2018年5月27日日曜日

トレド カテドラル

5月26日(土) 記

トレドに来て未だカテドラルに行っていない。特に興味もないが行かない訳にもいかない。朝10時30分前に切符売り場に着いた。定期的な時間に鐘楼に登れる。その時間が10時30分だった。

チケット売り場は若干の行列

チケットはカテドラルだけが10€、鐘楼に登るにはさらに2.50€かかる。「鐘楼登り付きで1枚」と言ったら、次の鐘楼登りは11時15分です、と言われた。5分前に鐘楼登り口前に集合しないといけないので、もう今からはダメ、という事だ。次の11:15の切符を買った。

ヘッドホンで聞くガイド機が付いている。スペイン語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、Pyccknñ(多分ロシア語、nの字がひっくり返っている)以上。日本語はない。中国人の観光客が多いが中国語はまだない。

ガイド機を借りるには身分証明書が必要なので、旅行者はパスポートかそのコピーなどがいる。僕はいつも財布にコピーを入れているのでOK。コピーと交換にスペイン語にセットしてもらったガイド機を首にぶら下げて入場。

スペインでは、セビリアのカテドラルに次いで2番目に大きいという事。日本の神社でもそうだが、その時代の宗教人が民衆から吸い上げた金を惜しげもなく使って作った、途方もない建物と美術工芸品の集まりだ。




僕にはキリストもマリアも、どこのを見ても一緒に見えるのでありがたくも何ともない。ここで僕の目を引いたのは宝物室にあった大きな飾りだが、写真を撮るのを忘れた。

さて鐘楼に登る時間が近づいたので集合場所の登り口前に行こうとしたのだが、集合場所への行き方を書いた地図が間違っていてたどり着けない。迷ってる人もいた。そのあたりにいた警備員に2度聞いて確認してやっと到達。指定時間の5分前には居ないと、チケットが無効になってしまう。



やっと到達

全部で22人。係員が先導してくれる。いや、そうでないと一人では登れない経路だ。



そしてすれ違いができないほどの廻り階段を上り最上部に到達。太った人がたくさんいるお国柄、そんな人はとてもすれ違う事は出来ない。どちらかがバックしないといけない。それで人数を制限して一方通行のようにしているようだ。

大きくひび割れている


先導の係員に聞くと大体23人か24人が定員とのこと。

遅い昼食後、学校で教えてくれた、この日この時間(だけだか、毎日なのかは?)入場料無料のサンタ・クララ・ラ・レアル修道院に行った。ところが入り口付近にいた修道女が「施設保存資金のため3€をご寄付ください」と徴収しに来た。いやとも言えず「寄付」。見学。写真なし。

ここで事件発生。昨日エル・グレコ博物館で9€で買った日本語ガイドブックや、先生が書いてくれた観光無料施設のメモなどを、どこかに忘れたか落としたかに気が付いた。

30分以内のことなので、歩いた道に戻ってどの道を何をしながら歩いたのかを復習した。ところがだ、例によって歩いた道が思い出せない。何をしたかは何点か記憶があるが、この道のどこでどっちに曲がったか、などまるで記憶にない。だから違う街路に出てしまい、挙句の果て、またまた自分がどこにいるのかが分からなくなってしまった。困ったものだ。記憶領域劣化、というよりトレドの道の複雑さゆえだと思いたい。結局落し物は見つからず。

今日の観光施設3件目はサンタ・マリア白い礼拝堂。2.80€。



中が白いだけで意味不明。豪華絢爛の壁の装飾や絵を闘いで失ってしまったか。この一部屋見るだけでこの入場料は高いなあ。

今日の予定はこれで終了。今晩から夕ご飯は自前になるのでスーパーで数点買って帰宅。

ビール、カニマヨサラダ、オイルサーディンマリネ缶
イベリコハムスライス、ミックスナッツ、とパン
計7.30€

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