2025年5月24日土曜日

スペイン語のレベルテストをネットで受けた

大学から語学学校に入学する前にできるだけ早くネットで、Valladolid大学のスペイン語のレベルテストを受けてください、と言われた。どんなテストなのか? 何分?(何時間はないだろうけど)、易しい? 難しい? スペインとの時間差は今は7時間だからスペイン人と突然会話する、なんてことはないと思うけど?!?! ちょっとドキドキしながらネットに入った。2日前の22日の事だった。

レベルテストの結果を参考にクラスの振り分けをするためだ。過去10回の語学学校では多くは入学したときの最初の日、すなわち月曜日の最初に簡単なテストがあって、その場で採点して全員の結果を照らし合わせてクラス分けしてたと思う。

ネットテストでは環境の指示がある。

 〇 パソコンを使う。(スマホはダメということかな)

 〇 Google Chrome か MS Edge を使う

 〇 ネットがよくつながる

 〇 よく聞き取れるようにイヤホン・ヘッドホンを使う(聞き取りテスト?)

名前の登録などをしたあと、Sección 1 が始まった。1があるから2も3もあるんだろうな想像。

Sección 1の時間制限は15分、と書いてある。用意ができたらスタートボタンを押しなさい、とあるから、ドキドキしながらポチッ。問題が出てきた。文章があって空白にどの語が入るかを回答する3択問題。全部で15問。比較的易しいので6、7分でできた。

Sección 2 は20分。15問解いたら、1分半ほどのアナウンスを2度よく聞いて内容を覚えておき(メモは可)内容に合った文を三択で選びなさいというのが5問。何とか出来た。

Sección 3 だんだん難しくなってきた。15分、15問。接続法が出てきた。自信を持って回答できるのが少なくなってきた。

Sección 4 相当難しい。Sección 2と同様に聞き取りも含む20分。15問の問題は相当怪しい。そのあとの聞き取りのアナウンスは全くわからない。解答する問題は6問あってすべて三択だったが、すべて回答しなかった。聞いたことの内容が全く分からなかったので、「鉛筆を転がして解答する」というのは意味がない。これは多分B2かC1のクラスに行く人が分かる問題なんだろうなと想像。

Sección 5 というのはなくて、これでおしまい。1時間ほどかかってのネット試験は結構しんどかった。試験のやり方が全てスペイン語と英語で指示されるのでどちらかをある程度理解できる人でないとちょっとハードルが高い。

試験結果はすぐ出てきて「あなたのスペイン語レベルはB1.2」と表示された。

これはこういうことだ。

A1 → A2 → B1 → B2 → C1 → C2 の中のB1をもう少し細かく分けての事で、

B1.1 → B1.2 という順になるようだ。だいぶ前に B2.1 のクラス分けをされたことがあるが、たまたまその時は良かったんだろう。

* これはちょっと大事なことなんですが、私のクラス分けがB1.2は間違いないのですが、「私のスペイン語レベルがB1である」という事ではありません。しっかり勉強して「全部身に着いたらB1のレベルです」という事です。通常B1を習得するには、A2を修了した人がB1の授業を完璧に勉強して120時間かかると言われています。日本人だともう少しかかるのではないかと思います。


参考: スペイン政府が実施している DELE 試験のレベル

(こちらは初級) A1 A2 B1 B2 C1 C2 (こちらはプロ級)

解説では下のようになっている。再確認と自戒を込めて引用させていただいた。

DELE試験: Diploma de Español como Lengua Extranjero
【外国語としてスペイン語(勉強する人のための)免状】

DELE B1(中級)
日常での身近な事柄や学習・仕事に関する既知の内容を理解することができる。大抵の状況で適した応対ができ、既知のテーマや個人的に興味があること、経験、出来事、希望、願望、計画、意見など簡単に表現することができるレベル。

DELE B2(中上級)
複雑な内容や抽象的なテーマ、スペイン語の多様性を認識し、既知の専門的内容を理解することができる。流暢かつ自然で、聞き手に困難を与えない会話能力を持ち、明瞭かつ詳細な文章を作成し、推論的分析、ディベートなどができるレベル。


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