2012年2月6日月曜日

高級ショッピングセンター マカティ

2月5日(日) フィリピン留学 13日目  基本情報 1Pペソ = 1.8円

マニラから北東に行くと僕が留学しているケソン市があり、マニラから南東に行くとマカティ市がある。ケソン市から約15km、車で25分くらいのところだ。

「行きは電車で、帰りはタクシーで」と他の留学生に言うと、反対の方がよいという。こちらのタクシーは田舎だからまだ良心的なのが多いけど、都会のマカティのは悪いのが多いから、というのが理由。


意見に従って学校前からタクシーに乗った。「メーターを使って行ってや!」と先ず乗車前に念押しをする。80-90km/hで結構スピードを出す。順調に25分でマカティで有名なグリーンベルトというショッピングセンターに着いた。204.5P(約370円)。

町並みはきれい。ケソンの僕のいる周辺とは大違いだ。近代的な背の高いビルが立ち並ぶ大商業地だ。


グリーンベルトとは、高級ブランドのショップや飲食店が入っている5つのビルからなるエリアのことで、日曜日とあって買い物客で一杯。もちろん僕のようにぶらぶらする人も一杯だ。



ショッピングモールの中を日本から持ってきた旅行案内書を手にして、ゆっくりとぶらぶら歩いていると、50近くのおばさんが声をかけてきた。

「手に持ってるの、コミック本?」
「日本の字って3種類あるのは知ってるんだけど、どれがいちばんやさしいの?」
「私、これからすぐそこで友達と待ち合わせしてるの。」
「友達と会えたら、そのあとどこか案内してあげましょうか?」

これは怪しいパターンだな、とすぐピーンと来た。

「一人でぶらぶらしたいんで、さようなら」

と無理やり話を終えて分かれた。しかし、さらに10分ほど一人でぶらぶらして、通路にあった腰掛に座ってガイドブックを見ていると、

「アラ、まあ、偶然ね」とさっきのおばさんが近寄ってきた。横には20過ぎの結構美人の若い女性が二人。

「さっき言ってた友達なのよ」と一杯話しかけてくる。

これはますます怪しい。美人、というのが怪しいのだ。人のよさそうな感じで話しかけてくる。聞いていたパターンと全く同じだ。こんなのに付いて行ったら、バーかどこかに連れて行かれ睡眠薬と自白剤入りの酒を飲まされて、金を取られ、さらにクレジットカードを取られて暗証番号を「自白」させられて大いなる被害を被る事、請け合いだ。そんな事も有りかと、お金は最小限に、カードは一枚も持たずに出かけて来た。

残念でした! おばさんたちよ! 美人のお嬢さんたちよ!! 
See You! と言わずに Bye!  と言って分かれた。

高級ブランド品に用はない僕は、ガイドブックにある「リトル東京」まで歩いて行って見ることにした。しかしガイドブックの地図は小さくてよくわからない。2、3回、人に聞いて見たが知らない人ばかり。ついに教えてくれた人がいてその通り行くと、あったあった。


鳥居をくぐり抜けていくと、漫画のコスチュームというんだろうか、そんなのの撮影をやっている。

横を通り過ぎてさらに入っていくと中庭のようなところがあり周囲に何軒かの店がある。しかしそれだけだ。拍子抜けだ。まあ確かにそれ以外に、その周辺にも日本関係の店が何件かあるが「リトル東京」というには余りにも寂れすぎてはいまいか。

鳥居の色も元は真っ赤であったのだろうが、今はあせてオレンジ色になっている。散々捜すのに歩いたので何かをつまみにビールを一杯飲んで、と思ってたのが大いに当て外れだった。

再びグリーンベルトを目指して逆戻り。中のバーでビールにありついた。写真入のメニューがあって、つまみは、わかりやすかったが、ガイドブックの写真を見せて「こんなのはないか?」と尋ねたら「これがそうです。サー!」と来た。「サー」と言われて何かこそばゆい。

フィリピン料理 アドボ 322P(580円)
オムレツとご飯が添えらていた。
今頃こんなに食べたら夕食が食べられなくなるなあ、と思いながらおいしく頂いた。

駅への取りすがりに果物屋さんがあったのでランブータンをワンパック購入。

ランブータン 133.7P(240円)約30個

帰りは、電車(14P=25円)で9駅20分程とタクシー70P(130円)を乗り継いで無事帰寮。
電車のきっぷ。
改札機は自動。出るときの改札機で回収される。
日本のテレカと同じような材質・大きさだ。

