2013年9月21日土曜日

世界遺産 「インディアス古文書館」

9月20日(金) セビージャ 7日目 スペイン語学校5日目 この日も課外活動なし

家と学校の行き帰りの途中に世界遺産が3つある。2つは前回のセビリア留学の時に見学したが、学校からの帰りにもう一つの「インディアス古文書館」に行ってきた。確かに、入り口に「世界遺産」と書いたパネルが貼ってあるが誠に地味だ。


 
13:30頃、入ってみた。無料だ。特別展が始まったところで、昨日の9月19日から来年2014年2月9日まで開かれている。
 

この方面に興味がある人は特別な資料がたくさん見られるので貴重だとは思うが、凡人の僕にはあまり見るところがなかった。もちろん、説明はスペイン語と英語しかないのでなおさらだ。

 
その地味さのせいか、展覧会に来る人も少なく、「世界遺産」なのに2、30人(いや、もっと少なかったかな?)しか入っていない。

3時に昼ご飯を食べた後、昨日に続いてまた散歩した。今度はちょっと足を延ばした。

FERIA DE LAS NACIONES」(世界の祭典)。こんなのがやっていた。聞いたら、これも昨日の19日からスタートして、こちらの方は2ヵ月位毎日開いているらしい。公園の一角がこの祭典でにぎやかだ。
 

 
明るいが、夜の8時

今日は金曜日、みんな夜を徹して楽しむんだろうな。


2013年9月20日金曜日

テストが返却された

9月20日(金) セビージャ 7日目 スペイン語学校5日目 (第1週目の最終日)

昨日のテストが先生のチェックを終えて返却された。僕の成績は「まあまあ」だ。僕のはまだ1週間目のテストで、まだここセビージャでの勉強を1週間残しているので参考値らしい。ほかの何人かはグレード認定書もらっていた。
 
スペイン語を勉強をしている方には興味があるところだろうから、テスト用紙をここに写真を撮って乗せておく。最後の「9」はAかBのどちらかを選んで自由作文をしなさい、という事。





トリアナ地区を散歩、バールで食べ過ぎ


9月19日(木) セビージャ 6日目 スペイン語学校4日目 課外活動には不参加

今日の課外活動は「カヤックで2時間、グアダルキヴィール川を楽しもう」と言うのだった。でも、ここらで少し休憩しよう、とこれには参加しないことにした。

その代りに、ホスト宅周辺を散歩した。ここトリアナ地区は住宅街らしく、アパート風の建物が道路の両側に並んでいる。太い道路の両側には商店が営業している。

午後5時くらいに外を出るとまだ外は29℃と暑い。人もあまりいない。それが7時を過ぎると子供連れの家族であふれる。
 

 

9時の夕食までにまだ時間があるし、ちょっと腹が減ったので、腹の虫押さえにとバールに入った。



メニューがよくわからない。知ってる単語が書いてあったので「これこれ」と頼んだが、店員が何か言う。「もう一つ料理が・・・・」と言ってると思うのだがわからない。「英語は?」と聞くので「OK」と言って説明を聞いた。すぐにはよく理解できなかったが、やっと「今特別キャンペーン中で、1皿の値段で2皿注文できます」と言ってることがわかった。

 
塩味白エビ200gに加えて、「追加の1皿」ジャガイモ付タコ200gを注文した。もちろんビールも。
1皿6ユーロは高いけど2皿6ユーロ(810円)ならまあまあだ。
ビールは中ジョッキで1.50ユーロ(200円)。これは他の店よりちょっと安いかな。
 
1皿のつもりが2皿になってちょっと食べ過ぎたので、家に帰ってトリアナさんには「夕食は10時くらいに遅らせて、量も半分にして頂戴」と頼んだ。

1週終了の修了テスト

9月19日(木) セビージャ 6日目 スペイン語学校4日目、授業の内容

僕を含め9人が修了テストを受けた。

ただそのうち3人はこれが1週間目なので、授業はまだ3日しか受けていない。「結果は気にしなくてもいいですよ」と先生からの前もっての「慰めのお言葉」があった。

しかしながら、こちとらも3年もやってるんだからと真剣に答案用紙に向かった。会話は全く駄目だが、書き問題なら何とかなる、と思ってのことだ。50問くらいあっただろうか、2、3個くらい間違ったかな、と思って答案用紙を提出した。
 
すぐに答え合わせ。なんと7個も間違ってた。ほとんどがケアレスミスだ。正式には明日金曜日、別途書いた自由作文の採点と共に返してくれる(のかな?)

