難波の大阪府立体育館に着いたのが午後4時半前。
入口通路の両側に「相撲茶屋」と言うんだろうか、店が並ぶ。 |
チケット売り場に行くと「本日の自由席は完売しました」の貼り紙。自由席と言うのは具体的にどのあたりの席かわからないが¥2,000の料金。ならば、とその次に安い¥3,000の席は、と聞くとこれも当日券は売り切れ。結局一番安いのが¥5,400。
特に大相撲好き、と言うわけではない。力士の名前も定かではない。大相撲とはどんなのか、と言うのをこの目で見たかっただけだ。
指定された席は「椅子席B1番」と「2番」。会場入り口から席まで若い女性が導いてくれた。指定席から土俵まで60~70m位か。力士のぶつかる音は聞こえるが細かい表情までは見づらい。
場内には「大入満員」の垂れ幕が下がっていた。土俵に近い4人用のマス席は確かに埋まっているが、2人用のマス席や2階の椅子席はガラガラ。どうなってるんだい?
2人用マス席はガラガラ。 |
2階のイス席はさらにガラガラ。 |
家を出る前に、料金表を確かめた。相撲茶屋経由だと弁当・お土産付きで2人で¥55,000、4人で¥110,000などと言うのが出て来る。
観覧料だけだと溜席の¥14,300を最高に自由席の¥2,000までいろいろあるが、これは会場のチケット売り場やコンビニなどで予約したりして購入するようで、枚数も非常に限られていて、入手が難しいかもしれない。
僕たちの隣に外国人のカップルが座った。声をかけてみた。今回で4回目だか5回目だかの日本旅行でスイスから来たとの事。先日、外国人からの新聞投書で「日本語ができるのに英語で話しかけてくるのは???」と言うのを見たのを思い出して、「日本語がわかりますかと」聞いてみたら「全くわかりません」とのこと。
安心して英語で会話した。そのカップル、ドイツ語が母国語らしく、会話はお互い結構たどたどしい。
おまけに、相撲に詳しくない日本人が、相撲を全く知らない外国人に、相撲の番付や取り組みやしきたりを説明するんだからハチャメチャに近い。まあそれでも民間親善の真似事でも出来たかな、と思う。
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