自動販売機はなくて窓口で買う。

うすくらい構内。
改札口に行く前に、バッグの中をセキュリティチェック。

だいぶ小さめの車両

寮のおばさんに食べ方を教えてもらった。ただ単に爪で思いっきり割くという感じだけだ。甘く、ライチに似ているが一回り少し大きい。ランブータンのシーズンは9月から12月で、今は高い。それに買った所が高級ショッピング街なので余計に高いということだった。


中には大きめの種が入っている

2012年2月5日日曜日

誕生日パーティ

2月4日(土)夜

21歳の誕生日を迎えMaribelと
今日は、寮の世話をしてくれているMaribelの誕生日と言う。一緒に住み込みで世話をしてくれているおばさんZenyと甘いものでも楽しんでくれればいいかな、と思って小さなロールケーキをプレゼントした。

夜、寮の斜め前にあるバーで1人でビールを飲んでいると、寮マネージャーYoneが呼びに来た。これから誕生日パーティだという。帰ると、ホールに全員集まっていて既にパーティが始まっていた。このEBマギンハワ校の全員とEB本校(キャピタル校)の先生やMaribelの友達もいる。



大きな誕生日ケーキやつまみもあって賑やかにわいわいと談笑。Yoneや生徒のギター演奏もあって盛り上がる。ウォッカやココナツワインなどと言う珍しいものも飲ませてもらった。途中、個人が冷蔵庫に持っているビールを取り出してきたり、追加の酒やつまみを買いに行ってくれたりで、夜中の0時半まで大騒ぎ。




「明日の朝は全員、朝食はいらないよ」と言って就寝。

2012年2月4日土曜日

ケソン・メモリアル・サークル

2月4日(土)フィリピン留学 13日目  基本情報 1Pペソ = 1.8円 
 

本来は土日は完全フリーなのだが、水曜日に1class(2時間)だけ出来なかったのがあって、その振り替えclassが今日の午前中になった。これが終わって2週間目のマンツーマンレッスンは全て終わった。


お昼ごはん。ここに来て初めてのカレーだ。
ん? ちょっと色が薄い。 ひとくち・・・・・ 甘い! 
聞くと韓国風カレーという。


一緒に食べた女性陣もそんな意見。


調理してくれているお姉さんには「次は日本風カレーをお願いね!」と言っておいたんだが、多分出て来ないだろうなあ。何故って、日本の食材はみんなこちらでは高いと聞いているから。


食後、ちょっと運動のため近くにある「ケソン・メモリアル・サークル」まで歩いて行くことにした。1kmもないから10分ほどでつく。楕円形の大きな公園で周りが周回道路になっている。横断歩道がなく地下道を通って周回道路の中の公園に入る。入場料は無料。


Kamameshiya」やファストフードやレストランがある建物を抜けると公園内周回道路がある。


園内に案内所を見つけることが出来なかった。
園内地図などは用意してないのかもしれない。

たくさんの出店が並ぶ。


記念タワー
タワーの下には資料館があって、若干の寄付金で入場


ぶらぶらと歩いて行くと、「Puro Buko」というのと「Buko Juice」という飲み物を売っていたので、店のおばさんに聞くとPuro Bukoは砂糖無し、Buko Juiceは砂糖入りというので砂糖無しのPuro Bukoを1杯もらうことにした。


Puro Buko はピュア・ココナツ・ジュース、
Buko Juice  はココナツ・ジュースと砂糖入り飲み物、と勝手に解釈した。



Puro Buko          S  -  Buko Juice          S  5P
                 M 10P            M    6P
                            L 15P              L   10P(約18円)

180ccくらいのペラペラの薄い透明プラスチックに入ったのをくれた。牛乳をたくさんの水で薄めたような色の白い半透明の液体で、中に実のスライスしたのが少し入っている。冷たいジュースはほんの少しトロッとしていてわずかに甘みがあり、あとくちはさっぱりしている。実のほうも同じだ。Buko Juiceの方が安いのはなぜか聞いていない?


