2013年11月12日火曜日

ホームステイ先での食事の様子<その2: カディス編>

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

<今回のカディス>も、この前のセビージャの2週間と同じく、朝と昼と夜の3食付の契約。3週間滞在。

朝昼はいつもおばさんと二人で食事した。食事の間ずっと話さないのも気づまりなので、何か話題をひとつ用意しておかないといけない。いつも筆記用具と電子辞書を横に置いて話していた。3、4m向こうには大画面のTVがあって、いつもニュースとか映画をやっていて、おばさんが見ている。

料理を作るのが好きなら、おばさんと一緒に料理を作るのを楽しめたかもしれない。許されたら、の事だが。僕は作らないので、すべてが食卓に用意されて「食事ですよ」と声を掛けられてから食卓に行く。

片づけ位は手伝った方がいいのかな?と思ったが、ここでは1週目は何もせず、2週目は食器を台所まで持って行き、3週目は用意されて残った水を時々冷蔵庫に返したりすることまではやった。どこでも食洗機だったので、食器洗いはした事がない。

食事は3家庭のうちでは最高。料理好き・料理上手のおばさんだ。

スペイン語も併記していて読みにくいと思うが、スペイン語を思い出しながら勉強がてら書いているのでお許しください。

カディスおばさんの朝食はいたってシンプル。モーニングカップtazaにたっぷり2杯分のミルクコーヒーcafé con leche用のコーヒーcaféとあったかいミルクleche。パンは4種類くらい、クロワッサンcruasán、マドレーヌmagdalena、全粒パンpan integral、白パンpan blancoなど。バターmantequilla、ジャムmermerada各種、はちみつmielなど。
 
毎回の昼食・夕食に出て来るワインはおばさんの好みか、赤ワインvino tintoのみ。おばさんも僕も必ず1杯は頂く。デザートは、毎回の昼食・夕食に黄桃melocoton、パラグアジョparaguayo(桃の一種)、バナナplátano、洋ナシpera、オレンジnaranja、プラムciruelaなどから2、3種類が出て来た。
スープ・サラダ・メイン料理の量は、僕が食べられる量の倍くらい出てきて、いつも半分くらい残していた。もちろんみんな取り分けて食べるので、残った料理には箸を(スプーン・ナイフなどを)付けていない。残したのが後日再度出て来ることはなかった。

***** 写真は明日アップ予定 *****

2013年11月11日月曜日

ホームステイ先での食事の様子<その1: セビージャ編>写真

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

このブログは料理を作る為のものではないので、料理名や調理法や材料名などが書いてあっても間違いがたくさんあると思うので、その点ご了承のほどを・・・・・

9月26日(木)昼食

○サラダensalara: トマトtomateサラダensalada、キューリpepinilloとコーンmaíz入り
○メインplato fuerte: カルボナーラcarbonara (鶏肉polloとキノコchampiñon入り生クリームnataにホーレンソウespinacaとヒヨコマメgarbanzo乗せ)
 


○フルーツfruta: メロンmelón


 

9月26日(木)昼食

○メインplato fuerte: 野菜verdura入りトルティージャtortilla、ソーセージsalchicha 添え。野菜はブロッコリーblocoliや赤唐辛子pimiento rojoなど。
○フルーツfruta: メロンmelón

 

9月27日(金)朝食

朝食はいつも同じもので、これだけ。

○ミルクコーヒーcafé con leche(好みにより牛乳lecheでもエスプレッソespressoでも作ってくれると思う)
○トーストtostada
○マーガリンmargarina、ジャムmermelada類

 

9月27日(金)昼食

○メインplato fuerte: ボローニャ風スパゲッティespagueti boloñesa
○フルーツfruta: メロンmelón

 

9月27日(金)夕食

左上の赤いビール缶は僕が買って用意したもの。
○サラダensalara: トマトtomate、レタスlechuga、キューリpepinillo、コーンmaíz、ニンジンzanahorias、ツナatún、オリーブ油aceite de oliva
○メインplato fuerte: ハム入りスクランブルエッグhuevos revueltos con jamón



9月28日(土)夕食

セビージャ最後の夕食。右上の緑のビール缶は僕が買って用意したもの。
○サラダensalara: トマトtomate、ヒラソーダカツオmelva、タマネギcebolla
○メインplato fuerte: 混ぜご飯arroz mixto、グリーンピースguisante ソーセージsalchicha 卵huevo入り、ロースト肉lomo asado添え。

