2018年10月29日月曜日

映画2本

10日ほど前と今日、映画2本を見てきた。
 
カメラを止めるな!
 
おどろおどろしいゾンビ映画と思いきや、エンタメ映画だった、と言ったらよいのか? 国内外で各種映画賞を受賞したとあって、ある意味見ごたえのあるものだった。
 
散り椿
 
昔ながらの侍もの。筋書きや映像はともかく・・・・・エンドロールに感銘(?)した。
 
個人名が全て(多分)本人による手書きだったこと。ただ、一人だけそうではない人がいたかも。「佐々木美和」という名前だったか、これだけは活字に見えたんだが。活字のように書く自署だったかも。これだけを確かめるためにもう一回見るのも、ドウカナ?

2018年10月24日水曜日

2回目の大腸カメラ検査

先日の胃カメラの話に続き、今日は大腸カメラの話。
 
10月11日(木)
大腸カメラ検査を受けた。お尻から、先端にカメラが付いた細い管を入れる。恥ずかしい、なんて思う間もなく、ベッドに横になって10分ほどで終わった。ほんの小さな盛り上がりがあって、その組織の一部を切り取った。ガンになる恐れがあるか、良性のものであるかを調べるためだ。カメラ検査はそれだけで終了。入院無し。
生検の結果が出るのが2週間後の24日(水)、今日だった。
 
10月24日(水)、今日
生検結果を聞きに病院へ。カメラ検査から2週間はちょっと長い。その間、ドキドキ。結果は幸い「良性」。「つぎのカメラ検査は2年後を予定しておいてください」で終わった。
19日(金)の胃カメラ検査のついでに、胃の中のピロリ菌の有無を調べてもらうために血液採取をしてもらっていた。この結果は当日中に出るが、時間の関係で今日結果を聞いた。これも良い結果で、「ピロリ菌無し」。
胃がんの原因は、昔は刺激物とか熱い食べ物とかアルコールなどが怪しいと言われていたが、今は「ピロリ菌が相当に怪しい」と言うことになっている。井戸水を飲んでいた世代にピロリ菌持ちが多いが、現代人(若者)は少ない(ほとんどいない)。と言うことは、今のお歳より世代が居なくなる20~30年後には胃がんの発生率がかなり小さくなるのかな?
 
という訳で、今日はハッピーな一日になった。3大セーフの日だった。
 大腸カメラ、セーフ!
 ピロリ菌、セーフ!
 先日の胃カメラ、セーフ! (お医者さんに胃カメラの結果を再確認)
 
2年前に便潜血検査で引っかかって大腸カメラ検査を受けたことがある。結果は、ポリープを2個取って、検査結果「良性」と判明、「2年後にもう一度調べましょう」と医師に言われていた。3ヶ月前に便潜血検査をして陰性だったが、前回の大腸カメラ検査から2年経ったので同検査を薦める旨のハガキが病院から届き、検査を予約した。
 
この検査、検査自体はあっという間にすんなりと済んでしまうが、それまでの準備が結構大変。2年前のブログにも書いたが、ここでもう一度おさらい。これからこの検査検討している方のご参考に、下にちょっと詳しく書いてみた。
 
検査の7日前
血液をサラサラにする薬を飲んでいるが、大腸カメラ検査に合致する別の薬に変更して、これを飲み始める。7日間、毎日1錠。
 
検査の3日前と2日前
消化の良い食べ物に限定した食事を開始。食べてはいけないのがたくさんある。
 野菜全般不可: ネギ・玉ネギ・白菜・キャベツ・こんにゃく・サツマイモ・・・・・・・
  ただし、ジャガイモ・里イモ・・・はOK 
 きのこ類不可
 海藻類不可
 その他注意は色々
 
検査の前日
「3日前と2日前」の内容でも良いのだが、完ぺきにするにはそれ専用の食事セットが有料で購入できる。僕が購入したのはこれ―――


 
大腸内視鏡専用検査食   税込み¥1,100   1日分 725 kcal
 朝食 鶏とたまごの雑炊
 昼食 そぼろあんかけ・たまごがゆ
 間食 おろしりんご
 夕食 ビーフシチュー・クラッカー
これら以外、おなかがすいたら食べても良いのがあったのかもしれないが何も食べず。飲み物はアルコールを中止し、水・お茶・スポーツドリンクだけで済ました。
夜9時に「大腸検査処置用下剤」を飲んで就寝。
 
検査当日 10月11日(木)
朝から絶食。10時から、1時間10分かけて1.8リットルの下剤を飲み干す。その後トイレに行くこと7回、3時間ほどで胃腸の中は空っぽに。上にも書いたが、この検査、ほとんど何の苦痛もなくあっという間に終わった。
ポリープがあったら即切除して、それが小さいものだったら1泊2日、大きいものだったら2泊3日の入院、というのがこの病院のやり方。
 
