日本の街は電柱と電線がいっぱい。せっかく歩道があっても電柱がまっすぐ歩くのを妨げる。上を見上げると、電気、カラオケ、インターネット、ケーブルテレビなどの電線で一杯。
街の景観を悪くし、歩行者・自動車のスムーズな通行を著しく妨げていること事実は否めない。新しく計画された街でも小規模であるほど、電線の地中化は進んでいないように思う。
既に張り巡らされている電線を地中に埋めるには、膨大な費用がかかり、また、保守点検にも、従来以上に経費が必要になるのだろう。
ヨーロッパ諸国ではどうなっているのだろうかと、今回の旅行でスペインのセビリアと、ポルトガルのファロとリスボンを見てみた。
郊外には鉄塔はある |
古い石造りまたはブロックつくりの4階建て造り位が多く、電線は建物の壁に這わせている。建物と建物の間は、と言うと、空中に架っている。
ビルとビルの間に架る電線 |
ビルの壁に張り付く電線 |
都会の新しい建物では日本も外国も同じで、地中化されている。
一戸建ての住宅は郊外のほうにあるようで、中心部ではあまり見なかった。したがって一戸建て住宅地域のことはよくわからない。
電線類の地中化にはいろいろ問題も有るのだろうが、街の景観や道路・歩道の機能性の向上に向けて、日本もがんばって欲しいものだ。
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