2013年11月10日日曜日

ホームステイ先での食事の様子<その1: セビージャ編>

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

スペイン語留学では今回で合計3回ホームステイをした事になる。偶然だが全て(基本的には)「おばさん」一人住まいの世帯だった。(基本的には)の意味だが、いつもひとりしか家にいない、という事ではなく、いつも誰彼と家に出入りしてる人がいる、という意味。

<約3年前のセビージャ>は、朝と昼の2食付の契約。3週間滞在。

大体いつもおばさんと二人で食事した。

勉強に来たんだからもっと話しなさい、とよく言われた。スイス人だったか若い女性が一人一緒にお世話になっていたが、彼女はスペイン語がとてもよくしゃべれたので、僕と話をする事はほとんどなかった。僕があまりにもスペイン語が話せなかったから。

ここのおばさん、今から思えば結構留学生思いで、近くのバールに連れて行ってくれたり、自分の家のテレビを買うのに電気屋さんまで連れて行ってくれたり、契約に入っていない夕食を時々ご馳走してくれたり、週末に親類や近所の人を呼んでホームパーティを開いてそれに誘ってくれたり、と多彩。

料理上手で、楽しめた。時々はワインも出て来たように思う。

<今回のセビージャ>は、朝と昼と夜の3食付の契約。2週間滞在。

いろんな家庭や環境を経験したかったので、今回のセビージャでは3年前とは違う家庭にしてほしいと学校にお願いしておいた。

大体一人で食事した。まれにおばさんの親類の大学生のお兄ちゃんと一緒の事もあった。おばさんと一緒に食べた事は全くない。おばさんは別のところで別の時間に旦那さん(?)(学校からの資料によると、旦那さんはいないと書いてあったんだけど。)と食べているようだった。

アメリカ人の若い女性二人もこの家で世話になっていたが、食卓が狭いのと食べる時間が違っていたようで一緒に食べたことがないし、話をした事もなかった。

食事の後、すぐ横にある流しに食器運びだけはした。

料理は正直言ってそこそこ。ワインは出ることはなかった。

***** 写真は明日アップ予定 *****
 

2013年11月9日土曜日

旅先のパスポートやお金の管理

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

海外旅行する時に、命の次に大事なもの、いろいろ順番に書くと、

No.1 パスポート ―― 下記
No.2 現金、クレジットカード ―― 下記
No.3 カメラ、ビデオ、パソコン類
No.4 手帳、学生証
No.5 あとは何もない。航空券も今では大抵Eチケットになっているので、パスポートがあれば何とかなる。衣料品も日用品もお金があれば買える。

パスポート: 常時携帯しなくてはならない事になっている。提示しなければならないのは、例えば、

1.出入国時
2.ホテルのチェックイン時
3.お金を両替するとき
4.スペイン国鉄の高速鉄道AVEの切符を買う時と乗車する時
   (これは良く覚えていない。不要だったかも知れない。)
5.セビージャの闘牛場入場券購入時
   (映画の切符を買う時は不要だったが、特定の劇場や競技場の切符を買う時は
   必要かも知れない。ミロ美術館でオーディオガイドを借りるときには必要だった。)
6.役所、警察などでの手続き
   (路上で警察官に「パスポートを見せてください」などと言われた事はない。スリの
   手口の一つで今や有名だが、実際に遭遇すると思わずパスポートを出しそうに
   なったと僕の知人が話してくれた。)

さて、パスポートを持って歩くか、どこかに置いておくかだが、

○パスポートが必要になりそうな時だけ、旅行用の貴重品袋に入れて首からぶら下げて、下着の下に隠し持つ。
○ホームステイ先からの通常の通学時は、スーツケースに入れて鍵をかけておく。
   (掃除などをしてくれる“他人”のお手伝いさんが出入りする事もあるので留意)
○ホテルとかドーミトリーなどでも同じだが、確実な貴重品入れがあればそれも利用する。 
○パスポートなしで外出するときは、何かの時のためにコピーだけは持参しておく。

