2011年4月2日土曜日

セビリアでおしっこ

2011.4.3(日)記

スペイン・セビリアにスペイン語の語学留学に行ったときの経験、です。

空港とか鉄道のターミナルとか遺跡とかスタジアムとか百貨店とか、いろいろなところに公衆トイレがある。

有料トイレには、出くわした事はない。結構みんな清潔だった。そのようなところで「大」をした事がない。ここでは「小」のときの経験を少し。

スペイン人は、見たところみんなあまり背は高くない。日本人とほとんど変らないかな、と思う。

と、ここまで書いたところで、「統計で見た各国の人々の身長は?」と思い、ネットをいろいろ見てみた。でも、
1.調べた年度が同じでない。
2.調べた世代が統一されていない。
3.結構、古いデータが多い。
などで、よくわからない。

ここでは、自分の身長と比べて見た実際の感覚が一番正しいかな、と思うので、それを頭に入れた上でこの文を書く。

僕の身長は175cm。僕の年代(当年63歳)としては高いほうだ。セビリアの街を歩いてみて、現地の人は平均的に僕より“かなり”低い人が多いと感じた。もちろん、日本と同じで、若い人は背が高くなってきている。

ある公衆トイレで「小」用を足した。手を洗おうとして振り返ったら、直径25~30cmの白い小さな丸い“受け皿”が、丁度手を洗う高さの位置にあった。ちょろちょろと水が出ていたので、手を持っていったら「ジャー」と出てくるセンサーがついているのかなと思ったがなかなか出てこない。

一瞬、故障かな、と思った。いや、センサー付ではなくて、どこかちょっと離れたところに水栓レバーがあるのかなと、探した。そして、数秒後にやっと気がついた。それが、手洗い用のボールではなくて、小便器だ、と言うことに。

その大きさ、設置してある、その高さ。どちらもかなり不自然だ。残念ながら写真を撮らなかった。

大きさ・・・。小さな洗面器ほどの大きさしかない。それがチョコンと壁の途中に単独で張り付いている。

高さ・・・。こちらのほうが問題だ。僕の身長でも、この高さはかなり高い。やっと用を足せるくらいだ。かなりの割合のスペイン人は、おしっこを斜め上に発射しないと小便器に入らないのではないかと思ったくらいだ。――ちょっと大袈裟かな。

でも良かった。そのとき、だれも周りにいなかった。小便器に手を持っていっている僕を見た人がいたら、どう思っただろうか。

そして、もうひとつ気がついた。これは、また別の機会だったが、サッカーを見に行った時にスタジアムのトイレ、音楽を聴きに行ったコンサートホールのトイレ、での事だ。

きちんと数えていないが、気がついてから、じっと様子を観察した。20~30人くらい見ただろうか。「ただ1人」を除いて、残り全員、トイレを出る前に手を洗う人はいなかった。これって???

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