2014年9月5日金曜日

ポルト Porto 旅行記 その1 

【8月23日(土)1泊2日ポルト Porto 旅行の初日】

小さなショルダーバッグ一つで家を出た。家近くのバスストップからも行けるのだが何時何分に出るのかわからないので、親切にもファミリーのセニョールが長距離バスターミナルまで車で送ってくれた。ポルト行きは日に3便ある。乗るのはそのうちの最初の便、10:00発だ。

サンティアゴ・デ・コンポステーラのバスターミナル


バスに乗り込むと、同じ語学学校に通ってる38歳のロシア人がすでに座っていた。同じ便で行って同じ便で帰る予定だと、前の日に聞いていた。彼は自分で切符を買い、ネットでホテルを予約したらしい。




定刻にバスは出発。スペイン内の2都市で客を拾い、ポルトガルとの国境へ。小さな川に橋が架かり、それが国境。特に何があるともなく、スッと通過、ポルトガルに入った。看板の字が若干変わったくらいで、家も風景もそんなに変わらない。ポルトガル内での交通渋滞があったので予定より到着が40分遅れ、さらにポルトガル内でいくつかの停留所に寄ったりしたので、4時間10分もかかって到着。乗用車でノンストップで行くと2時間半で行けるそうだ。

ポルトのバスターミナル。トイレがない。観光案内所もない。
トイレはガードマンに言って、鍵がかかったトイレを開けてもらった。

バスターミナルから市の中心へはメトロ。前日、券売機での切符の買い方をネットで予習していたので、何回か間違ったが何とか無事購入。僕がやり遂げたその様子を見て、「すごい!」と感心しきり。



中心街に出てまずは観光案内所へ行った。ロシア人の英語が役立った。彼はロシアのサンクトペテルブルグにある国際的弁護士グループの会社で働いている弁護士で、イタリア人のボスの下、会社内ではすべて英語で仕事をやっているという。道理で英語が良く出来る。

ロシア語の事を聞いてみると、スペイン語と同じく名詞に男性や女性があり、加えて中性もあるという。日本語と同じで、スペイン語との単語の類似性は全くなく、一つ一つすべて1から覚えていかないといけないので大変だそうだ。英語がかなりできるのでスペイン語を勉強するのも有利だが、2年勉強しているという彼のスペイン語はまだまだだ。

そんなこんなで、二人でなんとなく2日間行動を共にする雰囲気になった。お互いの会話はスペイン語。ちょっとむずかしい表現になると英語になるが、さらに難しくなると僕の方が英語がわからなくなるので、「まあ、いいや」と僕の方が口を濁して済ませてしまう。

現地の人に道を尋ねるときなど、ポルトガル語とスペイン語と英語とさらにジェスチャーが入り乱れる。結局は「ジェスチャの勝ち」という事になる。

腹が減ったので軽食を取ることに。街角のバールに入り「ポルトガルの名物料理は?」と聞いて、ビールやワインと共に」タパを頼んだ。




ホテルにチェックイン、まずは彼のところに。話を聞くと僕のホテルと彼のホテルは結構近いところにありそうだ。カウンターで地図を広げて僕のホテルを聞くと、なんと角を1つ曲がったところにあり、200mも離れていない。なんという偶然。場所を探してくれたホテルマンも「ポルトの街は小さいからね」と言いながらビックリ。

小さな受付デスクがあるだけのエコノミーホテル。

2日間乗り放題、イヤホンでの日本語説明、屋根なし2階建て観光バスのチケットを買ってまずは市内周遊。




そして、歩いて市内散策。



その後、ネットで見た裏町のおすすめレストランを散々探し歩いて見つからず歩き疲れて、とあるレストランにふらふらと入った。結構高そうな感じで、雰囲気が由緒ありそう。メニューを見せてもらったら、やはりいい値段。と言っても一皿20ユーロ以下だったと思うけど。



これがスープ。カクテルグラスの大きなのに入ってる。

なんと言う名の料理だったか?


ところでこの店、帰ってから見たらネットにも出ていて結構有名店らしい。
HPはこちら → 「Majestic Café」 http://www.cafemajestic.com/en/Utilities/Homepage.aspx


夜、ホテル周辺を歩いていたら公園で大きなスクリーンを設置して、アメリカ映画をやっていた。僕が幼少の頃、小学校の校庭で布スクリーンを張って映画をやっていたのを思い出した。



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