公園の中のあちこちでチアダンスというのだろうか踊りの練習をしている。聞くと、近々踊りのインターカレッジ競技会があるのでみんな練習しているのだという。


その近くでは、バレーボールをやっているグループもいる。こちらの人気スポーツはバスケットボールとバレーボールだとか。サッカーをやっている子供たちを見たことがない。広い場所が要るサッカーより狭いところで出来る方が人気があるようだ。


帰りは別の入り口のほうに出てきた。出入り口にトイレがあった。どうも有料らしく、管理のおばさんが料金を徴収している。


内容は不明だが調べて後日記入

2012年2月3日金曜日

McDonald’s は マクド? マック?

2月3日(金)フィリピン英語留学 12日目  基本情報 1Pペソ = 1.8円


毎日こちらのマクドでコーヒーを飲むのが毎朝の楽しみになってきた。小さいカップで25P(45円)、大きいカップで35P(63円)。店内ではWifiが無料で使える。

ところで、マクドナルドは関西ではマクド、それ以外ではマックと言われているらしいが、当地フィリピンではどうだろうか。

なんと、関西と同じでマクドだ、と先生が教えてくれた。言い方が微妙に違うが、どう違うかというと次のような感じ。

関西弁マクド   : 「ク」を少し音程をあげて言う。音楽のソラソの音程の感じ。  
フィリピンのマクド: 「ド」を少し強調して言う。マク
                                  実際、砂糖やミルクの袋に「MCDO」と書いてある。



アメリカにいたことのある先生に聞いたが、アメリカでは短縮して言うのは知らないという。アメリカも広いから場所によって違うのかも。ほかに、フランスでもマクドと言うらしい。

ついでにちょっと勉強。以下はシャープの電子辞書「Brain」からの情報が基本。

McDonaldの「Mc(Mac)」はDonaldの息子という意味。スコットランド系・アイルランド系の姓につける。他にマッカーサー、マクミランなど。

Fitz-も王・王族の庶子(子供のことですが、詳しくはご自分で調べてください)の意味。ジャズシンガーのエラ・フィッツジェラルドなど。

も○○さんの息子という意味。アイルランド系の姓につける。オコーナー、オハラ、オブライエンなど。オバマは違うと思うけど。

2012年2月2日木曜日

11日目 トライシクルタクシー

2月2日(木)

いつものように、午前中8時から10時までの2時間、エッセイを読んで読解力の勉強。書いてある内容を読み解いて、別の単語で先生に説明するのは難しい。あわせてアメリカ流の発音の特訓。“Letter”を「レター」と言わずに「レラー」と発音しないとアメリカ英語になりません、と先生に言われて何回も繰り返させられる。いまさら「レラー」はないよなあ、と思いながらやっている。どうしよう?

午後は1時から3時まで、「カラン・メソッド」という、文章の繰り返し発声の訓練。こっちは、内容は簡単だけど、要求されたとおりの単語を間違いなく繰り返さねばならない。“What is this?”と聞かれて“This is a pen.”じゃダメで“It is a pen.” これは相当難しい。時には20語か30語の文章で答えないといけないが、正答と同じく一字一句順番も間違えずに答えねばならない。この歳になると覚えられない。答えの意味している内容が合っていてもバツ。記憶力テストをやってるようなものだ。

3時に授業は終わって、さてこれからトランペットを吹きにフィリピン大学のキャンパスに行こうか、と思ってる矢先結構な雨が降ってきた。傘がないと歩けないくらいだ。スコールと言うほどの雨でもないがこんな雨は初めて。気温は28℃、湿度が70%近くあって少し蒸し暑い。ちょっと様子を見ながら、ブログを書いている。

トライシクル(三輪タクシー)のことを少しまとめて書いてみる。
(間違いを指摘されたり気づいたらその時点で訂正します。ご了承ください。)

学校がある地域はフィルコアPhilcoreと言うところにある。トライシクルには2種類あって貸切り用と乗合い用。貸切り用は赤、乗合い用は緑の車体だ。

どちらも組合がその数や料金を管理しているようだが別の組合になっている。貸切り用赤トライシクルはフィルコア組合Philcore Toda、乗合い用緑トライシクルはクルス・ナ・リガ組合Krus Na Ligas Todaと言って、タクシーのボディーにその名と共に登録番号が大きく書かれている。