現金、クレジットカード

1.今回の留学では現金を少し持って行ったが、出発時に関空で30,000円をユーロに交換しただけで、あとはクレジットカードを使ってCDでユーロを引き出した(キャッシング)。
  (クレジットカードの暗証番号と利用上限額を確認しておく。手数料と金利が少し
    かかるが、高額の現金を持たなくても良いので保険料と思う。CDの操作には英語か
    現地語が必要なので、最初は信頼できる人に横に居てもらって教えてもらう必要が
    あるかも知れない。)

2.現金は、持っていてもスリや強盗に盗られる危険があるし、スーツケースに入れて鍵をかけて保管していても盗られる危険性がないとは言えない。特にホテルの部屋でも皆無ではない。半分に分けて持つのが良いのかは、個人の判断次第だ。

3.もう4年ほど前、ヨーロッパ内の事件だ。僕の知人がスーツケースに現金を100万円入れておいて飛行機に搭乗し、降りてスーツケースを引き取った時には中の現金だけ抜き取られていた、という被害話をしてくれた。預け荷物の中に貴重品、特に現金を入れるのは厳禁だ。たとえ鍵をかけていても、だ。

4.クレジットカードは紛失した時のために番号などの控えを取っておく。

5.トラベラーズチェックは何年も使った事がない。最後にいつ使ったのか記憶がないので、2、30年以上も利用していないかも知れない。

2013年11月8日金曜日

スペインの窓

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

カディスの下宿先のアパートメントの窓。うまく出来ている。観音開きの右側の窓だけだが、レバーを上にすればその窓だけ下の辺を支点に斜めに内側に開く。
 
 

いったん閉めてレバーを横にすると普通に観音開きに開く。
 
 
 
閉めてレバーを下にするとロック。


2013年11月6日水曜日

成績表がスペインから届いた

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

今日スペインの語学学校から成績表が封書で届いた。

証明書

 
証明書

A2 初級: Pre-intermedio A2

スペイン語検定試験Deleの説明によるとA2というのは、「自分の身の回りのことでよく使う言い回しや表現を理解し、熟知していることや、一般的な質問について、簡単で直接的な情報をやりとりし、よく使う文を作って、意思を伝える事が出来るスペイン語能力を証明する。」

いやー、とても僕の能力ではこんな事は出来ないな。
 
 
成績明細
 

生徒: Datos personales

  ・・・・・

成績: Datos Académicos

  口述による表現力(Expresión e interacción oral): B
  作文力(Expresión escrita): B+
  聞き取り力(Comprensión auditiva): B
  読解力(Comprensión lectora): A

  授業の出席率と遅刻早退(Asistencia y puntualidad): A
  授業内容への取り組み(Participación y cooperación): A
  試験(Éxamenes de progreso): A

  総合評価(Valoración global): B+

  ちなみに、Aは「優」、B+は「良+」、Bは「良」、C+は「可+」、Cは「可」、Fは「不可」。

先生の講評: Observaciones

  生徒は授業に大きな関心を示していた。語学力は順調に向上。
  優れた学生であり、教室内では学習全般に一所懸命取り組んでいた。
 
  El alumno muestra mucho interés en la clase. Su progreso es adecuado.
  Es buen compañero e intenta poner en práctica todo lo aprendido en el aula.

2013年11月5日火曜日

パフォーマンスと物乞い

6週間のスペイン語留学を終えて、いろんなことを思い出しながら・・・・・

観光地には物売りから、大道芸人、押し売り、物乞いなどいろいろいるが、気を付けなければなあないのもあるので楽しみながらも、注意が必要。

路上店舗: ベルト屋さん

路上店舗: 手作りの??

路上店舗: お香屋さん?

路上店舗街
フラメンコの大道芸
噴水パフォーマンス

イリュージョンパフォーマンス
なにやら草のようなものを渡して占い?
これが一番怪しい。引っかからないように注意!
料金を20ユーロとか50ユーロをぼったくられた人がいるとか。
ただの物乞いだが若いのもいる。旅行者かもしれない。
このほかに、地元の物乞いもたくさんいて、座って物乞いする人、歩いている時に寄ってきて物乞いする人、バールなどの店内にまで入ってきて客に物乞いする人などいろいろ。年代の幅ははっきり知らないが若者の50%以上が失業している、というスペインの経済状況を反映している。