2月2日(木)
いつものように、午前中8時から10時までの2時間、エッセイを読んで読解力の勉強。書いてある内容を読み解いて、別の単語で先生に説明するのは難しい。あわせてアメリカ流の発音の特訓。“Letter”を「レター」と言わずに「レラー」と発音しないとアメリカ英語になりません、と先生に言われて何回も繰り返させられる。いまさら「レラー」はないよなあ、と思いながらやっている。どうしよう?
午後は1時から3時まで、「カラン・メソッド」という、文章の繰り返し発声の訓練。こっちは、内容は簡単だけど、要求されたとおりの単語を間違いなく繰り返さねばならない。“What is this?”と聞かれて“This is a pen.”じゃダメで“It is a pen.” これは相当難しい。時には20語か30語の文章で答えないといけないが、正答と同じく一字一句順番も間違えずに答えねばならない。この歳になると覚えられない。答えの意味している内容が合っていてもバツ。記憶力テストをやってるようなものだ。
3時に授業は終わって、さてこれからトランペットを吹きにフィリピン大学のキャンパスに行こうか、と思ってる矢先結構な雨が降ってきた。傘がないと歩けないくらいだ。スコールと言うほどの雨でもないがこんな雨は初めて。気温は28℃、湿度が70%近くあって少し蒸し暑い。ちょっと様子を見ながら、ブログを書いている。
トライシクル(三輪タクシー)のことを少しまとめて書いてみる。
(間違いを指摘されたり気づいたらその時点で訂正します。ご了承ください。)
学校がある地域はフィルコアPhilcoreと言うところにある。トライシクルには2種類あって貸切り用と乗合い用。貸切り用は赤、乗合い用は緑の車体だ。
どちらも組合がその数や料金を管理しているようだが別の組合になっている。貸切り用赤トライシクルはフィルコア組合Philcore Toda、乗合い用緑トライシクルはクルス・ナ・リガ組合Krus Na Ligas Todaと言って、タクシーのボディーにその名と共に登録番号が大きく書かれている。
他の地域から乗り入れてくるトライシクルもたくさんあるのでいろんな色のが走ってる。最高、ドライバーを入れて6人乗り。どこかの旅行案内書に最大7人と書いてあるのも見たが、7人乗っているのを見たことはない。運転手の後ろに2人、小さいキャビンの中に3人を押し込める。
貸切り用の赤いのは道路上のどこででも止めて乗れるし、道を歩いてると「トライシクルが来たぞ、空車やから乗ってくれ!」と言わんばかり「プッ」とクラクションを鳴らして横をすり抜ける。
何箇所かにトライシクル乗り場があって、緑トライシクルも赤トライシクルも日本のタクシーよろしく列を作って客待ちをしている。20-30台並んでいるので客待ち時間は結構あるのではないかと思う。
緑トライシクルは客が5人集まった時点で発車。皆同じ方向に行くということだろう。貸切の赤トライシクルよりも安い。
この狭い地域に、赤トライシクルは250台くらい(255が僕が見た中で最大番号だった。)、緑は170台くらい?(同、174)、結構気軽に利用してる。安いものだから、暑い中500mも歩くのがいやなのかな?
さて、トライシクル乗り場に行ってみると組合の決めた料金表の看板があったので写真に撮って来た。緑用と赤用とに分かれていて、緑用にも営業区域や乗り場以外の料金などは全く同じことが書かれている。
ケソン市第4地域用として、
記
A)ルート
BRGY. T.V.オールド・キャピトル区域でマサヤ通り、マギンハワ通り、ハヤマン通りを行き来する範囲。
B)乗り場
1.マサヤ通り
2.マヤマン通り
C)料金
協定料金は1人に付き最初の1kmが7P(12.6円)以遠1kmに付き0.5P(1円)。
英語の先生に確認すると、この掲示は古いもので、今は最初の1kmが9P(16.2円)で、以遠の1kmごとの料金は?だそうだ。100mに付き0.5Pの間違いじゃないかと思うんだけど。
高齢者・学生・ハンディキャップのある人は20%引き。
ボッタクリには罰則
5,000P(9,000円)の罰金をドライバーとオペレーター(オペレーターが何を指すか不明、呼び込みの人かな?)の両方に課す。さらに、6ヶ月のブタ箱行きも同時に課すこともあるし、どちらかの事もある。
以上
こんなに細かく決まっていたんですね!知りませんでした。。。
返信削除ぼったくりされた時、5000円の罰金のことを知っていると言ったら、すぐにドライバーは撤回しそうですね!笑
罰金とは書いてあっても、そんなん通用する国ですかねぇ。僕も「少しだけどトライシクル代高くとられましたよ」、とこちらの先生に言ったら、「日本人は金持ちだから少し位いいんじゃない?」なんて言われましたよ。
返信削除