--  この続きは、このページの冒頭に --

2018年10月19日金曜日

口から胃カメラ

今日19日(金)、胃カメラ検査を受けた。胃カメラは2度目だ。
 
最初は15年程前だった。その時は鼻から入れた。細い管だったせいか、ほとんど何の苦痛もなくカメラは胃の中に入った。
 
今回は、8月初めから続く断続的な息苦しさと、ほんの時々感じる深呼吸のしずらさ、さらによく出るゲップの原因を調べてもらうための胃カメラ検査だ。胃炎からくる症状、との見立てだった。
 
医療技術の進歩で、胃カメラ検査は今は全て鼻から入れるものと勝手に思っていた。ところが、検査前の準備で、この病院では口から入れるらしい事が判明した。と言うことは、鼻から入れるカメラより太い径のカメラを使う、と言うことだ。
 
ネット情報を見ると、カメラの太い細いの良い点悪い点がいろいろ書いてあり、検査を終えて家に帰ってから読んで理解。
 
カメラが喉の部分をスムーズに、痛み無く通過できるように部分麻酔をするが、僕の場合は口の奥、喉に向かってゼリーを垂らした。待つ事1分ほどで舌と喉に麻酔が効いてきた。
 
検査室に入って横になってすぐにマウスピースと言うんだか、穴の開いた部品を、口にくわえて動かないようにしっかりと歯で噛んでいてください、という。
 
女性医師の「ハイ、始めますよ」の開始宣言とともに始まった。ドキドキしている間もない。口にくわえた部品の穴にカメラを挿入し、太い管が入っていく。狭い喉を通るときの違和感は結構なものだ。若干えずく。そして食道を通り胃の中へ。胃の中に空気を入れたり、胃の壁をつついてみたり。
 
痛みは全くないが、喉と食道あたりの違和感はだいぶある。何回かえずくし、よだれも少し。なぜか涙も出てきた。胃に入れた空気のせいでゲップも出た。
 
10分ほどで「はい、カメラを出します。お疲れ様」の声とともに終了。すぐに写した写真を見ながら説明を受けた。
 
「喉、食道、胃、十二指腸の入口まで何も問題はありません。ただ一つ、胃の奥の方に直径3mm程の突起がありますが、これは様子を見ましょう。1年(2年と言ったかもしれない、記憶があいまいだ)ほど先にもう一度見る位で良いと思います」「今ある症状に効く漢方薬を追加処方しましょう」
 
そんな説明で、検査結果は良し。だったら、息苦しさと深呼吸の件は何が原因? 取りあえず深刻な病因は発見できずで、一件落着。追加漢方薬の効果を期待したい。

2018年10月16日火曜日

狂い咲き、狂い収獲

久しぶりのブログだ。最後に書いたのが7月19日だから、ほとんど3か月ぶり。
 
その間、酷暑・大雨・台風2発と大変だった。そのせいで、家の植物は折れたり、枯れたり、果実が落ちたりで、野菜も果物も成果はもう一つだ。
 
ここ2、3日アーモンドの木の下の道路に花弁が落ちている。アーモンドが狂い咲きしているのだ。それも数輪ではなくて大咲きだ。花芽がまだたくさんある。これだけたくさん咲いてしまうと、本番の来年4月はどうなるんだろうか。
 
 
蕾もたくさんある

4月に咲く花より一回り小さい。
色も白っぽい。

 
姫リンゴの花も数輪咲いた。
そして、ミョウガも出てきた。それもたくさん。例年は7、8月に収穫して、こんな時期にミョウガが出てきたことはない。
 
 

2018年7月19日木曜日

自民党と公明党にうんざり

参院6増法案

参議院が必要なのか?
必要としても、議員数が異常に多い!
などと言われているさなかに、「6増」ってなんだ!!

受動喫煙防止法

ここでは法律の内容は省くが、この半端な法律は無意味。
それに、上の参院6増法案は即実施、こちらの実施は2年先。
国会は狂ってる。
救いは東京都の条例。こちらの内容は国の法案よりも進んでいる。
スペインのことしか知らないが、この国では屋内では全面禁止。
日本は相当遅れている。

原子力発電

処理できない核のゴミを出し続けている。
エネルギーを安全に循環できることが確認できるまで使うべきでない。
それに怖いのは事故。
安全対策をいくらやっていてもそれを上回る事故・災害が必ず起こる。
原発を推進してきた与党は福島の事故にも責任論にはだんまり。
自然エネルギー(太陽光・風力・水力・波力・地熱・etc)にもっと早くから眼をむけていたら、もっと金をつぎ込んで(投資)いたら世界をリードする国に成れていただろうに。
原発にいくら投資しても、それを上回る事故・災害が起こるのは必然。
日立が海外原発を推進しているが、次世代の日本国民が巻き込まれないことを祈るばかりだ。同じ意味で、東芝がGEで大失敗して倒産の危機に陥って、いま原発と手を切り何とか立ち直りつつあるのは、「災い転じて福」の好例だ。

とんでもトランプにべったりの安倍与党

経済戦争でちゃぶ台返しの大混乱を世界中で巻き起こし迷惑千万の「とんでもトランプ」だが、本当の戦争でも危機をあおり、想像もできない高額のミサイルや防衛システム、航空機などを買わされている。
北朝鮮の件も結局は、うまくいけば自分の名誉欲と次回選挙対策、悪くなると戦争危機をあおり商売商売で武器を売りつける。

もう、うんざり!!!!

