2014年5月16日金曜日

憲法解釈変更に反対

初めて会う人や商売上のお付き合いの人などと話をする時は、政治と宗教の話題は避けるのが無難とされている。

僕のこのホームページでもそんな話題は出来るだけ書かないようにしてきたが、今世間を騒がせているこの事については「人としての責任」として書かなければならない局面に来ていると思う。

世の中には、法律に強い人や法律の専門家はそんなに多くない。大多数の人は「素人(しろうと)」だ。その「素人」の一人として、書かなければならない。

「法律」と言うのは、ある事象を万人が公平な目で見た結果、同一の評価・判断が出来ることを目標に作られていると思う。そしてその大元なる憲法は、法律に輪をかけてさらに厳密なものでなければならない。

その時の政治・経済・社会情勢などに影響されて憲法の意味するところが変化するものであってはならない。

しかし、今の安倍政権は無茶苦茶な事をしようとしている。憲法解釈の変更だ。「集団的自衛権」などという難しい言葉は僕にはわからない。もしそういう事が必要なら、憲法解釈の変更じゃなく、憲法改定をするべきだ。敢えて「改定」と言う、「改正」か「改悪」は判然としないので。

政治家が得意とする「玉虫色合意・規則・法律」の究極最終点が “玉虫色” 憲法であってはならない。もうすでに「自衛隊は軍隊ではない」という世界常識では考えられない解釈が日本国内ではまかり通っている。

これ以上憲法を「解釈」だけでどうにでもなるような物にしてはいけない。今回、「解釈」だけで憲法を骨抜きにしてしまうと、あとは恐ろしい「解釈変更」の乱舞が待っている。

国民の確かな判断を仰ぐ「憲法改定」を目指すべきだ。

3 件のコメント:

  1. どんな形でもおかしい!!って声を上げていくことが今、一番必要ですね!!

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    1. 恥を忍んで自分の意見を言う、という覚悟が私には必要です。いたる所「恥」だらけなんで今更「恥を忍んで」などと言うのは、おこがましいのですが・・・
      黙っていれば何事も大事なく過ぎ去っていくのでしょうが、世の片隅に生きさせて頂いている者の責任として、選挙の一票と共に何かそれ以上の発信をしなければならないと常々思っています。

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