3月に見られるだろうと思って7年前に行ったのだが当て外れで、時期はとっくに終わっていた。

何とか日本の桜のように、アーモンド畑が満開の様子を見たい、とずっと思っている。ネットの情報はあまり多くない。スペインにはアーモンドの「花見」をする習慣はない、とのことだった。

ファーロの様子についてはすでに書いた。

●● サラマンカ行きを決めて学校を探し、申し込む

今まで、スペイン語学留学はスペインの南海岸に近いセビリアとカディス、北海岸に近いサンティアゴ・デ・コンポステーラとサン・セバスティアンに行った。毎回違うところに行くのが楽しみだが、今回はスペインの内陸部、マドリッドから少し西に行った所にあるサラマンカに決めた。

決めたのには大きな理由はない。日本でのスペイン語会話カルチャースクールメートの女性が昨秋2週間の語学留学にサラマンカに行ってきて「街も人も良かったですよ。学校も先生もお勧めです」の一言があったからだ。

今度は学校をさがさねばならない。

ネットで検索してみると、日本でのスペイン語会話カルチャースクールメートの女性お勧めの学校を始めとしてい
くつか出て来る。が、ネットの情報、しかもスペイン語の情報では善し悪しがわかる筈もない。

ここは「お勧め」に乗っかろうと、その学校に決めた。それがColegio de España だ。

この学校の学費やホームステイ価格を見ると結構安い。この時期、学校は閑散期なのだろう、2週間の学費395ユーロで3週間勉強できます、というキャンペーンをやっている。5時間授業コースを4週間行くことにしたので395ユーロプラス追加の1週間分150ユーロの計545ユーロが学費の合計。


つまり、キャンペーン利用の結果、5時間授業を1週間で136ユーロ(17,000円)という事になる。
  初回と2回目のセビリアでは4時間授業1週間で160ユーロ
  3回目のサンティアゴ・デ・コンポステーラでは5時間授業1週間で180ユーロ

そしてホームステイの価格がこれまた安い。1泊3食付きで21ユーロ(1ユーロ = 約125円で換算すると2,625円)。激安といってもいい。


今日30日に過去の記録を見てみたら、
  初回セビリアでは2食付きで1泊27ユーロ(専用バス付)
  2回目セビリア・カディスでは3食付きで33ユーロ(専用バス付)
  3回目サンティアゴ・デ・コンポステーラでは2食付きで21ユーロ(共用バス)
こうしてみると、サンティアゴ・デ・コンポステーラの料理スキのセニョーラのところこそ激安で天国だった。

今までのホームステイでは30ユーロ以上(3,750円以上)だった。だから「食事がいくらなんでもひどいんじゃない?」などと文句も言っていたが、今回のサラマンカの価格じゃ贅沢は言えないな、と思う。

そして、日本のスペイン大使館やサラマンカの観光局にe-mailを送り、サラマンカかその近郊でアーモンドの花が満開になるのはいつ頃ですか、と聞いたところ確たる回答はなかった。少し寒い地方だから、アーモンドの花が咲くのは1月から2月ごろと踏んでいた。

想像通りで、Colegio de España に聞くと、2月末から3月初めころで、しかもサラマンカからすぐ近く、車で1時間ぐらいのところの村(街?)ラ・フレネラダで「アーモンド祭り」があるあるとの情報をいただいた。これは「大当たり」だ。

そして最後に「いつ行くか」という事だ。ポルトガルツアーは1月17日から24日。Colegio de Españaの学費キャンペーン1月20日までに申し込む事と2月の受講が条件。という事で、勉強するのは2月という事に自動的に決定。

24日に日本に帰ってきて、すぐにスペインに行く? それは体力的にちょっときつい。どうしよう!

●● 帰りの飛行機の便をどうしよう

団体旅行のツアーからひとり離れてあとは自分で勝手に旅行できるの?

ここでもネット情報などは自己責任だし、再合流できなかった場合も自己責任。誓約書を書いて実現できたとのこと。

できるという事ならと旅行会社に相談した。結果はOK。帰りの飛行機の搭乗の権利を放棄する、という事だ。ツアー費用の一部払い戻しはないし、またペナルティなどの追加費用もない。

このことを、僕の結婚の仲人役を引き受けてくれた知人であり友人でもある海外旅行会社の社長に話したところ、こんな話をしてくれた。

格安航空券にはPEXとITというのがあってPEXのほうは1回限りで変更が可能、ITのほうは全く変更が効かない。ポルトガル行きの団体ツアーがPEX航空券を使っているならツアーの帰りのフライトを後日に変更することができる、という。旅行会社や航空会社によって違うが変更が無料のこともあればなにがしかの変更料を取ることもあるらしい。

ツアー旅行会社に僕のツアーの航空券を確認したところITで、変更は不可能、と回答があった。

という事は、帰りの航空券を別途手配しなければならない。上記の社長に「安い航空券を探してよ!」と頼んだ。直ぐに探してくれ、取れたのがキャセイパシフィック航空のマドリッド-香港ー大阪ルートの便で78,000円+空港税8,、円の計86,000円の券。片道の航空券は結構高く、往復航空券を買うよりも高いこともある。

ツアーで一緒になった人に聞くと中の3日だけツアーを抜けて自分一人で行動したことがありますよとか、1週間余分に滞在して切符もいくらか追加金を払って1週間先に変更してもらいましたよ、というような話も聞いた。

こんな具合で日本を出発して今に至り、明日の学校開始を待つ夜を迎えている。

2 件のコメント:

  1. なるほど、なるほど!詳しい記述でサラマンカ留学の過程がよくわかります。とっても参考になります!自分の記録としても、ビビッドなその時の思いが詳しく書いてあって後で思い出すのにいいですねぇ。
     さて、学校はどうでしょう?楽しみです。

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    1. 半分は自分のための日記です。記録のためと文章を考えて頭の回転を維持するためです。
      そして半分は読んでいただいて楽しめるか、役に立てるか、を考えています。
      お付き合い、よろしくお願いいたします。

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