2012年1月17日火曜日

海外旅行保険をかける

旅行に限らず健康第一だが、怪我をしたり病気になったときに助かるのが保険。どんな種類があるんだろうか。調べて見た。案外知られていないことがあるかもしれない。今回わかったことも含めて、まとめて見た。参考にしてください。
重要なことですので、この内容はあくまでも参考にして、最終の決断・行動は自身の責任において行ってください。

海外旅行で係わってくる保険、と言うことになると思い浮かべるのが下の4つ。

1.健康保険、国民健康保険
2.海外旅行保険
3.生命保険、損害保険
4.カード付帯保険

保険金が支給される事由を分けてみると、下の4つくらいか。

   A.けが、病気、後遺症、死亡
   B.治療、投薬、手術
   C.通院、入院
   D.救援費用、携行品損害、荷物到着遅延、歯科治療、賠償、弁護士費用、テロ対策、ペット費用

1.健康保険、国民健康保険

日本で治療を受けたときと同額程度の費用は支給される。

医療費は本人が一旦支払い、後日帰国後に健康保険組合請求する。請求期限は、治療費を支払った日の翌日から起算して2年間。日本で被扶養者として保険証が使える人は海外でも本人と同様OK。

海外の医療機関で記入してもらう書類:

診療内容明細書Attending Physician's Statement)
領収明細書Itemized receipt)※月がまたがる場合は、1ヵ月分毎に証明を受ける事

難儀なことに日本語以外で記入されたものは日本語に翻訳しなければならない。

ネットで「海外旅行 健康保険」などで検索すると詳しく解説しているサイトが見つかる。

たとえば「all about」と言うサイトの中の
 http://allabout.co.jp/gm/gc/58198/ 

2.海外旅行保険

大抵の人は入っている事と思う。ツアーだったら催行する旅行社が必ず勧める。空港の自動販売機でも可能。個人的には、死亡保険は、国内で生命保険などに入っているので普通は不要と思う。大事なのは医療費が高い国での医療費と、重病などで現地に救援に行く時などに必要な救援費かなと思う。

3.生命保険、損害保険  今回発見したのはこれ!

何気なく、加入している外資系生命の保険会社のファイルをめくっていたらこんな文言が眼に入った。

海外に長期間滞在される場合――◎◎社の保険は、海外で入院や手術をされてもお使いいただけます。
*電話の確認で、短期の旅行、ツアーでも同じように保険金が支払われる、と言うことだった。(1社のみで確認)

請求に際しては同社所定の「英文入院証明書」が必要との事で早速書類を送ってもらうことにした。入院したときに英文でこれに記入してもらってください、との事。中国語用の書類もあるらしい。

日本の生命保険会社にも電話で聞いてみたところ同様の返事で、入っている保険で入院・手術などの給付金の契約が入っていたら、海外でも適用されると言うことであった。日本国内でのみの入院・手術に限定されていると思っていないだろうか。(1社のみで確認)

4.カード付帯保険

これも結構落とし穴があるので注意。補償限度額以外にも、適用できる条件などカードによりさまざまある。結構、条件はややこしいので、わからないときはカード会社に電話して説明を受ける必要がある。

次のような条件がある場合がある。例をいくつか・・・

日本を出国する以前または出国後の渡航先国内でタクシーを含む公共交通機関を利用し、その費用を当該カードで支払ってその日から3ヶ月間以内を補償する。
○ ツアー代金をそのカードで支払ったほうが補償内容(支払額)が大きくなる。
○ 補償期間は日本を出てから3ヶ月間以内。
○ 病気による死亡保険金がない。

カードを複数枚持っているときの注意点がある。

死亡・後遺障害保険は、それらのカードの内の一番高い額のみが支払われる。
○ 死亡・後遺障害保険以外の治療費用、賠償責任などはべてのカードの額を足した額が最高額となる。
○「法人カード」と「法人以外のカード」は、別々に適用される。

保険と言うのは難しい。誰も約款など読まないのだから。  

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