2012年1月23日月曜日

フィリピン英語留学 初日

7時前に、オートバイの音に起こされた。とにかくうるさい。 
今日は、朝10時に日本人のマネージャーが僕の部屋に来て打ち合わせなどをするのが最初の予定。朝ごはんを食べてないので腹が減ってきたが、とにかく待つことにする。

10時きっかり、マネージャーが部屋に来た。学校内では自分の部屋以外は日本語禁止。建物を案内してもらった。もともと語学学校用に作られた建物らしく、個人レッスン用に40ばかりの小さな部屋がある。生徒用の寝室は25部屋以上。それにキッチンと食堂など。

外にも案内してもらった。外へ出たら日本語OK。スーパーやら、ファーストフードやら、屋台やら、色々並ぶにぎやかな地区が近くにある。ちょっと近くにトライシクル(三輪オートバイタクシー)で移動した。二人乗って17ペソ(30円)。スピードは出さないが、風除けフードが付いていて前が見えない状態なのでちょっと怖い。

12時になって学校での初めての食事。ご飯と、豚肉の肉ジャガ、サラダ、もやしの煮たもの。おいしかった。一緒に食べたのはマネージャーと若い男性生徒の二人だけ。この建物はEBと言う学校の分校に当たるようで、本校が生徒が一杯になったので増設した感じ。僕をいれて5人、それも一人が今日留学を終えて帰国すると言うので4人になる。

1時からと3時からのレッスンは半分以上が「おしゃべり」で終わってしまったが、とても疲れた。聞くのに集中しないといけないし、こちらからしゃべるには語彙が足りない。

超簡単なことをやった。たとえば、
Is this a pen? と言うのに、「いず」の発音が「い」しか聞こえないのでダメ。言い直し!!
と何回もやられた。先が思いやられる。

3時から5時は別の先生でレッスン。

しゃべるのが早い上にKidding! Kidding!と言って話を次から次に繰り出し僕に反応を求める。Kiddinngの意味がわからず、聞くと冗談のこと。本当とも嘘ともつかぬ話で、サルの脳みそを食べる話や、人間の胎盤Placentaを食べる話や、日本人は鯨を食べるがイルカもたくさん食べている、などという。

イルカはあまり食べないと思う、と言うと、「いや、テレビで海岸が真っ赤になってイルカを捕まえている映像を見たことがある、日本人が食べないなら輸出しているに違いない」と勝手に想像して言う。こういう時に日本の食文化をきちんと説明しなければ、と思うのだが今の僕の英語力では難しい。

僕の幼少の頃は牛肉が高く、鯨肉が日本人の蛋白源のひとつ。
今は鯨肉は非常に高価になった。
冷凍技術・保存法などの進歩により昔のように独特の匂いは少なくなっているようだ。
などと、簡単な説明で終わってしまった。

今晩は、帰国する生徒の歓送会を外でやる、と言うことで街に出かける。4人乗りタクシーに無理やり5人詰め込み30分ほど走ったところの繁華街。たくさんの人でにぎわっている。今日は中国人の新年の日、春節のせいだ。中国系の人が集まって食事会をしている光景もあちこちに。



僕たちは、歓送会になぜかラーメン店へ。結構高級ラーメン店で普通のラーメンの2,3倍の値段らしい。僕はスーパーチャーシューラーメンを頼む。380ペソ + 税12.5% (計約770円)。これはいい値段だ。僕は日本でも余りラーメンを食べないので味の評価は出来ないが、まあまあ。


そのあとレストランの屋外席でビール。小瓶3杯で200ペソ(約360円)。

中東で楽しまれている水タバコを連れが頼んだ(336ペソ=約600円)ので試させてもらった。リンゴ、オレンジ、イチゴなどの香りを選んで注文する。肺までグーッと深く吸い込みんだ。タバコを吸わない僕だが、むせる感じはない。ゆっくりと吐き出すとほのかなリンゴの香りがしてきた。「タバコ」と言うんだから、肺にはきっと悪い影響があるんだろう。


歓送会は日本の宴会のように無茶苦茶に飲むことなくおしゃべりをして終わり、夜の11時ごろ帰途についた。
 
寝室の温度は昼の32℃から24℃にまで下がっていた。今夜は眠れるのだろうか。

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