2012年10月1日月曜日

九州最後に諫早を訪ねて帰路に着く

有明海・諫早湾の干拓事業はよくニュースで耳にする。干拓堤防の水門を開けろ、いや反対!などというのをニュースで見るが、もうひとつピンとこない。

そこで、今回の九州旅行の最後に諫早湾の干拓ってどんなんだろうと見に行ってきた。例によって「ただ見ただけ」なんだけど。むずかしい印象とか見分報告とか、そんなのはない。

まず初めに水門を見に行った。僕がニュースをいかに「いいかげんに」聞いていたかを知った。ニュース映像でよく見る、ギロチン式の水門が端から端まで30個とか50個とかいうレベルで設置されているのかなと思っていたのだが、堤防の総延長は9km、湾上部分が7kmもあり水門は陸近くの両側にわずかにあるだけで、残りは土(コンクリート?)の堤防になっていてその上が立派な2車線の道路になっている。
 
海上を延々と7㎞も走る堤防

堤防の東南端の水門2基(1基の幅は20mほど)

堤防の北西端の水門6基

すでに農地になっているところはジャガイモが植えてあったり稲作畑だったり。何も作物が植えられていないような所もたくさんあった。

なるほど、と思い(思っただけ!!)次は資料館見学をして勉強しようと近くの「干拓資料館」に行ったら、月曜日で休館日だった。

水門の脇にある説明書きには干拓事業の正当性を説明する説明書きがあったが、それを反対する勢力もあり、そちらの方の言い分もちょっと読んでみたいなと思い資料館見学をしたかったのだが残念だった。

午後は、いよいよ九州を離れる予定。台風17号の影響で前日の夕方のピーチ航空便が欠航になっていて僕らの便も心配していたが、無事離陸。無事帰阪。

タラップを降りてバスに乗ってビルあたりまで来たが、団体専用のバス乗り場のようなところで止まった。スーツケースは預け荷物として預けておいた。関空での受け取りは、ふつうターンテーブルに乗っかって出てくるのだが、ピーチ航空は違った。バスを降りたところの「路上」といった所にもうすでに置かれていた。番号をチェックするでもなく、これでだれか他人に持っていかれたらどうするんだろうと心配になる。

5泊6日の九州旅行が終わった。

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