他の地域から乗り入れてくるトライシクルもたくさんあるのでいろんな色のが走ってる。最高、ドライバーを入れて6人乗り。どこかの旅行案内書に最大7人と書いてあるのも見たが、7人乗っているのを見たことはない。運転手の後ろに2人、小さいキャビンの中に3人を押し込める。

















貸切り用の赤いのは道路上のどこででも止めて乗れるし、道を歩いてると「トライシクルが来たぞ、空車やから乗ってくれ!」と言わんばかり「プッ」とクラクションを鳴らして横をすり抜ける。

何箇所かにトライシクル乗り場があって、緑トライシクルも赤トライシクルも日本のタクシーよろしく列を作って客待ちをしている。20-30台並んでいるので客待ち時間は結構あるのではないかと思う。

緑トライシクルは客が5人集まった時点で発車。皆同じ方向に行くということだろう。貸切の赤トライシクルよりも安い。

この狭い地域に、赤トライシクルは250台くらい(255が僕が見た中で最大番号だった。)、緑は170台くらい?(同、174)、結構気軽に利用してる。安いものだから、暑い中500mも歩くのがいやなのかな?

さて、トライシクル乗り場に行ってみると組合の決めた料金表の看板があったので写真に撮って来た。緑用と赤用とに分かれていて、緑用にも営業区域や乗り場以外の料金などは全く同じことが書かれている。

ケソン市第4地域用として、


A)ルート
BRGY. T.V.オールド・キャピトル区域でマサヤ通り、マギンハワ通り、ハヤマン通りを行き来する範囲。
B)乗り場
1.マサヤ通り
2.マヤマン通り
C)料金
協定料金は1人に付き最初の1kmが7P(12.6円)以遠1kmに付き0.5P(1円)。
英語の先生に確認すると、この掲示は古いもので、今は最初の1kmが9P(16.2円)で、以遠の1kmごとの料金は?だそうだ。100mに付き0.5Pの間違いじゃないかと思うんだけど。
高齢者・学生・ハンディキャップのある人は20%引き。

ボッタクリには罰則
5,000P(9,000円)の罰金をドライバーとオペレーター(オペレーターが何を指すか不明、呼び込みの人かな?)の両方に課す。さらに、6ヶ月のブタ箱行きも同時に課すこともあるし、どちらかの事もある。
以上

2012年2月1日水曜日

10日目 部屋を変更、さらに快適に

2月1日(水)

10夜寝た部屋から別の部屋に移ることになった。

今までいた部屋は、かなり広かったが騒音と暗さと風通しに問題があった。新しい部屋は前の部屋の向かい側にあり、快適になった。


メインルーム           22㎡  約14畳
ウォークインクローゼット  6.5㎡    約4畳
トイレ・バスルーム      4.5㎡  約2.5畳

1.わずかではあるが道路から離れ、しかも道路に面したところに窓がないので騒音の低減が期待できる。
2.大きい透明ガラスの窓が有り、非常に明るい。
3.窓ガラスが開閉できるので風通しが良い。
4.部屋自体が大きい。机が2つあるので本来は2人用だろう。広さからだけ言えば4人でも可能かもしれない。

ベッドを2つ置いても狭くないくらいの広さ

大きくて、明るくて、風通しの良い窓

5.大きな2人用ウォークインクローゼットがあり、荷物の整理がしやすい。

両側に各一人が利用できる備え付けの棚


6.バスルームも前に比べ広く、シャワーカーテンも付いている。


もともとバスタブが置いてあったのか、
一畳くらいの広さがあるシャワールーム。

今までの一番の問題は夜・深夜の騒音。最初の夜は眠れなかった。だんだん慣れてきたのか夜中に起こされる事が少なくなってきたが、それでも皆無と言うわけではない。先の月曜日に日本から耳栓を発送してもらったが、いつ到着するか分からない。こちらの薬局でも探したがなかった。

今はティッシュペーパーを濡らして耳につめて寝ているが、もう一つ効かない。新しい部屋に移り騒音の問題が少しは良くなるんだろうか、楽しみだ。窓にカーテンもあるし、それもチョットは騒音低減に役立つかもしれない。