2013年9月19日木曜日

フラメンコを楽しむ夜

9月18日(水) セビージャ 5日目 スペイン語学校の3日目 課外活動


いきなり上の写真だが、課外活動を案内するパンフレットの文章だ。僕の能力では、今夜のフラメンコがどれくらいすごいのか、推し量りかねる。

会場の入り口
会場の一角はバール

狭い会場、小さな椅子に大きな体格の人がぎゅうぎゅう詰め
 
夜10時から始まり休憩をはさんで2ステージ、約2時間近くの大迫力・大熱演。
 

激しい動き
一瞬止まって見えを切る
客席からの、フラメンコを良く知った客からの合いの手
歌舞伎を見たこともない僕が言うのも変だが、相通じるものがあるような・・・
 

全てが終わった瞬間、心臓がバクバクし、興奮し、一緒に来た留学生と「よかったなあ」と目を合わせた。すぐに立ち上がるのがもったいないような気がした。

インターネットであとで調べてみると、踊り手のサライ・ガルシア、歌い手のホセ・メンデスとエル・キニ、ギタリストのミゲル・サラドの4人全員、色々と記事があるので結構な実力者のようだ。

2013年9月18日水曜日

困難を極める朝食時の会話

9月18日(水) 08:00 セビージャ 5日目  

ホストと言うのかホステス(これじゃバー・スナックのイメージだな)と言うのかおばさんと言うのか? ここはトリアナと言う名前の地区なんでトリアナさんという事にしておく。

朝食のメニューは相変わらず、トーストとミルクコーヒーとジャムとマーマレードだけ。トーストはやわらかい中身はなく全体がパリパリ。コーヒーは一応インスタントではなくコーヒーマシンで淹れてる。卵かフルーツは欲しいところだ。これで昼3時の昼食までは持たない。だからこちらのみんなは11時ごろに何かを摂る。授業もそれを計算に入れて、そのあたりに25分の休憩を入れた時間割だ。

トリアナさんは僕の横で今日の昼食の用意をしている。僕の場合、ほとんど会話は成立しないので、ほぼ無言。パリパリ、とトーストをかじる音だけ。

思い切って、「僕、家ではコーヒーに砂糖を入れないんですよ」と言ってみた。砂糖 = azúcar でアスカールという。アスカールを平坦な感じで発音した。それが通じない。5回以上言ったんだがぼくのアスカールを理解してくれない。コーヒーカップとスプーンを持って砂糖を入れるしぐさをしながら、「ほら、アスカールだよ」と言っても。

やっと何のことかわかってくれてトリアナさんは言った。アカー。「ス」に力を入れて少しハイトーンで言った。スペルを見るとちゃんと「u」の上にアクセント記号が付いている。僕もそれくらいはわかっている。「ス」は日本発音の「ス」でOKだ。ところがアクセントをちょっとずぼらしただけで通じないなんて。

やっと解決して次の話題に入って、またまた「ドツボ」に・・・

――昨日寝る前にバールに行ってね、その時に「この店、何時に閉めるの?」と聞いたら「a la buena」と言ったんですよ。A la buenaはどういう意味?――

と言う話の展開の予定だったんだけど、「言った decir」の単語の過去形が出てこない。スペイン語の初歩の初歩の単語だ。A la buenaどころではない。

こんなところで詰っていては朝9:15からの授業に間に合わなくなってしまう。ウヤムヤで話を途切らせた。ファミリー宅から学校までは歩いて20分かかる。
                                         朝8:50記

セビージャ美術館と映画鑑賞

9月17日(火) セビージャ 4日目 スペイン語学校の2日目 課外活動

今日も昨日に引き続き課外活動は2つ用意されていた。2つとも昼のうちに参加を申し込んでおいた。

セビージャ美術館 Museo de Bellas Artes 有料(ガイド料込で3ユーロ)

どこの国のどこの美術館でも、館内写真はOK、フラッシュは禁止が多い。大きな手荷物は持ち込み禁止。小さなハンドバッグやショルダーバッグは背中の方にまわして持つと思わぬ時に美術品を傷つけることがあるので、おなか側に持つ。スリ防止にも良い。








スペインではマドリッのプラド美術館に次ぐ第二の規模と質を誇る美術館、と説明があった。ただ、美術と歴史にはからっきし弱い僕には、ガイドの説明が全く分からない。もっともこれは知識不足と言うよりもスペイン語能力不足と言うのがその原因だ。

2時間ほどかけてみて回ったが、当然のことながら宗教画が多く、宗教にも全く関心がない僕にはまったく理解が出来なかった。

映画鑑賞 Al final del camino (直訳すると、小さな旅行の結末) 無料

コメディー 2009年制作 98分 スペイン語版 英語字幕付き

学校の小さな教室で上映。30人くらい参加したかな?これも当然のことながら、スペイン語セリフの98%は理解不能。英語字幕の方がまだわかるだろうと必死に読むが、全部読み切らないうちに次に移ってしまうし、たまたま読めても難しい単語が出てきたりで、理解はいいとこ10%くらい。

コメディーだから所々で笑いが起こるが、僕など、アクションで笑えたのが数回、英語の意味が分かって笑えたのが1回。

ゲラゲラ笑ってたのは、スペイン語上級生か沢山いるアメリカ人の生徒だろう。途中で眠らなかったのが上出来だ。
 
映画が終わって帰途に就く。10時前。帰ったら晩御飯だ。