2018年7月16日月曜日

スペイン語の敬語 と tutear

日本語の敬語は難しい。まずは、自分自身がまともに言えているかどうかが疑わしいが、他人さまの発言が「おかしいでしょ!」と思うものも多々ある。

もちろん英語にもスペイン語にも敬語はある。今日の話題はスペイン語の「君(きみ) Tú」と「あなた Usted」。

スペインでは店やレストランでの「客と店員」、ホテルや飛行機内の「客と従業員」等々、明らかに敬語を使わなければならない場合を除き、堅苦しさを感じる「あなた Usted」より親しみを感じる「君(きみ) Tú」を使う。

初対面の人にいきなり「君(きみ) Tú」という場合もあるが、普通の大人に対してすぐになれなれしく「君(きみ) Tú」と言うのもちょっと勇気がいる。

語学学校では生徒同士も先生と生徒の間も「君(きみ) Tú」だ。もちろん、20歳の生徒と70歳の僕の間でもファーストネーム(姓名の名のでほう)で呼び、「さん」つけも無い。

スペイン人家庭でお世話になっているときも  家の中では皆「君(きみ) Tú」でしゃべる。ここで、トレド Toledo のファミリーで一つの疑問が発生。

ここの「奥様」、数日たっても<「君(きみ) Tú」会話>にならない。こんな時に、「親しくなったでしょう? 堅苦しくしないで! 「君(きみ) Tú」をつかいましょうよ!!」という意味の tutear という動詞があって、tu を使ってフランクに話しましょう、と言うことがある。

さすがに何日も「あなた Usted」から抜け出せないでいると、???がわいてくる。3回くらい tu 言い合いましょうよ、と提案したが変わらない。16日間の滞在中ずっとだった。

なぜ? 考えたがわからない。70歳の僕と、僕よりずっと若い「奥様」のこと、たぶん年齢差が大きいから「年長者」に対しての言葉遣いでそのようにしたのか、としか考えが思い至らなかった。

ところが、だ。日本に帰って来てからスペイン語会話のスペイン人先生に事情を話して、「どうして?」と聞いた。思いもかけない答えが返ってきた。

「優越感」の表現だ、というのだ。

一瞬なにの事だかわからなかった。「僕が年配者だから僕のことを立てて?」と聞いたら、「いや、そうじゃない。知識階級の家庭で、お金持ち。自分の家の中でもハイヒールを履いているような女性です。自分たちのことをあなた(僕のこと)よりも高級な人だと思っていての言葉使いでしょう」と。

なるほど、わからなくもない。と言うことは、僕は半分馬鹿にされていた、ということ? 劣等者に見ていた? 人種偏見? トレド Toledo という地域特性?

2018年7月15日日曜日

カジノ反対

いま、IR法案なるものが国会で審議されている。IRの名のもとに「カジノ」が隠されているのは誰もが分かっている。

まずは、ここで「カジノ絶対反対」と声を大きくして訴えたい。この法案を通したいのは自民党であるのは当然だが、政権の端っこに与している公明党の責任は自民党にも増して大きい。日本維新の会(松井大阪府知事・吉村大阪市長)もカジノには賛成なので同罪だ。

カジノ法案を通すために、ギャンブル依存症対策をどうしようか、とか治安悪化対策をどのようにしたらいいかなどという馬鹿げた事を考えている。悪法というのを認識しているのにやめない。

経済優先というが、人から巻き上げた金で経済状態が改善して、それで日本人の心も懐も豊かになる、とでも言うんだろうか。

今日のニュースで、アメリカのラズベガスで投資している投資家のボスが、「日本のカジノには100億ドル(1兆円以上)の投資を考えても良い」と言っていた。つまり、100億ドル投資してそれ以上のもうけをアメリカに持って帰ろう、という訳だ。

その1兆円の投資家のもうけは誰が負担するの? 海外からの観光客?日本人? どちらにしても、それだけの大金を損するわけだ。何億円、何十億円損しても平気な人はたくさんいるだろうけど、大半はそうではないはず。平穏な生活に波を送るようなことをしてはいけない。不幸になる人を増やしてはいけない。